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前橋での朗読コンサートと春馬くんのいた場所へ!(一泊二日)


・『日本製』の旅 高崎だるまの大門屋やさんへ(高崎)

・絵本作家の方の朗読コンサート  へ(前橋)
・『君に届け』の時に春馬くんがいた場所へ(足利)
・夜の築地本願寺へ(東京)


2020年7月18日の悲しくて信じたくない出来事からネットをさまよい、その年の11月には春馬くんのことを想いながらの初めての一人旅。鎌倉、土浦、鉾田への偲び旅をした。

同じ頃、命の大切さを語ってくれる絵本作家空羽ファティマさんが月刊『創』11月号にて、春馬ローラから始まり春馬くんのことを大切に大切に語ってくれた。4年間語り続けてくれた。海扉アラジンさんによる素敵な切り絵の表紙と共に。

普通では会うことは不可能な全国のファンの春馬くんに対する言葉もたくさん知ることができたし春馬くんへの愛あふれる想いを共有することができる場になっていった。
『創』という月刊誌は、それまでは社会的な問題に焦点を当てて様々な分野の方々のコラムを乗せている本だったが、2020年11月号からは春馬くんのファンの想いも載せてくださるように。篠田編集長には感謝の気持ちでいっぱいです。

本を読むことにより、この4年間どれだけ助けられてきたかわからない。

今年の夏に絵本作家の空羽ファティマさんによる『超えるもの』という朗読コンサートを開催してくれることを知って今度こそ前橋に行こうと思った。昨年も行きたかったけど行けなかったから。
ただ、私の住んでいる東海地方からはとても遠い。いろいろ考えて東京までは新幹線「のぞみ」で。東京から北陸新幹線「はくたか」に乗り換えて高崎まで行くことに。新幹線を乗り換え!高崎から前橋まではJR両毛線にて近いこともわかったから。スマホで調べるより時刻表の路線地図や時刻をみて調べる事が楽しい。

高崎といえば『日本製』で春馬くんが取材で行っただるまの大門屋さんがあるはず?
行ったことがないから調べた。自宅を5時頃出ると朝の9時30分頃高崎に着く予定。高崎から横川行き、信越本線普通に乗り3つめにある最寄りの群馬八幡(ぐんまやはた)駅へ。歩いて行ける!
ただ時間帯によっては上りも下りも1時間に1本か2本!前橋での朗読会は午後2時からだから考えて乗る電車を決めた。


「はくたか」は金沢行き
ホームに入ってきた「はくたか」


・『日本製』の旅 高崎だるまの大門屋さんへ


東京までは東海道新幹線「のぞみ」で。乗り換えて、北陸新幹線「はくたか」に乗る。ホームで待っている間に青森行きの東北新幹線も出発していた。春馬くんが、イメージキャラクターになり東北でのCMもあったことを思い出していた。

高崎に着くと駅にはだるまやぐんまちゃんが飾ってあった。忘れていたけれど。春馬くんははるか昔の朝ドラ『ファイト』ではメガネをかけてカメラの好きな中学生の岡部役で出ていた。場所は高崎だった!私は『ファイト』は見ていたけどまだ春馬くんのファンにはなっていない頃。

目はまだ入ってないだるま!
群馬のイメージキャラクターぐんまちゃんとだるま

今しかお昼ご飯が食べられないので、高崎駅構内にある蕎麦屋さんでかき揚げ蕎麦を食べた。一人でも入りやすいお店だった。

信越本線を探して乗った。ほとんど乗る人もいない。ずいぶん発車まで待った。
すぐに到着。3つめの駅、群馬八幡駅(ぐんまやはたえき)で降りる。


行ってくるよ!
群馬八幡駅


雨はやんでいたけどちょうどタクシーが1台だけ止まっていたから往復をお願いして乗った。けっこうな距離があったから乗って正解。
大門屋さんに着いたのでお店の外で待っててもらい中へ。

だるまがいっぱい!
真ん中の小さい紫のだるまを購入
大門屋さんの玄関

途中タクシーの運転手さんが電車の時間を教えに店内に来てくれた。運転されているときはわからなかったけど。思っていたよりとても背が高く、思わず身長をお聞きしてしまう。178センチとのことでした。春馬くんの身長と同じ!私は158ぐらいだから見上げる感じなんだな〜と想ってみた😆🌸
紫の小さいだるまを購入して背面には「春馬」と字を書いてもらった!家に帰り願い事を決めたら片目だけ自分で目を入れる!叶ったらもう一つの目も入れるらしい。
だるまさんを受け取り、また群馬八幡駅に戻ってもらい電車を待った。
私にとっては遠い遠い場所。それでも来れてよかった!


駅に帰ってきたよ!


願い事を決めたら片方の目を入れ叶ったら両方の目を入れるとのこと
お店で書いてもらった!

高崎駅ではコインロッカーにスーツケースなどを置いてあったから出して今度の目的地へ向かう。


・絵本作家の方の朗読コンサートへ

 前橋で開催される朗読コンサートに向かうために高崎駅からJR両毛線で前橋駅へ向かった。

朗読コンサート「超えるもの」。会場は普段は結婚式もできる場所。


海自用から見えた初めての利根川とやっと咲いた彼岸花
おしゃれな外観

絵本作家の空羽ファティマさんを中心とした演奏者の方と、ダンスをされる方々との朗読会。
今回はテーブルを取り払い会場の真ん中を丸くあけて周りに丸く椅子を配置されていた。
私は少し遅れるかもしれないということで席を取っていてくださった。他にも何人かの方の名前が椅子に置いてあった。参加される方の年齢は子どもさんから高齢の方まで様々。途中盲導犬と共に参加される方も。この会は、初めての参加だったけれど、わけ隔てなく人と人との触れ合いを大切にして垣根がないな〜と感じた。子どもを育てること。うちの子どもだけでなく縁あって共にいることになったらまたそこでの触れ合いを大切にする。人類みな兄弟?友だち?という信念を普段からされている方々だと思った。
愛がいっぱいのファティマさんとともに可能になった朗読コンサート。ファティマさんの朗読の合間に自由なモダンバレエ、クラッシックバレエなどで表現する方。コンサートはキーボード、チェロ、尺八、コントラバスなどの演奏が奏でられていた。朗読に音楽やダンスが入るとても贅沢な時間だった。
終わった後に心に残るのはやはり人と人の間にある「愛」の大切さだった。
私もそんなことを理想だと思っているものの自分の行動としてどれだけできるか?ということを自問自答していきたいと思った。
朗読コンサートが終わり、皆様にお礼を言ってまた前橋駅に向かった。


・『君に届け』の時に春馬くんがいた場所へ


今日の宿泊先は足利市のニューミヤコホテル。ここは映画『君に届け』の時に春馬くん達が泊まっていたホテル。
昨年の秋に『足利学校』に行ったときはJR足利駅から降りた。ニューミヤコホテル隣の足利市駅は東武鉄道。JR足利駅から東武鉄道足利市駅は渡良瀬川を架かる橋を渡って歩いて15分くらい離れている事がわかった。

JR前橋駅からJR両毛線に乗ればJR足利駅までは1時間ぐらい。今回は東武鉄道の足利市駅に行くために伊勢崎駅でJRから東武鉄道に乗り換えが必要。
けっこうな時間乗り無事に初めての東武鉄道、足利市駅に到着。


東武鉄道 足利市駅

ホテルはほんとにすぐ隣。チェックインするときに『君に届け』の時に書いてくれたサインをみせてもらえた。

チェックインして部屋に荷物を置きすぐ隣にある居酒屋さんで夕食を食べに行った。朝からたくさん歩いて喉がとても渇いたのでビールと共に!

アジとカキフライとアサリの酒蒸しを


今日は自宅を朝5時頃出てきたので入浴後すぐに寝付けました!

朝起きて。朝食のバイキングを食べるために9階のラウンジへ。 
そこは渡良瀬川と橋がよく見えるガラス張り。食事をする前に職員の方にすぐ近くに見える中橋は今日までということを教えてもらった。少し高くして隣に新しい橋をかけるとのこと。橋には両側歩道があり向こう岸に歩ける。向こう岸には今日桐生駅に行くためのJRの足利駅があるのでぜひ歩いて渡ってみようと決めた。


ニューミヤコホテル9階のラウンジから見えた中橋

朝食バイキング

まず大きな荷物をホテルに預かってもらい出発!
今日で最後の中橋を渡り、まずJR足利駅に向かった。思ったより早く15分ぐらい歩いて着いた。途中左手に昨年初めて来た『足利学校』の門も見えた。


2回目のJR足利駅

今日行くところは『君に届け』の中で風早くんと爽子ちゃんたち、4人がラーメンを食べた場所、中華『50番』。調べたら12時から営業ということだったので今行っても早すぎるため迷った挙句もう一つのロケ地『足利公園』へ。歩くには少し遠すぎるとホテルの方にお聞きしたので駅前のタクシーに乗ることに。足利公園に着くと八雲神社もすぐ隣にあることがわかった。映画の中でいくつか出てきた場所✨️用水路の橋のあたりで待ち合わせしたらしい場所も偶然見つけた!

ロケ地の八雲神社
風早と爽子が待ち合わせしていた場所


運転手さんには待っててもらい写真を撮らせてもらった。気配探しの旅をこの4年間してきたけれど。どうしても公共機関でいけないときはタクシーにお願いすることがある。どのタクシーの運転手さんともお話するのが楽しい。それぞれの地元のお話が聞けるし。タクシーの運転手さんの人柄が楽しい。職業柄だと思うけれどやさしい!

運転手さんとお話しているうちに、今でも色々な作品でロケ地として使用されている廃校になった高校にも行くことに。『君に届け』でロケをした場所。
ずいぶん前だけどここに春馬くんがいた!


風早春馬くんがいた場所


JR足利駅に戻り両毛線で今度はJR桐生駅へ。


初めての桐生駅の北口


桐生駅は、思っていたより街でした。
スマホを片手に中華『50番』へ。とてもわかり易くアーケードがある道路沿いの歩道を歩いた。大通りから少し入ったところにお店があった。


『君に届け』のロケ地になったお店

入口から入るとすでにお客様が何人かいらっしゃった。
皆さんのお話を聞いていると、少し前まで店主の方の具合が良くなくお店を閉めていて9月28日ぐらいから営業を始めたらしい。お客さんが帰られる時に少しずつでもお店やってね!とそれぞれの方が声をかけておられた。地元の方々に愛されているお店だとわかった。自分で注文をしにレジ前に行き、お水を入れて来た。メニューや営業日も変わったとのことでした。


新しいメニュー表と営業日


ラーメンはもう作っていなくて、メニューを減らして営業をされるとのこと。定休日は水曜日と日曜日。私は29日㈪に行ったのでたまたま営業していて入ることができた。今あるメニューから、昨年足利市で食べたかったソースカツ丼を注文。
丼が来たときにお店が愛される理由がわかった。何枚もの柔らかいソースカツがたくさんのっていた。お客様の中には食べきれず、お持ち帰りの人も。

大盛りのソースカツ丼✨️

ラーメンは食べられなかったけどソースカツ丼はとても美味しかった!
店主の方が高齢になったためにむりなく営業をしていく様子でした。それを地域の方々がさりげなく支えていくような。

食べ終わりお代を払うときにレジ前には春馬くんの写真がいくつか貼ってあることに気がついた。

ファンの方が持ってきてくれた?
その当時のボスターも!

お腹いっぱいになり店主の方にお礼を言いお店を出ました。
また来た道を戻りJR桐生駅の北口へ。道路両側にはアーケードがあり各個人店が並ぶ街。都会ではないけれど暮らしやすい街だと思った。

今回の旅は一泊二日。午後4時過ぎの東武線足利市駅より電車で帰路につく予定。
まだ時間があったので、JR足利駅で降りてから昨年の秋に初めて行った『足利学校』に行くことに。昨年来たときに昼食を食べたとんかつ屋さんのヒレカツとエビフライの御膳が美味しくて時間が合えば食べたい!と思っていたけど。もう駅前のその店はなくなっていて駐車場に変わっていた。一期一会の出会いというものはあるんだな〜と想う。

昨年来たときは遠いからもう来ることはないと思っていた『足利学校』。ここも春馬くんが『日本製』の取材で訪れた場所。電車の時間までゆっくり散策した。
平日なのでそれほど人もいなくてほんとにゆったりと過ごすことができた。
今日は青空になることもあり散策日和になった。


足利学校の門


孔子様
室内から


相田みつお氏の言葉


足利学校内に展示してあった足利市出身の相田みつお氏の「受け身 〜負ける練習〜」は今読んでほしい!相田みつおの言葉として紹介されていた。生きていくうえで大切なことだと思った。

『足利学校』内でゆっくり過ごした。
昨年体験した「宥座之器(ゆうざのき)」ももう一度体験。真ん中のバケツのようなところにひっくり返らないぐらいのちょうどいい量のお水を入れる!
今回はうまく入れることができた。ちょうどいい塩梅の考えや行動が大事?
いつもそんなふうにできなくてもそれを目指すことは大切だと思った。


宥座之器

午後3時ぐらいに「足利学校」をあとにしてそこから東武鉄道 足利市駅に向かった。そこからは10分ぐらいで着く。
今日で最後になる中橋をまた渡る。下の川は渡良瀬川。腰あたりまで川に入り魚釣りをしている方が何人かいた。鮎が釣れるのかな〜?

足利市駅に着いてすぐ隣のニューミヤコホテルに預けてあった荷物を取りに行き電車を待った。
今回初めて乗る電車は足利市駅〜浅草駅まで直通の特急電車。「リバティりょうもう」浅草まで乗り換えなしで1時間20分ぐらいで行くことができる。全指定席らしいので前もってネットにて特急券を購入しておいた。
1日歩き続けたし、荷物も増えたのでとても便利で楽!


 東武鉄道の特急電車「リバティりょうもう」


いくつかの駅に停車して終点、浅草まで行った。浅草に着いた時点で、余力があれば築地本願寺まで行き春馬くんにご挨拶していこうと思っていた。
結果余力があったので、荷物を新橋駅のコインロッカーに入れて向かった。夜の築地本願寺に行ってみたかったけど。門は閉まっていた。
 暗くなっていた築地本願寺を歩道橋から撮り、諦めて東京駅に向かった。


日が暮れた築地本願寺


平日だったために仕事帰りのラッシュに遭遇した。どこの駅も混んでいた!
私は何をしているんだろうか?どこを彷徨っているのか?とも思うけれど。
春馬くんの気配探しをしているときはどの行動も春馬くん共にいるような気持ち。

これからもそんな感じで旅を続けたい。この4年間で在来線などを乗り継いでいく楽しみもわかるようになった。
春馬くんが同じ世界にいないことは悲しくて仕方がないけれど。旅の楽しさも教えてもらえた気もする。

足利市駅から浅草駅までの特急電車から偶然見えた夕日だったり。旅の先で偶然お会いした人たちとのお話だったり。
知らなかった景色を見つけることだったり。
春馬くんのいた場所や気配探しをしながら、そんな楽しさと出逢うことも旅の楽しさになっている今の私です🌸🐎
今回の旅もそんなことを思いながら新幹線のぞみで帰路につきました。


特急「リバティりょうもう」より見えた夕日





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