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弱さを受け入れているひと
9月も最終日。明日から10月。
信じられない早さで時が過ぎていく‥
こどもは信じられないスピードで成長し、
毎日驚きと嬉しさと、少し寂しさ‥
あんなに自分で着替えてくれたらいいのに、
自分で食べれるようになったら楽になりたいと
思っていた日のに…
一番下の娘が4歳になりもうそれは
終わりかけている。
こどもとは晩御飯の時、眠りにつく時、
1日の中ではこの時間によくお互いのことを話すようにしている。
10歳の長男が昨日眠りにつきながら話してくれたこともとても私の胸には響いた。
「ぼくはもっと心が強くなりたい」
詳しくは書かないけれど、
はじめて口からでた言葉だった。
弟と妹が寝た後を待ち、話してくれた。
今までの自分の感情を振り返り、考え、
やっとでた言葉のように感じた。
その言葉を発することさえ、勇気がいったのは声の小ささや詰まりから、すぐに感じとったこと。
こんなことで寂しいと思ったらいけない。
弟と妹の前で強くありたい。泣いたらいけない。
これは想像でしかないが、そう彼の中で兄としての価値観は育っているのだろうか。
10歳だから‥もうお兄ちゃんだからの私の色めがねにも気づくきっかけになった。
自分の弱さを感じた瞬間に私たちは見ないようになかったことのようにするのが上手だと、わたし自身の経験から感じる。
その方が傷つかず、傷ついていないように振る舞い、その時をやりすごせるからである。
護らなければいけない人がそばにいたり、ある程度の肩書きが増えてくると、弱さを受け入れるという暇もなく、どこか自分を奮い立たせ"強がる"ことが上手になるのかもしれない。
それもあっていい。
みんな一生懸命に頑張って生きているのだから。
ただ、強くあることに苦しさがやってきたら、弱さを一度抱きしめてほしいと思う。きっと楽になるから。と私の活動の原動力はこのことだ。
言葉にしてくれたこと、とっても心が強いこと。
大人でもなかなかできないことなんだよ。
と私はお兄ちゃんに話した。
まだ弱いと思うんだよね。
いつかきっと強くなる。と言葉をかけた。
弱さを小さくも言葉にした彼はこれから強くなるだろうな。心の底からそう思ったから。
お兄ちゃんは何も言葉なく、背中を撫でていたのが心地よかったのかもう寝ていた。w いつまでも本当にかわいい。
自分の内にある弱さはあっていいんだ。
どんな気持ちもあっていいんだ。
どんなぼくも、わたしもいていいんだ。
そんな子育てと、私の自分育てをこれからもこりずに。こうした時間を大切にしていきたい。
外林 春世
産後ヨガ講師
Self love kids 自己肯定感認定講師
主な活動