サッカーの認知とは。認知フットボール。
フットボールに置いてフィジカルは議論し尽くされている分野である。
プロ専属のフィジカルコーチである私は断言できる。
ハイインテンシティのプレーが要求される現代のフットボールにおいて、最重要視されるのは認知力であり、戦術理解度であるのは疑いようがない。
認知フットボールの発起人である私の最先端の知見をここに記す。
最先端の認知フットボールを肌で感じ、実践して欲しいのが私の願いだ。
『FC pSols 認知フットボールプログラム』
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タイリーグのランパーンFC所属 地頭薗雅弥選手
フットボールにおける「認知力」とは
・正確にプレー空間を認識し、的確に言語化できる
・脳内でプレーのシミュレーションが的確に行える
・よどみなく、スムーズにプレーを実行できる
・コミュニケーションを正確にとれる
・プレーの実行に必要な注意を上手に使える
認知力とはフットボールにおける認知、分析、判断、実行の全てに含まれる要素である。
前途の空間認知(身体外認知)で重要なのは正確にプレー空間を認識し、的確に言語化できる能力である。
近年のフットボールにおいて、<ポジショナルプレー>や<ハーフコート>に代表されるように、ポジショニングの重要性が再認識されている。
そして、チーム・個人戦術として「認知力」が提唱されている。
プレー実行までを分類すると大きく3フェイズに分けられる。
・正確にプレー空間を認識し、的確に言語化できる (前提)
・脳内でプレーのシミュレーションが的確に行える (過程)
・よどみなく、スムーズにプレーを実行できる(実行)
認知の過程
認知:どのように捉えるか
視覚情報を後頭葉でイメージとして再現する。
分析・判断:脳内で視覚情報としてイメージされたものをシミュレーションする。
判断・実行:脳内でシミュレーションされたものを判断し、筋肉へ指令を出す。プレーの実行。
フットボールにおいて、様々な過程でエラーが生じることが多く存在する。
そのエラーを修正するのがプレーの認知・シミュレーションである。
プレーの認知・シミュレーション
プレーの認知・シミュレーションするには、言語化が重要となる。
観たものを「言語」に置き換えることが認知において最重要視される。
人間と動物の脳で同じか。
人間の脳で最も発達しているのは言語野だ。動物は見たまま、物を捉える。
あなたは、このサッカーボールを見て何を考えるだろうか。
”日韓ワールドカップのボールだ。” ”昔持ってた。” ”あのデザインかっこいいよね。” ”鈴木のゴール興奮した。”
これが人間が持っている"意味付け"である。
"日韓ワールドカップのサッカーボール"
この"言葉"でひとそれぞれ、様々なシーンを連想するだろう。
これが認知のフェイズで最重要視される『言語化』だ。
視覚情報の再現とは『言語化』がキーワードとなる。
プレーの分析
分析のフェイズに移るには、視覚情報の再現、言語化、そして行動の客観視が重要となる。
行動の客観視はプレー空間の認識の種類を知っておく必要がある。
フットボールにおけるプレー空間の認知の種類
フットボールにおけるプレー空間の種類は
・身体空間認知
・身体近傍空間認知
・身体外空間認知
・ 身体空間認知
"思ったように身体が動いた"
フットボールで体感した経験があるはずだ。
自身のプレー映像を観て
”思ってた動きと違う"
との経験も誰もが持っている経験のひとつだ。
これは身体空間認知のエラーにより生まれる。
・外部から観察した情報と内部の情報とが異なる
・身体を具体的な精度で制御できていない
・行動の客観視が難しい
・関節を力みや張りで理解しようとする
これは、自身の身体の運用ルールから外れていることに起因する。
身体認知をどのように感じるのか。
・身体図式:長さや太さなどの実際の身体の構造を脳内で再現
・体性感覚イメージ:実際の身体の運動による変化とその予測
・視覚性運動イメージ:運動の客観視による情報の省略
・身体イメージ:行動における身体活用の意味的な省略と分類
プレー空間認知は身体の感覚で認知される。
・体性感覚(身体の感覚):頭頂葉 → 脳の中の身体
・視覚:後頭葉
・聴覚:側頭葉 脳の中の外部世界
・嗅覚、味覚など:島
この身体認知と視覚の情報は脳内で情報変換される。
知覚運動連関(視覚・運動の相互情報変換)
これは、客観視との言葉で説明される。
・正確な視覚・運動から生じる情報は、運動発達・学習の観点から、他の情報との相互関連性を有する。
・言語化による意味の生成によって、身体化の基礎となる情報変換の基礎は今までの経験によって創られる。
自身の身体運用ルールを理解するのが身体認知である。
・身体近傍空間
・身体外空間
これらの経験された様々な感覚情報は、それぞれの対応する脳の各領域である視覚、聴覚、体性感覚、味覚、嗅覚という情報として受け取り、プレーに必要な情報変換される。
それら蓄積された情報は、新たなプレーの必要性に応じて、脳内でシミュレーション。
プレーの予測を行うため、各情報を交えることとなり、それらの推測から精密なプレーシュミレーション(予測)を構築できる。
・予測できない行為は経験による情報の蓄積が乏しいため、変換が難しい。
これらをトレーニングするのが、『FC pSols認知フットボールプログラム』だ。
ハイインテンシティのプレーが要求される現代のフットボールにおいて、最重要視されるのは認知力であり、戦術理解度であるのは疑いようがない。
・認知のフェイズにおけるトレーニング
・空間認知分類におけるトレーニング
『FC pSols 認知フットボールプログラム』
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企画 : FC pSols
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