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効果的な学習過程から導くパフォーマンスアップ

sunny's labに参加して自分が興味のあった話を深堀して話していきたいと思います。

今回は”学習”について考えていきたいと思います。


よくコーチの助言にて選手のパフォーマンスアップが図られた場面は多くあります。
陸上競技、特にフィールド種目の試技間にはよく選手とコーチが話している場面が多々あります。


ドーハ世界陸上で日本初の8位入賞を果たした橋岡優輝選手です。

1回目7m90cm台の後、2回目で動きを修正して8m07cmを記録して決勝進出を決めた動画です。
この映像を見ると1回目跳躍した後にコーチと入念に話している場面です。


ここでは何をしているのか
きっと今の試技の身体状況等を説明し、より良い動きにはどうすればよいのかという指示、つまり言語によって選手に良いイメージを与えていると考えます。

選手は視覚的なイメージ、コーチからの専門的意見と自分の身体イメージを照らし合わせて、良いイメージを構築して次の跳躍に臨みます。

助言により運動学習が促されて、良いイメージが構築される。

”学習は経験を生む”

”良いイメージを経験する”


これだけで身体の動きは変わり、パフォーマンスがアップすることは多くあります。

良いイメージとは何でしょうか?

そこで効率的な学習過程を考えながら思考していきたいと思います。

認知教育と学習過程より、
”学習は新しい経験を生む”
とあります。

サッカーは刻一刻と状況が変わるスポーツ、意識下と無意識下の動きが混在しています。
その中で過去の成功体験からプレーを選択することが多いと思います。

プレーを変えていくには新たな経験をつけていかなければなりません。
”学習は新たな経験を生む”
学習することによって経験を築いていくことがパフォーマンスアップにつながると考えます。

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