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お悩み②怖がって行動できない
冬になると怖がることが増えた次男
最近、次男が「トイレに付いてきてほしい」「洗面所に一緒に来てほしい」と言うようになりました。
家の中でも一人で行動するのを怖がるのです。
実は次男、怖いテレビや動画を見るのが大好き。
昼間は「怖いけど面白い!」と夢中になっているのに、夜になるとふと思い出してしまうのか「怖い」と言うように…
夏にはこんなに怖がることはなかったのに、寒くなってきた最近、多くなってきたのはどうしたんだろうと不思議に思っていました。
寒くなると怖がりが増える理由
中医学では腎は冬に影響を受けやすいと言われています。
「精」は生命活動を維持するエネルギー源であり、成長や発育、生殖活動に作用します。その「精」を貯めているのが『腎』。
腎が弱ると頻尿・尿失禁などの尿トラブルや怖がりやすくなったり、驚きやすいなどの気持ちが強くなってしまうのです。
子どもはまだまだ腎が未熟であるため、寒さが強くなる冬に弱りがちになるのです。
最近の次男の怖がる様子を見て、性格の問題ではなく腎が弱っていると気付きました。
怖がり対策
中医学の知識を基に体を温めたり、元気を補ったりする食べ物を意識的に取り入れることで、心と体を整えてみようと考えました。
①腎を補う
②乾燥しやすい体に潤いを与える
③体を温める
④「精」を作るために気や血が必要であり、気血を作る「脾(胃腸)」の力を高める
⑤作った気や血を全身に巡らせる
オススメ食材
上記の作用を持った食材を調べてみると次のようなものがあります。
①腎を補うもの
黒米、黒豆、山芋、さつまいも、にら、ブロッコリー、栗、くるみ、黒ゴマ、えび、鶏肉など
②体に潤いを与えるもの
さつまいも、黒米、豆腐、アスパラガス、エリンギ、大根、にんじん、みかん、りんごなど
③体を温めるもの
にら、えび、まぐろ、シナモン、クローブ、羊肉など
④脾(胃腸)の力を強めるもの
黒米、ハトムギ、さつまいも、山芋、大豆、白菜、人参、ブロッコリーなど
⑤血の巡りをよくするもの
こんにゃく、黒豆、玉ねぎ、にら、鮭、いわし、黒砂糖など
最後に
次男は好き嫌いが多いけれど、食べられる食材を積極的に取り入れながら腎の力を強めていきたいと思います。次男に変化があればまたnoteでお伝えしたいと思います。 同じように「怖い」と感じているお子様がいるご家庭に、この情報がお役に立てれば嬉しいです!