絵を描くことが好きだった 上手くはない。 中学で家にあったカメラに夢中になった フィルムのコンパクトカメラ。 特別古いとか一眼だとかそんなのじゃない ただのカメラ。 芸術系の高校に入っていろんな芸術に触れてみた。 結局選んだのは写真。 シャッターを押すことで自分を表現できる写真に魅了されていた。 高校卒業後は写真の学科に通った。 暗室漬け。フィルムの匂い、アンモニアの匂い、汚れた白衣、最高の毎日。 卒業後はウェディングのカメラマンになった。 ちょうどf