『Google Play Pass』に手を付けてみての雑感
◆Google Play Points
Google Playストア内で電子媒体の商品を購入したり、ソシャゲで課金すればおまけとして手に入るポイント。それがGoogle Play Pointsだ。
ポイント1pt=1円のレートであり、100ptからウェブマネーに交換することが可能だが、一部ゲームではそのレート以上の価格で特殊なアイテムや有償石をもらえたりする。かくいうぼくも、塵も積もれば山となる理論に伴い、コツコツ溜めている。
最近はあまりソシャゲで課金していない。
が、毎週金曜日0時に更新されるウィークリーアワードで獲得できるポイントをコツコツ溜めている。
もらえるptの額数はランダムかつ中途半端な端数(2,3桁)が大半なのだが、500ptもらえたことが過去にあるので、寧ろやらないほうが損するわけだ。そんな大額は当たったらラッキーの精神でやればいいので、今週も気軽に回していたら、
へえっ!?
◆Google Play Pass
何事かと思った。
「!!!!!!おめでとうございます!!!!!!」と胡散臭いメッセージが出てくる詐欺ページかと思ってしまったが、これはあくまでGoogle Playのアプリ内だから有り得ないし、そも天下のGoogleがそんなガバガバセキュリティなのは大問題すぎるだろう。念の為ググったら、これを引いた人はぼく以外にもいるそうだ。が、本当に使ってもいいのかこれ…??
Google Play Passとは、要するにサブスクのひとつである。
月600円(年5,400円)であらゆるゲームアプリ(基本無料のソシャゲではなく通常買い切りソフト)が使い放題というもの。通常は初回1ヶ月はお試し期間として無料なのだが、今回3ヶ月無料になった。8月中旬までか。
このサブスクの存在自体は以前から知っていたのだが…
う~ん………
◆キラータイトルの不在
大変恐縮ではあるのだが、やってみたいゲームがなかなか見つからないので、正直貰ってもあまり嬉しくない。
もっと言うならば、「これがイチオシ!!まずはやってみて」と主張するようなキラータイトルが何なのかイマイチ分からない。
このスクショは無料で遊べるゲームの代表例だと思うのだが、FF7と信長の野望しかマジのガチで知らない。
FF7はもう何周も遊んだし、他のゲーム機でも遊べるから唯一性はない。信長の野望は個人的に興味がない。
勿論これ以外のゲームもあるので探してみたのだが、案の定知らないタイトルばかりだ。というか、明らかに洋ゲーなソレがほとんどを占めている。それはそれで、スクショを見る限り、自分の時間を削ってまで面白そうだなあと思えるゲームがなかなか見つからなかった。
無料でゲームを遊んで楽しむ以前に、面白そうなゲームがないかと積極的に探し回る有様になっている。それはそれでどうなんだ…
別にぼくはネガキャンをするつもりはない。断じてない。正直な意見を徒然と述べる、ただそれだけの話だ。
だが、Google Play Passって日本では成功できているのか?と気になってしまった。海外はともかく、明らかに和ゲーと言えるものが少なすぎではないのか?それはそれでいいのか?
そして、3ヶ月間無料券ってあまり儲かっていないことを示唆しているのでは…とごく勝手なことを思ってしまった。本当にぼくの勝手な想像だからか軽く流してほしい。しかし、これが魅力的なサブスクで月600円払う価値があるのかと言われるととても首を縦に振り辛い。それ以下の価格でも加入する気はしないな…
あくまでAndroid対応なので、ニンスイオンラインやPSplusといったサブスクと比べると遊べるゲーム、スペック、そして魅力が劣るのは否めない。だが、「これもサブスク対象にしていいのでは?」と思える買い切りゲームはGoogle Playにも存在しているのだ。
FF7以外のFF、ドラクエ、クロノトリガー。逆転裁判シリーズ。最近ならプレイ動画の配信規制が解禁されたダンガンロンパ。STEINS;GATE。その他多くの買い切りゲームがある。
勿論全部をサブスク対象にするのは相当厳しいし、なかなか言いづらい諸々の事情もあるだろうが、勿体ないんだよな。せっかくのサブスクなのに現状魅力がなくて宝の持ち腐れになっている。忌憚の無い意見である。
◆とりあえず気になったゲーム
とりあえずFF7を落としてみた。
リメイク第2弾(リバース)はめちゃくちゃ楽しみにしているし、遠い未来リメイクが完結したら元祖FF7をやり直したい気持ちはあるのだが、今はいいや。とりあえず、動作確認的なものとしてインストールかつ起動してみる。
仮想ゲームパッド形式。過去にFF9とドラクエ5のAndroid版をプレイしたことがあるのだが、案の定遊びづらくて、本作も…う~ん…
なおAndroid版は設定から最強状態にできる。
この仕様はプレステ4版やニンスイ版でも確か可能だった気がする。他のナンバリングでも大抵最初から最強仕様にできる公式チートが搭載されていたな。
リミットブレイクレベルを変更するとゲージが初期化される仕様は変わらずなのだが、再び最強状態にすればゲージMAXにできる。…といっても、これはこれでゲームにならないので初回プレイじゃなくても自重すべきだな。
以下、「まだインストールしていないけどいつかやってみようかな」と気にしているゲーム。
『DEEMO』は劇場アニメになっていたことだけは知っていた(確か『ダイの大冒険』のアニメ枠でCMが流れていた)のだが、元々は台湾開発のゲームで、リリースは2013年と10年前なんだな。
音楽を題材にしただけあって、ジャンルは音ゲー。音ゲーは下手の横好きなので、いざプレイしたらやめ時を失う可能性がぼくにはある。
『レイジングループ』は人狼を一人用ADVにしたようなもの。
前々からタイトルは知っていたし、評判がいいので気になっていた………のだが、なかなか手を出そうとする気にはならなかったケースだ。自分にはそういうのがありすぎる。うーん、今すぐやりたいかと言われると、うーん。
なおVita、プレステ4、ニンスイ、Steamでもリリースされている。シナリオライターがFGOの虚数大海戦のシナリオを担当したことも話題を呼んだ。
ナンプレは割と好きだったりする。シンプルな数字当て推理ゲームだし、試行錯誤するのが好きだし、すべて数字が埋まった達成感がたまらなく好きだ。Passを使ってまでプレイする価値があるかは分からないが。
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とりあえず、うん。片手で数える程度だなあ。
「今はタダだから別にいいけど期限切れが近づいてきたら解約するよ」というスタンスである。というか、魅力的なサブスクになってきたと感じられたのなら再導入すればいいだけの話だ。いずれそうなることを秘かに楽しみにしよう。
FF8リマスター版が対象になったら本格的に検討します。