【チェンソーマン】アニメ第2話「東京到着」感想
ノーベル賞受賞予定アニメーション、チェンソーマンの第2話今週も最高だった~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!MAPPAサイコ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!デンジくんかわいい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
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◆サクサク進んでいく第2話
今週第2話は原作1巻収録2話~5話途中までがアニメ化された。ページ数を換算すると大体60ページくらい?1話と同じくらいだろうか。
想像していたよりもサクサク進んで驚愕させられた。放送6時間前に公開された2話予告からそこまで進む予感はしていたが。勿論一気に3.5話分も進めばカットせざるを得ない部分もあるのだが、それは後述にて。
出来は相変わらず最高だ。満足だ。今すぐにでもノーベル賞取ってほしい。ただちょっと生き急いでいるような気がした。ジェットコースター感覚になっていて、そこまで余裕たっぷりではない。アニオリ描写はさらっと挿入されたが。
本アニメ版は原作5巻途中までを1クールでやると考えられるので、あまりモタモタしていられないのは分かるし、特に1巻分はスロペなのは否めない(癒しパートだから特に何回も読み返したけど!!)からサクサク進んだ方がいいのは分かる。TVアニメもジャンプも序盤の掴みが重要だ。
今回も台詞や演出が思っていたのとは違っていた。それは134ではなく20回くらい見返した前回1話でも感じられて、だがそれは何度も見返すうちに「ま!これでいいか!」となんでも擁護するチェンソーマン信者特有の適応力の高さが発揮して受けられたので、きっと今回もいずれそうなるだろう。
特に思ってたのとなんか違うなと感じられたのは汎用性の高いデンジくんの名台詞「まあいいか!!よろしくなあ!」があっさりめだった。あっさりというか、予想していたほどテンション高くない感じ?
そこは原作だと如何にも漫画らしい演出だったし、映画を観ているような雰囲気つくりの本アニメ版だと浮いてる…す…すげえ…なことになりそうなので、こうなるのも分かる解釈ではある。勿論これはこれでアリだ。が、やはり気になってしまった。我ながら面倒くさい視聴者で申し訳ない気分です。
「胸揉んでみてえ…」もポチタが喋ったとき同様に間が欲しかった。これ以上バンバン挙げるとぼくは厄介の魔人に転生しそうなので、なるべく「まあいいか!!よろしくなあ!」の精神で生きたい。
◆大胆に再構成された原作第2話分
原作2話「ポチタの行方」にあたるパートは特に再構成が大胆に目立っていた。アバンでデンジくんとマキマさんの車内での会話が原作通り始まるのだが、早速マキマさんがデンジくんに名前を尋ねていた。そして「返事は「はい」か「ワン」だけ。いいえなんて言う犬はいらない」と辛辣なことを言い出してくる。
原作のあの台詞を早速持ってくるとは…
マキマさんからいきなりこう言われると、マキマさんは原作よりもきびしめな女性という印象を受けた。この後パーキングエリアで朝食を食べようかお金は私が出すよと優しい事を言われ、原作通り「好き」とちょろかわいくなるデンジくんが見られる。実は原作とは流れの順番が逆になっている。
ただ今回、一部シーンをカットせざるを得ない事情とはいえ、再構成したことでなるべく原作に近い少し理不尽な怖さが再現されたように感じられた。原作だと上げて下げるのに対し、本アニメ版は開幕下げてから上げるといった感じだ。これはこれでなかなかアリな構成だ。
でもその結果、デンジくんが原作以上にクッソちょろくなったように見える。怖いこと言われたのに優しく上着渡されて「好き」とか掌返しが華麗すぎだよ!
その一部カットの事情はなんなのかと言うと…
2話で闘うはずだった筋肉の悪魔の出番がカットされた。
Twitterトレンドでも見られた5文字。アニメ初見組だと完全に存在しない記憶と化す。
ここで初めてマキマさんがデンジくんに名前を尋ね、飼い犬のように悪魔討伐してきてと命令するし、上述した怖いことを言われる。おまけに朝飯よりも討伐優先だから尚更厳しい。民間人が悪魔に襲われてしまったので、朝飯どころじゃないのは分かるのだが…
原作2話は当時は正直あまり良い評判は聞かなかった覚えがある。壮絶なカタルシスを感じ取れた1話と比べると大人しい回で、勢いが落ちたとも言えるからだ。というか、そこから数話は登場人物や世界観の紹介も兼ねたからか大分大人しく、上述した通りスロペ気味になっている。本アニメ版はそれを解消させる意図を感じる。
勿論この2話そのものは外せられないのだが、筋肉の悪魔戦は絶対いると言われるとなかなか首を縦に振り辛い。物語に大きく影響されるわけでもないし。サクサク進ませるためにテンポを考慮したのは分かるし、納得できるのだが………
でもやっぱり断腸の想いに帰着するなあ。別にすごぶる見たかったシーンではないのだけれど、ちょっとこのへんはアニメ組に対して言いづらいことがあるんだよな。
と書くと露骨に意味深になってしまうが、アニメ版うしおととらの尺問題がミニマム化したと言えば分かりやすいヒントか。そういえばうしとらもMAPPAだったな。
◆推しがちょうかわいくて今週もちょうしあわせ!!
マキマさんにうどんあーんしてもらったデンジくんかわいいよおおおおおおおおおおおおお!!!!!
こッ
これエ~~~~~~~~~~!!
おいしそうにうどん食べるこのデンジくんのクッソかわいい表情!!!!ちょうかわいい!!サイキョーにカワイイ!!推しのかわいさが全宇宙に知られちゃった~~~~~!!もっとおいしいもの食べさせたい!!推しがちょうかわいくて今週もちょうしあわせ!!アニメスタッフマジサンキュー!!ヤッターーーーーーーーーーーーー!!
このくだりはデンジくん役の戸谷くんもSWITCHのインタビューでかわいいと太鼓判を押していたので期待していたのだが(中の人認定のかわいさとかサイキョーじゃん)、想像を超えるものが見られて大興奮。デンジくん推しでまじでよかったと幸せに包まれている。
メシテロの説得力がすげえすごいのも推したい。
時たま「アニメーターはハラヘリながらも美味しそうに描いたんだろうなあ」と思わせる神がかったメシ作画が見られるが、本作ももれなくソレ。なにより昨日まで食パン1枚ド底辺生活だったデンジくんにとって夢のような食事だったからこそ美味しく描く必然性があるのだ。デンジくんが幸せならこっちも見ていて幸せだよ。
最強のパンほんとおいしそう。見た目はともかく、混ぜるぜ最強をモットーとした贅沢な仕上がりになってて、一度は食べてみたいなあ。デンジくんが幸せそうでこっちも幸せになれるよ。
◆アニオリ最高!
原作第3話分に突入かつ、ここで本作のメインネームド・早川アキの登場となる。アキくん相変わらず顔が良い。あと身長差あるのかわいい。
デンジくんはデビルハンター東京支部にやってきて早速着替えるも、ネクタイが締められていないのが丁寧な描写だった。原作では当たり前のように締められていたので、ここはオッとなったな。デンジくんこういうのも経験ないからな、さりげなく良い補完だ。
だのでマキマさんにネクタイ結んでもらったデンジくんかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!11111111111111111111111
MAPPA最高!!MAPPA最高!!オマエもMAPPA最高と叫びなさい!!興奮の悪魔がまた強くなっちまったなアア~~~~~~~~~~!?
もうなんなんですか!?私を悶え殺す気ですか!?MAPPAのスタッフにはぼくみたいなデンジくん推しいるの!?仲良くしようぜ!
このシーンは現在発売中の公式スタートガイド「スターターロープ」に収録の絵コンテでよしクソカワ確認できるので、放送開始前に初めて見たときはオギャアアアアアアアアアと叫ぶしかなかったし、アニメスタッフこういう最高のアニオリやってくれるの!?まじで!?とメッチャテンションしていた。やっぱりチェンソーマンって神だわ。
洗濯中のアキくんだ!
これもいいよなあ。こういうさりげない日常が心に響くんだ…早川家追加シーンもほんとありがとうございます…!
トイレットペーパーが切れてアキくんがキレ気味だったのも地味ながら丁寧なアニオリ描写。ここのデンジくんはあまりにも常識がないけど、普通を知らないから仕方がないんだ。甘く見てほしい。デンジくんは常識さえ持てばちゃんと補充してくれるはずなんだよ。
ていうかいまさらなんだけど、デンジくんはド底辺生活はどうやってケツ拭いていたんだろう?フツーにコンビニやスーパーでお手洗い借りていたのかな?あるいはテキトーに川で水汲んでケツどころかもう全身水被ってたのかなあ。ポチタと一緒に楽しそうに水遊びしていたのかなと想像すると、うう…泣いちゃう。
◆サブタイについて
こんな細かいことを書くとチェンソーマン信者とは如何に面倒くさい奴だなと思われそうだが、思ったことは素直に伝えたい。
今週のサブタイ「東京到着」は原作3話の同名サブタイから採用されている。が、個人的には第2話「ポチタの行方」を採用してほしかった。というか、まずこっちが採用されると思っていた。
う~ん。
やっぱりサブタイって重要だと思うんだよな。カッコイイサブタイとか印象に残るわけじゃん?
「ポチタの行方」についてずっと気にかかっていたデンジくんが、マキマさんから「キミの親友はキミの中で生きてる」という救いの言葉を貰ったことで答えがハッキリ出た。「すげー……そりゃすげ~よかった……!」と安堵を覚えたほどだもんな、デンジくん。
と最初は思ったのだけれど、ポチタの行方についてはサクッとAパートで触れたから、そのまま引っ張る必要がないんだよな。このあと東京へ向かってはデンジくんは色んな人と出会い、色んな経験を積み重ねていくので、バランスを取る上で「東京到着」がしっくりすると判断したのかもしれない。
ていうか、今思うと「東京到着」ってドストレートだよなあ。原作は凝ったサブタイもあれば、テキトーじみたサブタイも中にはあるのだけれど、連載当時タツキ先生は他にサブタイ候補があったりするのだろうか。
因みに原作第4話「力(パワー)」、原作第5話「胸を揉む方法」というサブタイ。うん、どちらとも採用し辛いね!
◆シームレスに続く原作第4・5話分
原作4話で魔人の存在が提示され、エロ本回収してよしエッチ確認し、デンジくんの目的が生まれた。そして、遂にチェンソーマンのやべーやつが登場する。
パパパパワー!!
血の魔人・パワーちゃんが登場だ!出番は3話かなと思っていたんだけど、キャラ人気が非常に強い本作なので早めに登場させるが賢明な判断なのだろう。
ブリーチも死神代行篇をサクサク終わらせて、人気の高い護廷十三隊を早い段階で登場させた(16話で恋次登場)と聞いたし。
原作第5話でのマキマさんの会話はちょっとした回想で描かれるのだが、本アニメ版は第4話からそのまま続くようになっていて、これも地味ながらオッとなった。アニメ向けに良い再構成になっている。
今回の締めは、先に他のデビルハンターが確保していたナマコの悪魔をパワーちゃんが勝手に撃破!!
原作以上にテメエエーーーーーーーーー!!何してんだアアーーーーーーーー!?感がすげえすごいヒキだな!!
それにしてもナマコの悪魔ってこんなサイケデリックなカラーリングなんだなあ。ワンキルで退場させたとはいえ、色だけでもやべえと思えるのは悪魔ならではの強みではないだろうか。
デンジくん心底「コワ~…」ってヒイてそう。
◆第2話ED
毎週EDが変わるニンジャスレイヤーシステムを採用した本作。
今週は「ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)」の『残機』が流れた。ずとまよのACAねさんは原作第1部完結記念特設サイトでコメントを寄せたほどのファンだから、さぞねんがんだったろうな。
まるで第2クールないし第2期のEDとして流れる固定EDとしても全く違和感がないのがすごかった。来週もこれが流れるんだろうなって錯覚させられた。マジのガチで。だが今週限りだ。
前回1話のVaundyの『CHAINSAW BLOOD』も同じことを思って、これ一回限りとか勿体なさすぎんだろ~~~!?ってなったわけだが、今回もだなあ~。残り10曲もそうなるのだろうか。楽しみだ。
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明日10月20日より池袋PARCOにてポップアップショップが開催!先月開催のワールドプレミアで展示された等身大チェンソーマンがこちらでも展示されるぞ!ぼくは行くぞ!明日行くぞ!レポートは明後日まとめまァす!
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