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『ダウナーお姉さんは遊びたい』第2話感想 今週のテーマはハイパーヨーヨーだYO!今週も性癖がアラウンド・ザ・ワールド!【漫画感想】


◆YO!YO!

2024年10月28日(月)に『ダウナーお姉さんは遊びたい』の第2話が配信された。

★前回の感想

というわけで結局毎週感想記事はじめます。
ページ数は短いし、本編の感想よりも題材になったホビーについてのあれこれを無駄にてきとうにだらだら書く記事になりそうですがその辺はご了承ください。ぱーっと軽い気持ちでやりゃあいいんだよ、ぱーっとな。

マゾ向けASMRのコミカライズみたいな導入からはじまった今週第2話。やはりこのお姉さん変態である。
恐らく夕暮れで小学生がぼちぼち帰ろうとする中、公共の場で縄なんて持ってて何者かを犬扱いだとかまずいですよ!そんなスリルを味わいたいんですか!?ゾクゾクしちゃうんですか!?わかりみあるけどレッツ背徳♪も限度があるよ!
さあいったいどこのマゾがヨツンヴァインになるというんだ!?

『ハイパーヨーヨー』でした。

アッハイ。
なんとまあ間際らしいフェイントである。

ただこれ、いちおう犬の意味はちゃんとあって「ウォーク・ザ・ドッグ(犬のさんぽ)」と呼ばれるテクニックだそうだ。恐らく「ループ・ザ・ループ」「ロングスリーパー」と並ぶほど有名どころか『ハイパーヨーヨー』を代表するテクニックだろうか。

懐かしいな、『ハイパーヨーヨー』。
ぼくもいちおう持ってたわ。(詳細は後述)
もちろんコロコロもかつて記事にしていたし、それを題材としたタイアップコミカライズも連載されていた。今回そのコミカライズもネタにされていたのが期待通り。流石のアンテナ力だ。それがまさか『超速スピナー』だけでなく樫本学ヴ先生の『キメルのYOYO!』もネタにされていたのは意外だった。
この漫画、やはり信頼できるぞ!!

この女…すけべ過ぎる!!
ストリングやドッグ・バイトでこんなエロネタやれるとか引き出しが思春期中学生ばりに豊富じゃないですか!?

でもお下品ではないえろさで好みだ。実にコロコロ性癖破壊組らしいつくりだ。ストリングは「(意味深)」というフレーズがしっくりくるインモラルさがたまらない。未知のオトナの世界へ誘われるような誘惑がある。指にヨーヨーの輪っかを入れるだけなのに。
ドッグ・バイトによるスカートめくりスレスレはこれまたわかりやすいラキスケだが、お姉さんがコロコロソウルになることで残念係数が高まっている。「さあ、今の技をもう一回!」とスカートに人差し指向けていると実にアホなんだよ!

◆令和のハイパーヨーヨー

どうやら今でもシリーズ展開されているらしい。
マジかよ。ググってみると、というかWiki先生の力をお借りすると、

第1期(1997年春 ~ 2000/9/24)
第2期(2003年末 ~ 2005/4/4)
第3期(2010/2/13 ~ 2014/3/28)
第4期(2024/7/1 ~)

出展:Wiki先生

今年になって第4期が始動したばかりとのこと。は~、じゃあ丁度タイムリーネタなんだなあ。『キメルのYOYO!』は第3期に沿って当時連載されていたのか。
現在の第4期もコロコロ本誌でも既に記事が特集されているのだろうか。絶対あるだろうな。どうやら本作を500億倍楽しむためにはコロコロコミックが必要不可欠になりそうだ。

来月号(12月号/11月15日発売予定)よりコミカライズ連載開始なのだが事前に特別読切版も発表済であり、週コロにも掲載されている。

いかん、公式HPを眺めているだけでちょっと欲しくなってしまった。クソガキ時代に買ったときは全然上達せず三日坊主に近い諦めだったが、今ならドリトライできそうな気がしてきた。あとソロプレイで可能なのも強みだしね。

◆コロコロタイアップコミカライズ

◆超速スピナー

『ハイパーヨーヨー』のタイアップコミカライズで恐らく一番有名なのは今でもネットでカルト人気を誇る『超速スピナー』。

コロコロにしては珍しい美麗な作画で比較的大人の雰囲気があるのが「ちょっと背伸びしたくなったコロコロ読者向け」として超最適だった。でもいちおうこいつら小5なんだな。今まで中学生だと思い込んでいたわ。誤差だよ誤差!

やはり外せないのはヒロインの霧崎マイがかわいい。これに尽きる。何故かニコ百に記事があるレベルの人気。もう四半世紀も擦られている。

たぶん今週の元ネタ。

後にTVアニメ化(「おはスタ」での放送)やゲーム化(ゲームボーイ)もされた。ちなみに作者は『ストII爆笑!! 4コマギャグ外伝』の橋口たかし先生。6年前に『焼きたて!!ジャぱん』のセルフエロ同人を描いたのも話題になったなんやて!?

今最終回直前の数話が無料公開されているので、きっと世界大会編クライマックスで盛り上がっているんだろうなと軽い気持ちで読んでみたら、

バンダイって必ず世界征服の悪役出すよう弱み握られてるの?

◆キメルのYOYO!

樫本学ヴ先生の『キメルのYOYO!』なんてのもある。ちなみに続編(中学生編)として『ぶっとびスピナー キメル!!』がある。

かくいうぼくは未読なのだが(2010年~2013年連載なのでコロコロ卒業済)、これまで『学級王ヤマザキ』『コロッケ!』等コロコロ作家にしては珍しくオリジナル作品に特化したカッシー先生がタイアップコミカライズを手掛けるのは意外だったんだよなあ。本屋でコミックスを見かけたときはちょっとびっくりした。逆にどんな内容なのか、下ネタ係数はどうなのか、地味に気になっていた。

…オリジナル特化と書いたけど、今Wiki見たら『やったね!ラモズくん』『ヨシモトムチッ子物語』といった異色コミカライズも描いてたわ。なんだよラモズくんって。Jリーグカレー食べたまさおのリージョンフォルムかよ。

せっかくだから読んでみた。
ヨーヨーの超回転によって火がふいて鉛のコーティングが溶けて真のデザインが姿を現したというトンデモどころかクッソあぶねえ要素があるが、そこは主人公専用機誕生の胸熱シーンとして好意的に受け取れる。『コロッケ!』の熱を、いつものカッシーギャグをそのままに、少年漫画テイストになっていて面白かった。
やっぱりカッシー先生は画力高いよなあ。ギャグはあるとはいえ真摯なつくりでちょっとびっくり。まあ『コロッケ!』も第1話の悲しい過去がおつらすぎ案件だったので似たようなサプライズであったが。

なお下ネタは一切ない。マジでない。『学級王ヤマザキ』ならヤマザキウンチヨーヨーを躊躇なくひねり出すのは想像できる。

◆ハイパーヨーヨーのおもひで

かくいうぼくも中村名人に憧れていたコロコロキッズである。
ストリングプレイスパイダーベイビーのドヤ顔が当時気にならないくらいまじめに憧れてた。

確か『ハイパーヨーヨー』は2種類買ってもらった記憶がある。
ひとつめは680円くらい?の…なんか…緑色のやつ?いや黄緑色だっけ?ググってみたら「ハイパーミレニアム」というのが出てきたのでたぶんこれかもしれない。自信が無い。確か後楽園ゆうえんちで僕と握手したついでにデジモンと一緒に買ってもらったんだった。なつかしい。ほんとうは「ハイパーブレイン」が欲しかったのはここだけの話。

で、もうひとつが「ハイパーミラージュ」という赤く発光するヨーヨー。確か3,980円。
何故こちらは正式名称をハッキリ覚えているのかというと、………えー…これはです、ね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ボタン電池を入れる部分のねじ穴を潰してしまった苦すぎる思い出がある。
あらゆる修理道具で試してもらったがてんでだめだった。いちおう従来のヨーヨーとしては使えるし(性能は「ファイアボール」と同じ/なんでそんなの覚えてんの?)、片方側だけは無事にボタン電池を入れて発光できたのだがいまいち映えにならなかった。
そもそも全然テクニックが上達しなかった(ロングスリーパーしかできなかった)時点で豚に真珠である。じゃあこのまま埃を被る宿命になるのかというと…

謎工作の道具に使っていた。
確か当時FFの影響に強くインスパイヤされ、ぼくのかんがえたさいきょうの飛空艇みたいなものを画用紙で作ってて、それに赤く発光させる映えアイテムとしてセロテープで貼り付けていた記憶がある。やっていることが『トイ・ストーリー』の魔改造クソガキみたいなのでヨーヨーの神様に無限ロック・ザ・ベイビーの刑を食らって全然いいと思う。

なんかこの記事余談と自分語りが7割を占めてて全然感想にもなっていないんだけど今後こんな調子でいいよね?

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