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『ダウナーお姉さんは遊びたい』第5話感想 合体は少年のロマン!お姉さんと何が始まる…!?お姉さんのひみつがひとつ明らかになる回【漫画感想】


◆アンケ

2024年11月18日(月)に『ダウナーお姉さんは遊びたい』の第5話が配信された。

★前回の感想

お姉さんは公園が実家なの?
この漫画は最終回まで公園縛りになるのではないかと先週予想していたのだが、わざわざこんな屋外でセロハンテープを持ち出すあたりガチな予感がしてきた。いや異常以外の何者でもないんだが?
そのうちベンチの私物化で通報されて『リッチ警官 キャッシュ!』と『秘密警察ホームズ』が出動しそうなんだが?お姉さんは目がウルウル確定なんだが?

セロハンテープを持ち出している理由は丁度先週15日(金)に発売されたばかりのコロコロコミック12月号についてきた、豪華プレゼントが当たる銀はがしに勤しんでいたとか、わ~超なつかしすぎる~!昔コロコロ買ってたときペタペタやってたわ!今でもあるのか!ダメ元でもやりたくなるよね!結果的にだめだったらヤケクソで全部はがすやつ。

異常コロコロ愛読者は勿論すかさずアンケを出す。
お姉さんは27さいの小学21年生だとひっそり明らかになりました。うわあ!いきなり実年齢を明かすな!大体計画通りな年齢設定だけど、そこは普通にオープンするのかよ!
27さいではなく2+7=9さいと年齢詐称すりゃいいのにというのは野暮なツッコミなのだろう。敢えて堂々と小学生読者(プロ幼女エミュ)になりきっているのは好感が持てる。

ターゲット読者層が小学生なので「学年 n年」表記なのは納得だが、これって中学/高校/大学って追記してもいいんですかね。まあコロコロ作家になりたい人はつけていそうだけど。あと性別は男女問わずなのも良かった。編集部も気になっているんだろうなあ女性ファン。

そうか、お姉さんは27歳かあ~…
絶妙な年齢ではあるが、『のあ先輩はともだち。』然り風評被害なトンチキ年齢になっている気がしなくもない。

◆合体

さて今話の更新前夜ツイートでは「合体」というフレーズが予告された。

合体。
合体(意味深)

あの、その。
いくらコロコロが永遠の性癖破壊登竜門だからってこれは流石に狙いすぎでしょう?「その身に教えてやろう」って言い回しがさあ。バズ狙い予告として非常にキャッチーでよろしいけどさあ。顔赤らめている晴くんもエッチマン確定だけど、お姉さんが言うと冬の新刊が熱くなりそうじゃないですか。モロにアレな合体なんでしょう?仮に薄い本で合体して変な台詞を吐いても色んな意味で抜けない気がするけどさ。
まあ異常コロコロ愛読者のお姉さんはロボットの合体で鼻息荒くするほど興奮しまくるのが想像できるな。絶対ロボットの合体好きそう。

なら一体何が合体されるのか!?また新たなニューホビーがコロコロに誕生するのか!?来月からコロコロ購読しようかなと真剣に検討しているぼくが垂涎できるものなのか!?お姉さんご紹介お願いします!

…鈍器?

◆合体コロコロコミック

合体コロコロとは!!
「月刊コロコロコミック」本誌と増刊誌「ミラコロスペシャル」が悪魔合体した!お値段もページ数もサウザンドでボリューミーな新型コロコロコミックである!!

ジャンプ本誌とジャンプGIGAの悪魔合体といえばしっくりくるだろう。「ミラコロスペシャル」は今では単独販売されていないっぽい?ゲームで言うなら通常版(コロコロ本誌のみ)と豪華限定版(合体コロコロ)みたいな?

「ミラコロスペシャル」は新人コロコロ作家の読切が多数掲載されており、未来の連載権を決めるのはアンケを握る読者のキミだ!という如何にもな増刊誌のコンセプト。だからミラコロ(ミライのコロコロ)なのだろう。ミラクルの意かもしれないが。もっと言うならジャンプの金未来杯のコロコロ版だな。

最近のコロコロって結構オリジナル作品が増えてきて、明らかジャンプを意識したつくりになっている気がする。連載n周年を祝うのって昔はやらなかったような。割とそういう意欲的な雑誌改革は気に入っているんだよな。というかそういう意欲性すごくコロコロらしくて好きだ。
いちおう以前から「コロコロイチバン!」「別冊コロコロコミックSpecial」という増刊号はあるのだが、後者は休刊っぽい…?ううんどういうことだ。
昔カーチャンが月刊ではなく別冊と買い間違えたのは高確率であるあるな全国共通ネタだと思う。ジャンプでも稀によくあるけど。

めちゃくちゃ重そう。
そりゃあ1000ページ越えだからな。先週出たばかりの「ジャンプGIGA 2024 AUTUMN」もだ。実際ぼくは書店で手に取っていないし、紙質による重さも影響されるだろうが、流石に片手でドーンと持ち上げるのも大変そうだ。「ガンガンは人を殺せる」なんてフレーズがちらつく。しかもお姉さん、例によって晴くんの分も用意していましたからね。四次元ポケット持ってそうというか持ち歩いてほしいレベル。趣味で持ち歩くのは構わないけどちょっと軽く気の毒だったから。

実際にはこんな分厚さ。殴打武器じゃん。
今ではコロコロ本誌にも電子版があるから、豪華付録が付いてこないのを考慮しなければ気軽に読むことができる。

◆ビッグバンインパクト

よく分からないがすごいことは見るからにめちゃくちゃわかる。
まあどのみち通常のコロコロに、今までのコロコロでは有り得なかった新人読切多数収録の別冊号が悪魔合体してきただなんてビックリだもんな。そういう読切掲載自体コロコロでは珍しい(…たぶん)から、キッズにとっては新しい漫画が読める新鮮さを味わえるはずだ。ぼくもそんなピュアなキッズに生まれ変わりたいくらい羨めている。少年よ!ビッグバンを堪能せよ!

いつもの最後のAmazonリンクを貼る作業で「あれれ~?合体コロコロと検索しても出ないぞ~?」と気になったのでお姉さんのワンポイントアドバイスにはマジで助かった。
「てれコロスペシャル」って検索かけたらマジで出てきたけど、「てれコロスペシャル」ってなんだよ!?つーかどっちが正式名称なんだよ!?たぶん「てれびくん」との悪魔合体…?

ところでその発売されたばかりの合体コロコロには山鷹景先生の新作読切野球漫画が掲載されている。「こんなのも描けるのかよ!?」とまたまたびっくりさせられている。でも絵のタッチは本作寄りであり、少年漫画特化だな。もっと評価されてほしい作家です。

うぁぁぁ
や…山鷹先生が出産秘話を練り描いてる

モロに本人の実話エピソードで説得力すげえすごい!合体コロコロが発売されたこの機にこういう話を描けるのは週刊連載だからこそなのだろう。そんな自分が生み出した子を競い合い、優勝し、コロコロ本誌の連載を勝ち取る。ジャンプの金未来杯にも言えることだが胸熱だ。

…が?…あれ?その場合本作の連載はどうなるんだ?
いや山鷹先生にはもっとコロコロの陽の光をガンガン浴びてほしいですけどね!本作も連載続行してコロコロ初の月刊週刊同時掲載とか胸熱やん?

◆特別復刻掲載「ハテンコウ」

本作も過去に発表された読切と合体だー!!
便乗すなー!!👆💦

思わず笑っちゃったよ!まさかこんなサプライズ掲載があるだなんて読めなんだよ!こういうのはWeb連載だから可能なサプライズでしょうね!

『国立アンニュイ学園』ばりに作風が違いすぎて突如作中作がはじまったみたいだ。
お姉さんが「そうか、2年前か…」と私が育てましたアッピルみたいなことしてると余計に作中作っぽく見えてくる。

内容はバカ全開なハッタリバトル漫画としてとても面白かったです。この頃から画力すげえ。躍動感すげえ。どうしてこの才能が鳴りを潜めていたんだ!?ってくらいもっと評価されてほしい作品だ。
若干背伸びしたコロコロっぽさもあり、ジャンプっぽくもある。おまけ掲載とは侮れないくらいなので是非ご一読を。

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