『ペルソナ3リロード』『ペルソナ5タクティカ』『メタファー:リファンタジオ』アトラス新作三銃士!
◆ペルソナ3 リロード
2024年初頭発売予定。公式略称はP3RE。
『ペルソナ3』の完全リメイク。
2006年にプレステ2で発売された無印が、18年の時を経て遂に新生。
等身がアップされているあたり、明らかに5のシステムを流用にしたと考えられる。2018年にリリースされた3のダンスゲーもモデルを作り直していたので、「もしかしてリメイク来るのでは??」と期待が高まっていたのだが、今回ついに晴れてリメイク決定となった。
(来年になると)18年前のゲームだもんなあ。
じゃあそろそろリメイクする頃合いというわけだ。初代ペルソナの微リメイクがPSPに出たのもオリジナル発売から13年後だからな。3はさらに間が開いてしまったのもにわかに信じられない話だ。
今でもBGMは色褪せないのだが、5から入った人からすれば色々古臭いと感じられるかもしれない。その5も今年で7年前のゲームなのだが…
戦闘画面はコマンドが5のようなワンタッチ仕様。それでいてP3らしいスタイリッシュさは健在。オリジナルの弾倉をモチーフとしたUIもオサレで好きなのだが、使いやすさを考慮するならこちらがいいのだろう。
とのこと。
女主人公(ハム子)は、いたらいたらで4と5にも出してくれよという声があってもおかしくない。コミュはオリジナル版から変わらずなのだろうか?男主人公(キタロー)だと仲間のコミュは女性キャラのみなんだよな。
気になるのはオリジナル同様2009年が舞台なのかどうかだ。
5は20XX年になったし、3も4もそんなふうに曖昧でええんちゃう?と思うクチなのだが、オリジナル版を尊重して2009年になる場合、地味に古臭いと感じられる点はあるかもしれない。
参考として、2012年に発売された『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の3DSでの移植版では、ガラケーからスマホに改変された。全然オッケー。『ペルソナ2罪』のヒトラーは………あんなのチキンレースだよ!アトラスはいつもそんなもんだけど!
しかしタイトルロゴの「RELOAD」の左の空白部分が気になるな…
どうも露骨になにかを隠している気がする。「●●●●RE LOAD」と文節するんじゃないだろうか?LOADの意味は乗せるとか積むとか装填とかそういうものなのだが、何か新たなものを課せられたりするのだろうか?
◆ペルソナ5 タクティカ
2023年11月17日発売予定。公式略称はP5T。
見るからに『ペルソナQ』を想起させるポップなカートゥーン風デザインにしたSRPG。
ペルソナシリーズは本篇のRPGという枠に囚われず、格ゲー、ダンス、無双アクションといった様々なジャンルにも介入してきた。今度はSPRGだ。ペルソナでSRPGはありそうでなかった。
が、アトラスは既にSRPG作品は手掛けている。
『魔神転生』『RONDE』『デビルサバイバー』『グローランサー』だ。
いやいずれも古いタイトルやないかーい、一番新しくてもデビサバは最新作(2BR)が出たの8年前やないかーい3あくしろよ、RONDEはやべークソゲーやないかーいと色々ツッコまれそうなのは承知している。どのみちそれら既存SRPG作品とはシステムが異なる。
本作ではユニット3体で敵を囲むことで総攻撃が発動するそうだ。しかし公式HPによると、ステージに参加できるのは3名のみらしい。SRPGにしては少ない気がするのだが、もしかするとひとつのパーティ扱いとして3人なのかもしれない。デビサバで言うなら悪魔使い+仲魔2体で1パーティ(というか1チーム)、的な。
ところでマハ系(全体攻撃)は今作だと範囲攻撃になるのだろうか?葛葉ライドウもそのような仕様だったな。
物語は卒業式間近の雪の日。本編のエンディング直前って、P4Gで追加された雪合宿イベントのような立ち位置なのだろうか。またジョーカーが過労死しそうなのがアレだが、そろそろ6の発売が近いことを祈ろう。
◆メタファー:リファンタジオ
2024年発売予定。来年の今頃には発売日決定なのだろうか。
2016年に発表されるも音沙汰がなかった『PROJECT Re FANTASY』。
そのベールを脱いだのが、アトラス完全新作RPG『メタファー:リファンタジオ』だ。
…どう見てもメガテンとペルソナの悪魔合体だよねこれ!?
ピクシーみたいなお供がいるし、UIとかシステムがペルソナすぎる。というか、ペルソナめいた存在を使役する。スキルのひとつにマハタルカジャがあるのはやはりいつものアトラス。
もしこれがアトラスから出るという情報を隠せば、数多くあるペルソナフォロワー扱いされていたかもしれない。なんか現代世界は冒頭だけ映っていたっぽいんだけども、序盤でいつも通り東京ぶっ壊してファンタジー世界誕生の流れなんだろうか。
めっちゃペルソナっぽいメニュー画面。
カレンダーシステムまで採用。P5のようにタイムリミット制でもある。
何気に気温まで表示されている。ファンタジーマシマシなので、灼熱の大地と化したり、ニブルヘイムを彷彿させる極寒といった異常気象にもなるのではないだろうか?
戦闘画面のUIもモロP5。画面上の三つの花はプレスターンアイコン?
というかこんなUIばかりだな。P3REもだが、『ソウルハッカーズ2』も似たようなデザインだったので、もうちょっと差別化を図っても良かったのでは…と思わなくはない。
しかし大砂蟲ホモ・プテラのデザインは強烈で、こればかりはアトラスだなと確信せざるを得ない。夢の中に出てきそうな悪趣味さがすげえすごい。
PVを見るに、キーヴィジュアルを飾る主人公の青髪の少年「旅の少年」は名前が変えられないのだろうか?それはそれで一体仲間からどう呼ばれるのだろうか。FF10のティーダみたいにキミとかお前とかで呼ばれるのか。
ジョブらしきものが「シーカー」なので、ソレで呼ばれる可能性も有り得るだろう。P5だとジョーカーとかスカルといったコードネーム感覚で。戦闘画面では全員キャラ名ではなくジョブ名で表記されているのも地味に注目しておきたい。
ガチファンタジーってことで、仲間の一人・ハイザメ(ジョブ:シーフ)がウサギのような獣人である。アトラスが描くハイファンタジーは別に本作が初めてではないが(ヴァニラウェア開発だが『オーディンスフィア』『ドラゴンズクラウン』)、実にかなり久々なので是非楽しみにしたい。
PVを見るだけでめちゃくちゃワクワクさせられた。クリアー後、このPVを見返せば「あのシーンはこーだったんだよね」と余韻に浸れるのだろう。ぼくはそういうのが好きである。
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アトラス信者からすればいずれも発売が楽しみである。
先日よりP5Tが予約開始されたが、WindowsやXBOXだけでなく、プレステやニンスイでもリリース。まあ本編やP5Sがそれらに出たから、新作も出さないわけにはいかないよな。自分に合ったハードを選び、発売日を待とう。