【FF7EC】『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』ファーストインプレッション
◆FF7EC
2023年9月7日より『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』(FF7EC)のサービスが開始された。
FF7本編は勿論プレイ済。
何周も遊んだし、いくらでも語れる。3年前に発売されたリメイクも概ね楽しめた。次回作『REBIRTH』も今から発売日がクッソ待ち遠しい。
派生作品は『AC(アドベントチルドレン)』、『CC(クライシスコア)』は視聴・プレイ済だ。『DC(ダージュオブケルベロス)』は…ワゴンで980円で買ったのを放置している。『BC(ビフォアクライシス)』はガラケー専用なので未プレイ。本作でそれらの物語も追体験できるなら丁度良いだろう。
FF7の1ファンとして待ち遠しかった本作。
思っていたよりも早い段階でリリースだったのだが、早速プレイしてみた感想としては、良い感じに楽しませてくれる作品を期待させてくれる。今回はチュートリアル部分に該当するであろう、ガードスコーピオン戦までの感想に触れておきたい。
◆チュートリアル
グラフィックめっちゃきれえ~~!!
PS3レベルは余裕だ。ていうか、十分と言っていいくらいに綺麗だ。スマホゲーの限界を極めようという意気込みを感じさせられる。早速スクエニだ。
思い出の中でじっとしていられなそうなセフィロスとのチュートアルバトル。リメイクでも何らかの目的を持つようにクラウドのストーカーをやっていたが、果たして本作ではどんな暗躍をするのだろうか?
本作はFF7本編同様、ATBゲージが溜まることでコマンド選択可能…と言っても厳密には違う。ぶっちゃけると、『ブルーアーカイブ』のスキル発動のような仕様で、コストが溜まった分のアビリティを使用可能になっている。
余裕があるときはATBゲージを溜められる分だけ溜めておく、といった戦略もできそうだ。
ガワからしてリメイクのようなアクションバトルではなくコマンドバトル。オリジナル版に近い感覚だ。なので移動はできない。できないことに違和感を禁じ得ないのはここだけの話だ。まあ、そのうちそういった概念が登場するかもしれないが。
!?
暫くセフィロスにダメージを与えた後、ザックスへチェンジ!
どういうことだ!?いやまあ、本編でもクラウドが回想で本当はザックスなのを偽っていたわけだが、このチェンジは一体…??
そういえばリメイクでもザックス生存フラグが立っているとか立っていないとかよく分からない風潮があるんだよな。フィーラーとかいう公式原作厨の存在がそれを阻止しているのだが。
本作でもリミットブレイクは健在。連続剣ならぬ、連続斬。
この激闘の行方は――――!?
そしてタイトルがドーン
いやFF7になるんかーい!?
結局冒頭のセフィロスとのバトルはなんだったんだよと言いたくなるが、ソシャゲではこういう意味深チュートリアルバトルはあるあるである。
◆壱番魔晄炉攻略
親の顔よりも見た花売りエアリス。
バレットがグラサン装備。どうやらリメイクの映像の流用っぽい?何故なら本作で用いられているイラストのバレットはオリジナル版を踏襲したデザインになっているからだ。
ところでここでちょっとオトク情報。
ムービー中にタップするとこのように画面中央に「再生/停止」の菱形アイコンが表示される。現在停止中で、ここで適当に画面のどこかをタップすると、
静止画になるので、このように楽々スクショが撮れる。
この手のムービーはスクショを撮りたくてなかなか上手くいかない(ex.画面がブレる、撮り遅れる)ケースがあるあるだが、本作ではそんな痒い所に手が届く仕様になっているのは嬉しい。まあ、そこまでムービーは多く用意されていないかもしれないが。
一気に等身が低くなってしまった。いやこれは分かっていたことなのだが。イメージとしては、ニンスイレベルのグラフィックでオリジナル版をリメイクといった感じだろうか。フィールド移動時は3頭身で、戦闘時は等身大なのもオリジナル版っぽい。
メニューを開くとソシャゲらしくエネミー情報、そして有効属性の情報が。「推奨サイン」ってなんだろう。
テキストはオリジナル版を踏襲しているようだ。リメイクはバレットの台詞があまりにもポエミックなものが目立っていて記憶に残っているので「なんか足んねえよなあ?」となる。
オリジナル版にないシーン。ソシャゲ特有のチュートリアルエンカ。
リーダー以外(この場合バレット)は自動行動。FF12のガンビットのように作戦カスタマイズはできるのだろうか?
リザルト画面。Lv50が限界か。ソシャゲなので更なる上限は用意されていると思うが。
魔晄炉へ繋がるT十字路。本当にオリジナル版のリメイクだなこれ。マップは自分でバーチャルパッドで移動させるから、そんな実感が更に増してくる。やはり移動出来てナンボだ。
魔晄炉のBGMもオリジナル版のアレンジになっている。マップは原作ほどの広さではない。
原作通りの台詞。
個人的にはこういったリメイクで本格的に新たなFF7を遊べるだけでも大興奮なのだが、少しばかり物足りなく感じられる人はいるかもしれない。良くも悪くも無難なつくりか。
◆ガードスコーピオン戦
Lv1、か。
恐らく高難易度ミッションで強化版と戦えるのだろう。
なおBGMは『オープニング~爆破ミッション』ではなく『更に戦う者達』が流れている。リメイクでも後者のアレンジだったので、別にこれでも良い。アガればいいのだ。
こいつは尻尾が上がっているときに攻撃すると反撃で「テイルレーザー」を撃ってくる仕様なわけだが、リーダー以外は勝手に行動するから避けられない。さて本作では一体どう対応するのだろうか?
クラウドの初期リミット技は「凶斬り」。リメイクでも「ブレイバー」ではなくソレだったな。インパクト重視として外せられないのだろう。
おっ、やはりレーザーの警告は出てくるのか。
どうやらプレイヤーの手で防御モードに切り替えることが可能のようだ。シンプルイズベスト。
ブレイクゲージのような概念「サイン」が出てきた。
同じ形のサインだと有利というソシャゲらしい仕様だ。
一定時間行動不能にさせ、更にこちらはATB速度バフ!如何にもな一転攻勢!
本作ではリミットブレイクの連携が可能!
そういうのもソシャゲらしいなあと思うクチだ。超究武神覇斬とかどうなっちゃうんだろうな。
脱出はイベントで自動進行。このようにサクサク進行させるのもソシャゲならではの落とし所だろう。
というわけでチュートリアルクリアー。
予想以上に面白かった!
これはもうやはり「FF7だから」という偉大補正は間違いなくかかっているからモチベが高いのだが、ソシャゲに落とし込みながらもFF7オリジナル版に近いプレイ体感になっている。バトルシステムはオリジナル版やリメイク版に親しんだ人は最初は慣れないかもしれない(コレジャナイ感もあるかもしれない)が、個人的に全然許容範囲。
オートバトル機能は今後解禁されるかもしれないが、個人的になくても良いかなあって気がする。いや結局実装されたらされたで積極的に利用するだろうが…
とりあえず現時点では今のところ好印象なつくりだ。
原作のあのシーンがどのようにリファインされるのか期待が高まってきた。次回はガチャ引いてみます。