2023年ジャンプ38号感想(『ブラッククローバー』連載移籍号) #WJ38
最近よく見ている動画。
こういうロマンのある自販機好き。ギミック性とか興味深い。
鵺の陰陽師
次回センターカラー!?!?まじで!?!?だって前々回もらったばかりだよ!?3話後(実質丁度一ヶ月後)にセンターカラーとか思った以上に早すぎてびびったよ!!だが掲載順下から7番目ギエエエエ!!いや待てえーと、喜べるときは喜んどこう!ワーイ!ヒャッピー!ヤフフー!!
センターカラー獲得前は掲載順下がるジンクスは本作に限らずですが、とりあえず今週もアンケ送っておきましょう。今はマジのガチで喜びたいけど!!まだまだ油断できねえ~!!くっそおお~!!とりま表紙&巻頭ゲッツだ!!キルアオ先輩うらやまし~!!1巻発売直前に期待や!
***
「私が負けたら何でもする」
はーっ ASMR出せ囁きASMR出せ陽向葵ゅかさん起用ASMR出せ健全でもいいからASMR出せ青春×フェティシズムとコラボしてASMR出せアズレンみたいに集英社マネーでコラボしてASMR出せ集英社は去年DLsite参戦したついでにASMR出ゼEROゼEROゼEROジャワティー
代葉ちゃんとの決闘は思った以上にゲーム感覚で川江先生らしい。勝利条件が破壊か維持不可による盡器消滅。フィールドは結界が張ってある旧校舎全域。相手を殺すのはルールで禁止スよね。それ以外はルール無用だろ。腕チョンパを真っ先に想起してしまったんスけど…いいんスかね?
盡器は陰陽師の力(令力?)で出来たものなら、MPの武器化みたいなイメージです。もっと言うなら盡器で盡器を殴るとMPダメージ。何らかのアクションを起こして令力(MP)消費、みたいな。盡器に軽く触れただけで破壊させた鵺さんは低燃費即死技みたいなの繰り出したみたいだな…
式神って思いの外切り札じみてますね。FFの召喚獣的ポジ?8話の鵺さん解説もまとめると「イメージとは違い相当の上級術」「固有効果持ち」「召喚者へバフ」「永続魔法みたいなので出されると不利」とかなり脅威。但し、召喚時には動作と隙が必要なデメリットは定番か。
代葉ちゃんが実力者である説得力を持たせてくれて好感持てます。自分が隙を作らせないように距離を掴むのを把握かつ、夜島くんの盡器特性が現状不明だから初見殺しとして「タイミングを練ってきている筈」と警戒かつ油断しない。良いですね、こういうのが積極的に読み入る要因です。
夜島くんの盡器名や特性は次号の魅せ所さんで明かされる筈なので、ぼくたち読者も「いつ繰り出すんだ?」「どんなのだ?」と焦らされるのがポイント高いです。もっと言うなら、夜島くんと代葉ちゃんどちらかの立場に置きながら読める。なにより既に期待値高いから見逃せられない!
今週一番推したい見所さん!代葉ちゃんの槍が枝分かれ、顔面目掛けて伸びるこの視線誘導がクッソ気持ちい~!!元よりすごく読みやすい漫画ですが、このコマ割はジェットコースターじみててすげえ良かったです!一旦下げてから一気にライジングさせる画面構造がとても秀逸ですよ!
槍を避けつつ視線を左ページ上部へ向ければ、まさかの男女平等パンチは読めなんだよ!令力込めているぽいけど、それより代葉ちゃんが躊躇なく殴れることにびっくりだよ!そりゃ夜島くんもびっくりするよ!でもこれは藤乃家のアタリマエの教育なのでしょう。また尊厳破壊かよ~…
夜島くんの衝撃波は本命の特性ではなさそうだけど、バギクロスばりに派手ですね~。思えば第1話の幻妖はスマブラ感覚で吹き飛ばしたので、そういうのに精通している盡器なのかもしれません。「守るために邪魔なヤツすっとばす!」的な。衝撃波と鵺さんは何の共通点があるんだろ?
夜島くんの衝撃波は代葉ちゃんに避けられたとはいえ、今回のような狭い通路だと有効ですね。確実に命中しそう。あと迷路のように入り組んでいる場所で陽動させるのも地味に向いていそうです。それこそそう遠くない将来、代葉ちゃんを追手から逃がすために使うんじゃないかな。
特性は盡器ひとつにつき特性もひとつだけとは明言されていないし、「戦法をかえた方がいいな」発言からして、主人公らしく応用性強めなんでしょうかね。あと、実は衝撃波は辻田ちゃんからお礼にもらったアイテムによるもの説を予想してみます。辻田ちゃん扇風機代わりに使いそう。
ウアアア顔騎ダーッ助ケテクレーッ お見事です川江先生。やはり私がにらんだ通りあなたは強い異常ASMR愛者だ。代葉ちゃんのASMRシチュにまた変なのひとつ追加されたよ!マウントパンチより騎乗位を連想しちまったよ!すげえふとももだな!これだから川江先生はエッチマンなんだよ!
代葉ちゃんの顔騎プレイに完全に意識を持っていかれましたが、戦法としてはパーフェクトですね。天井で一時やり過ごしてからマウントを取り身動きを封じて式神召喚はセオリー通りです。絵面は超えっちだけど、代葉ちゃんがマジで勝ち取るガチ戦法はとても文句のつけようがない。
夜島くんの盡器は式神の召喚陣を破壊できる可能性を秘めた特異点要素。分かり易い唯一無二の要素です。今回の決闘に限ることでしょうが、破壊できるほどの威力持ちバレを徹するのはこちらから初見殺しをうまく警戒しつつ狙っていく感じですね。こっちも読み合い戦だなあ。
式神の弱点その2。召喚時に必要な力は陣が出た時点で消費なので、破壊されたら無駄撃ち。陣破壊可能な陰陽師はバーゲンセールではないにせよ今後次々と登場しそうなので、そこは代葉ちゃんの懸念点でしょうね。そしてそれも夜島くんは意識せなならないのかと思うと大変だなあ。
式神が別次元の存在だとひっそり明かされちゃったんですが、今後その別次元って深く掘り下げられるんですかね?なんとなく伏せたままになりそうな気もするし、劇場版でお任せしそうです。今のところ「そういうものなんだなあ」とそこまで頭の片隅に置く設定ではないかなあ。
夜島くんの力が急に湧き上がって脱顔騎はさておき、陣破壊は代葉ちゃんが手を差し伸べれば良心を裏切れず、腕チョンパしてまで阻止は…夜島くんにはそんなのできないよなあ…できたら覚悟完了オーヴァーフローしすぎててこえーよ。こればかりはつらいが仕方ない本当に仕方ない。
代葉ちゃんが手を差し伸べてもそのまま陣を破壊できそうに見えたんですが、約3秒のうちに躊躇なく成し遂げるのもきびしいか。展開的にあっさり破壊されて式神出さずに勝利は消化不良ですし、予定調和だけど全然オッケー。ちゃんと「次号どうやって勝つの?」と思えれば大正義です。
代葉ちゃんの「大嫌い」の一言はやはりショックです。ラーメン誘うほど距離縮めたのに…まあここで動きを止められれば、そんな辛辣な一言浴びせても無理はない。ただ最近の夜島くんは積み重ねてきた成長過程が大変著しいから、代葉ちゃんは軽くショックを受けたのかもしれない。
夜島くんが手を止めたのは賛否分かれそうですが、彼の「誰かを守る」というスタンスがブレるのはまずいから全然これでアリ派です。なにより彼の食いしばる口元がまだまだ自分は弱い苦さと悔しさを物語っているわけです。今後そこがこの子の課題になってしまうのかなあ。
夜島くんは腕チョンパするよりも、逆に誰かを守りつつ腕チョンパされるイメージです。要は自己犠牲タイプ。つーか仮に腕チョンパされても復元部隊のみなさんは数日かけてまで治療してくれるのかな。いちおう前回回想で代葉ちゃんは内出血・骨折の治療に応じてくれたっぽいけど。
今週のバトルは特性(能力)の概念もあるけど、格ゲーめいた読み合いに重きを置いてて意外でした。8話の狂骨さんが奇襲してきた構図もだけど、2D格ゲーみたいな構図が多くて面白いです。川江先生は『ブレイブルー』あたりも嗜んでいそうですね。ぼくは恥知らずなカイ使いです!
これまでのバトルはボコリゲーのきらいがあったので(8話はアクションで魅せたけどまだチュートリアル寄り)、川江先生がこういう面白い読み合いバトル描けることも判明して嬉しいです。更に期待値が高まりました。新人作家はどんどん新たな引出しが見られるのが醍醐味ですね~。
***
納豆といぶりがっこを刻んだものにゴマ油を、かけ、それを韓国のりに乗せます。<康太>
川江先生ほんとうにごめんなさい。ぼく、納豆が大の苦手なんです…!だからなんとか納豆想いになってがんばって克服します…!!
アオのハコ
匡くんもBSS経験者だったとは…「でも幸せならOKです」の精神で完結とはいえ、なかなかそんなポジティブにはなれないよ!?ぼくも見習いたいですけど、まず脳破壊してますよ!匡くんが切ない表情を浮かべているのはまだ少しばかり未練があるように見えました。
今回衝撃を受けたのは匡くんの「恋愛に支配される人間関係は少し寂しく思う」発言。恋愛がすべてだと言われると「おお…うん…別のことでも繋がりをですね…」と確かに寂しさあるんですが、陽の波動が強いこのラブコメ漫画でそんな発言は三浦先生ストロングスタイルだなあと…!
雛ちゃんがようやく友達らしく、大喜くんに初彼女おめでとうと祝福。ちゃんと言えたじゃねえか。聞けてよかった。そりゃ嬉しいでしょ。雛ちゃんの気持ちの持ち直しとして完璧なアンサーだったと思います。…さて、あとは肝心の彼氏なわけだが…!(まだNTR案件を危惧しまくってる)
ウィッチウォッチ
ヒイイ~~~~~~!!ハラいてえ~~~~~~~!!「カンちゃんうろミラソシャゲのオリキャラみたいやな」と思ったらガチのうろんミラージュコラボは禁止カードすぎんだろ!!前回カンちゃんの奮闘に感動していたのが過去へ吹っ飛びやがったよふざけんな!!ありがとうございます!!
うろミラはいちおうイケメン男子たちがウリだし女性人気高いのに、ザックさんたちが出た瞬間爆笑が止まらなかったあたり、変な漫画だと完全に刷り込まれてますね…!やーでもなんとか冷静になった今、これも積み重ねの一つなんだとしみじみ感動しましたよ!胸熱共闘でした!
うろミラはフワフワしているから、原作にいない知らないヤツ(トキヨ)を悪役とざっくり認識できる着目点も良かったです。ソシャゲコラボに最適ですね。仮に雑シナリオになっても「だってうろミラだし」で完結してかえってネタになるわけですよ!最強の漫画じゃねーか!
自分の魔法で自分の首を苦しめた皮肉な結末は、如何にも篠原先生が愛読する藤子先生の漫画にありそうなブラックオチですね。今回の魅せ方は胸熱少年漫画ですが、トキヨさんからすると知らない奴らに斬られるとかホラーで悪夢ですよ。とほほ、もう夢の世界はこりごりなのん。
こうして決着を迎えれば、最初は絶望感マッハでカンちゃんつらすぎて泣いちゃったけど、トキヨさんの魔法は実のところ夢ガチャだったわけですか。予め情報を搾り取ったターゲットならまだしも、今回みたいに漫画家を人質に取るアドリブは諸刃の剣になってしまうわけです。
今回巻き込まれた漫画家はうたかた先生説ですかね?カンちゃんが「あの人…やっぱり」と確信したような様子ですが、単なるうろミラファンの漫画家である線もありますし。ハッキリ明言させてしまうのも正直微妙なので、うろミラらしく有耶無耶に匂わせる程度が無難かなと。
ワンピース
世界政府に堂々宣言ながらも「もしもし!!」をまず言っちゃうルフィかわいいな!フツーにクラスメイツ相手に連絡するようなソレだよ!ロビン姐さんがストッパーになったとはいえ、今回ヨークを人質に取ったのは海賊じみてて好きです。これがアンチヒーローの姿だ!
セラフィムハンコックはオリジナルの記憶継承しているからルフィには弱いままなのが良かったです。本人と同じとはいえ、セラフィムは圧倒的脅威を奮っていたからこの弱点付与は塩梅が良い。だがハンコックさま本人が見ちゃったら複雑な想いになりそうだなあ…
ヨークのメスガキムーヴは不思議とそんなにヘイトがないですね。前回散々わからせられた影響だからだろうか、今回イヤミ事を吐いても満面の笑みで「やーいメスガキ!」ってキャッキャできるんですよね。メスガキ弄りの愉しさを尾田先生からわからせてくれる…!
サンプリ派のぼくとしては、ボニーがサンジに好意を寄せている様子はたいへんふくざつジレンマ…!いや別にアリなんですけど。そんな機嫌の良いボニーを気味悪く思うルフィがレアであり、次コマ軽口叩き合ってるとダチっぽくって良い。
キルアオ
面白いんですけど、ノレンちゃんがさらわれるの突発的すぎるとか(ギャグオチを予感してたよ!)、大狼さんが中学生に戻った過程キンクリとか、超速展開の為に雑になってしまったきらいがあります。別にこれでも構わないですが、「うーんこれで良いのかな」と後味残っちゃう読後感。
もしもの話で恐縮ですが、大増23ページだったらノレンちゃん攫った奴らとか前フリは描けたのかなあと。藤巻先生も恐らく今週どれを描くべきかネームに悩んでいたんじゃないかなあと思います。逆に今回、らしくない大狼さんとか天馬くんの掘り下げはしっかり描かれていましたからね。
天馬くんは最初「人の心ォ!!」となり、部長の一喝や自ら欠点把握でマイナスからゼロへ戻し、「千里さんを泣かせないように」なにこのイケメンかっけー!!しかも大狼さんと並んでるとバディ感あるよ!一度下げてから上げる手法の好例ですね!天馬くんがどんどん好きになっていく!
JARDINをジャルディンと誤読した人の数×いいね。表紙巻頭ゲッツに伴い新イケメン二人投入させる藤巻先生の忌憚なきガチさに好感が持てます。この勢い止めさせないライブ感すき~。ところでフランちゃん♂(仮)はゴルフバット装備なんですね。スタンガンと見間違えた人の数×いいね。
僕とロボコ
うお…この漫画でガチの死人…は禁断の蘇生二度打ち。そんなに気にすることじゃないですが、「この漫画なら蘇生できそうだけど放置で良いのかなあ」と思い残すのも変ですしね。代わりに死後強まる編が気になって仕方ないよ!死にたくても死ねない社畜のサダメじみてるよ!
今週は一方その頃…な話ですが、ストーリー漫画としてマジ感が増してて引き続き面白いです。なんかこう、本格的に縦展開してんだなあとビックウェーブに乗った気分で読んでいます。ところで最終ページのボンドくんのポーズが気になるんですが、次号の開幕ギャグへの布石?
SAKAMOTO DAYS
鹿島さん上半身だけになって鎖付けられて隅に放置されていると、リサイクルショップで埃被ってる置物みたいでジワるな…というわけで超久々の日常ギャグ回開幕すればガンタンク化etcと尊厳破壊されててかなり大爆笑!!この漫画のマスコット枠になりかねないおもちゃ扱いだよ!
鹿島さんがおもちゃ屋のレジの上で仰向けになっていたのマジ卑怯ですわ卑怯!改造人間とはいえ流石にグロテスクな絵面。これを幼女が持ち込んできて「なおせますか?」と依頼。1コマだけ見ると情報量が多すぎる…!未読の人に見せたら物語が無限に想像できるんだわ。
鹿島さんが花ちゃんを中心にみんなに絆されて情報提供してくれるのは約束された結末ですが、今回のキモは彼のスタンスについてですね。スラーさんがわけわかんなくなって、今回坂本さんの人となりを知れて、ほいなら自分は何なんや?と葛藤したくなってもいいはずです。
呪術廻戦
いい加減なげーよとぼくの中で盛り下がってる五条VS宿儺。黒閃決めて輪っか落ちても全然トドメ刺した感なくて「やったか!?」となれないし、最後五条先生が斬られても「またか…」って感想です。ガチで殺し合うマジ感がないのが忌憚のない不満点です。
アンデッドアンラック
戸塚先生も「不動ってカメラマンが欲しがる神能力じゃね?」と思うクチでぼくは嬉しいぜ!その上で能力を使わず「生活の瞬間をカメラで止めたい」は良い線いってるアンサーです。感情論ではあるけど、能力使って撮るのは作為的ですしね。
卒業式の日にUMA投入はどのみちそんな気がしていたとはいえ、マジのガチで神タイミングですね…信号機の支配は分かり易い脅威表現です。他に思いつくなら、色覚異常か。つーか全部黒で塗りつぶしてしまったら…と思うとぞっとするほど興味深い。
あかね噺
ほい来た!そら見ろぼくの言う通り学問先生は朱音ちゃんに一目置いてくれるんだってな!戯言だとは意外と謙虚ではありますが、そう遠くない将来真言になることを祈りましょうか。で、次シリーズからのお祭りにも来るそうですが再会はワンチャンあってよろしくて?
結構長い間落語やっていたので、一息入れようと出店バトル勃発だとか、なんだか『食戟のソーマ』みたいになったぞ…それはさておき、丁度残暑というタイムリーな時期でこの屋台ネタは良いですね。こういう回見てるとお値段クソ高い屋台に行きたくなってしまうジレンマです。
僕のヒーローアカデミア
オールマイト先生が煽り全一になってる!!いちおう「目には目を」的な明確な狙いですが、ぶっちゃけ大分溜まってたものを吐き出したようにも見えましたよ!そんぐれーハジけていましたよ!恐縮ながらちょっと悪役みたいでもあった…!
「時間稼ぎに釣られたのではなく、ゴミ拾いできる程ゆとりがあるんだよ」はすげえAFOだなあって台詞でした。いやそういうゆとりは別に誇れるものじゃないよね!?あんまりカッコつけてないよね!?そりゃあみっともない言われますよ!
アスミカケル
女子ストロー級は8名のみのトナメ少な!?と思うも、サクサク進められるメリットを考慮するなら案外漫画に最適ですね。大牙さんが数年やってる経験者であり、因縁の相手である姫川さんとの決勝戦が今シリーズのメインなので、数話で描きやすい短編シリーズとして理想的です。
今週一番良かったのはMMAが面白い競技であることの主張。一狼兄ちゃんとの悶着はネガい印象がなくもなかったので、改めて「楽しい」印象を与えるのって大事ですね。あと奈央さんが無理にプロ入りを勧めなかったのも好印象。自分のペースでやらせてくれる尊重心ですよ!好きイ!
一般読者が詳しくない題材に興味を持たせるには「わかんなくても視覚的に面白いと思わせる」「読者と登場人物の目線を等しくさせる」が重要だと常々ぼくは思うんですが、今週はまさに後者を強く意識させたつくりでしたね~。良い意味で落ち着いてまったり読める漫画は名作です。
姫川さんおもしれー女。ぼくは乙女心があるガチムチの女性が意外と好きなんですが(『FGO』のバーゲストさんや『Theガッツ!』のタカさん)、今回二兎くんの貞操がちょっとヤバそうなのが好きです。半分冗談だろうけど、案外そういう恋心?があると意外と付き合ってもよさそう。
ブラッククローバー
光と闇が両方そなわり最強に見える魔法騎士。いつかやりそうだった中二ダブルセットですが、案の定ぼくはブロントさんじゃ~んとキャッキャしてしまうのは大変申し訳ない…!つーか意外とそういう光と闇のコラボって思いつかないですね。
ジャンプ本誌最後の掲載分として満足でした。黒の暴牛の殴り込み、主役二人の再会と、「ここから盛り上げてくぜ!!」な気合いを感じられました。これは積極的に続きを読みたい気持ちになれます。プロ作家としてカッコイイ舞台の去り方です。
さてこの度ジャンプGIGAへの連載移籍となりました。実のところ、ぼくは前々からそれを希望していました。度重なる休載や減ページにより、話が停滞して全然のめり込めず感想も書きづらかった。一挙4,50ページ掲載できる媒体が絶対向いているから正しい判断です。
田畠先生自ら移籍を提案できるのは良い時代になったものです。勿論実績があるから完結に向けてのこの特権を得られたのでしょう。ぼくは電子版おまけのGIGAも読めるので、引き続き完結まで物語を追わせていただきます。田畠先生ひとまずお疲れ様です。
でも本音としては…やっぱり本誌で最終回を見届けたかったですね!田畠先生に無理をさせられない二極化が激しすぎるんですよね~…「月一連載でよくね?」とも思ったけど、スケジュール整えられるかアヤシイですし、不定期刊行のGIGAがベストでしょう。
逃げ上手の若君
やっぱりこの漫画、時行くんが少年漫画ムーヴしているのが一番面白いですね~。見開きを駆使した新技披露が少年漫画やってるマジ感あってゾクゾクします。あとイーノックみたいな着地の仕方も「戦闘すっぞ!」なマジ感溢れる狼煙かけてて好きです。ああいう着地が好きすぎる。
夜桜さんちの大作戦
ワザの名前ってマジ大切ですよね…すげえエフェクトかかったワザをTDNパンチとかキックに保留するのは極めて論外ですよね…「大切なことは二人で決めろ」という意見自体は良いのですが、本来ない第三のアンサーだから流石に説得は無理という悲しきジレンマ。
暗号学園のいろは
「西尾維新のことだから問100に因んだメタアンサーなんじゃねえの?」と疑ったらそんなことはなくて逆に拍子抜けだったぜ。今回の問題は悪くないんですが、答えが出た時のカタルシスはやっぱりなかったですね…面白さと直結してないし、コメントしづらい。
テンマクキネマ
ふわふわな解決法だなあって感想です。まず渚の気持ちが分からない以前に渚のキャラがわからん状態なんですが、毒親エピ後に「そう簡単に割り切れない現実味で演じる」は本当にそれでいいのん…?と、ベストどころかベターなのかすら分からないほど納得し難いといいますか。
アイスヘッドギル
「ラスト・ラグナロク」というネーミングセンスすげえな!なんなんだよ最後の最終戦争って!音速のソニックみたいなトンチキさを感じるよ!この中学生の黒歴史ノートみたいなネーミングは嫌いじゃない!真面目に考えると、ぼくのかんがえた真のラグナロク的なヤツなのかな。
サナは今週も盗みを謝罪しないどころか守銭奴という更なる不快ムーヴホントすごいな…。新キャラに捕らえられて打ち首にされそうになるのも納得でしかない。正しい判断です。こいつリッチ以上に地獄だもん。そんなサナをギルが助けるとか微塵にも共感できないのもマジ地獄。
新キャラのリッチ殲滅の見開きはハッタリ含めて良かったです。戦闘続行だりーよと思ってたクチなのでこれは嬉しい誤算。最初は親父が育てた七人の戦士遂に登場か!?と思ったんですが、別の戦士団の頭なのでどうやら無関係のようですね。七人の戦士ってホントなんだったの。
人造人間100
すげえな今週。大切な人がやられ宿敵倒してという願いを託さればその情に応えるのがセオリーですが、肉体的価値を失った以上なんの感情も湧かない№100すげえな。この1ページは芸術だと断言したい。№100ならそうなるよね…キャラブレないのは良い…!が、こんなのあんまりよ…!
物語の着地点が一気に見えなくなって先が楽しみです。ぼくはこれまでマジであしびくんの肉を喰らうとは思ってなかったんですが(だってバッドエンドじゃんヤじゃん)、これはガチでビターエンドorメリバを狙ってくるんじゃなかろうか?読者に良いトラウマを残す覚悟を期待します。
ドリトライ
宗教セミナーみたいだなあ…心の強さがあれば乗り越えられるとかTDN精神論なので、今回回想で不満爆発とかそらそうよとしか思えなかったです。全肯定しなかったのはいいですが、なんだかんだで主人公が最終的にわからせてしまうのでしょう。宗教セミナーみたいじゃん。地獄じゃん。
一ノ瀬家の大罪
中嶋くんが御尤もな説得してくれたのは良いんですが、物語に大きな変化を齎さなかったとか、あの…今週の話はなんだったのですか。中嶋くんは唯一の相談役なのに全然役に立ってくれません。しかし結局中嶋くんも毒親案件なのか。スタンド使い感覚でひかれ合ってんなあ。