ほんとは怖くない『モバイルSuica』の使い方
おサイフケータイというものを今まで使う機会がなかった。
ぼくはもっぱらの現金派だし、クレジットカードも使いすぎると闇金ウシジマくんが襲ってきそうで怖いからという理由でクソガキ時代から使うのを躊躇っていた。あとおサイフケータイって名前がなんかダサいなというマジのガチでクッソしょうもない偏見もあったから。まあ、特に使おうという理由がなかったのが一番しっくりくるかもしれない。
それで最近、そのひとつ(?)であるモバイルSuicaを利用し始めるようになった。結果。
もっと早いうちから使っておけばよかったアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!111111111111111111
◆なんで急に使いはじめたの?
ある通販を利用したくなったのだが、支払方法がクレカかモバイルSuica(前入金)しかなかったからである。上述した通りぼくは闇金ウシジマくんが怖くてクレカ使えないし、モバイルSuicaも存在自体は聞いたことあるが全然使い方を知らない。その通販の商品はそこまで喉から手が出るほど欲しいものではないので、諦める選択肢もあったのだが…
いや、この際だから、よし。
これも経験のひとつだとして、新しいものには積極導入してみよう。こう書くと少しでも前向きになったな、と変な自己暗示になる。良いことだと思いたい。
◆チャージ(入金)の方法
というわけで早速インストールしてメアド等登録したはいいものの、
………これ、どうやってチャージすればいいんだ?
金額選べるのはいいけど、そこからがよく分からない。どうもクレカを登録ないとダメだそうで、えっじゃあ詰みじゃね??
ネットでひたすらググってみると、
1.駅の多機能券売機でチャージする
2.セブンなどのコンビニで「Suicaにチャージをお願いします」と声をかける
「エッそんなことも知らないの!?ウッソ~!おっくれってる~!」とマウント取られそうな気配を察したが、コンビニでもSuicaチャージできるのは流石のぼくでもそんなことくらい知っている。ぼくをなめるのはせいぜい耳だけにしてほしい。
でも、今まで一度もコンビニでチャージしたことないんだよな…変なアクシデント起こしたら怖いし。「チャージお願いします」って声かけてもどうやるか怖いし。誤動作起こしてスマホ内の変なの見られたくないし。だのでモバイルSuicaもどう考えても1しかないな。こうぶつぶつ書いているといかに自分が面倒くさい人間なのか丸わかりすぎる。
というか、そもそもスマホで本当にチャージできるのか??
いや、なんか変な機能が付いているのも知っているけど。スマホの中にお金がチャージされるってマジなの??これはSuicaカードもなんだけど。昔はキャッシュカードみたいに差し込む仕様だったのが、指定場所に置けばMr.マリックのハンドパワーでも送り込むようにマジにチャージされたからな。今でもマジでハンドパワーだと思い込んでしまっている。いったいどんな技術なんだぜ。
◆多機能券売機でチャージしてみよう
というわけでわざわざ駅までやってきた。わざわざとはいうが、別の用事があるからついででもあるのだが。
チャージできる券売機の目印として、「IC」のロゴマーク(上の画像だと左上のJRロゴの真下にある)があれば確定である。まあソレっぽいヤツなのは探せばすぐに分かるだろう。堂々とチャージ専用ってあるし。
で、ここにSuicaカードの代わりにスマホを置くそうだけど、ほんとに大丈夫?なんか変なエラー起きたりしない??と思いながらも、もうすっかり手馴れているベテランみたいな態度をわざと取りつつ、3000円入金してみる。なおスマホをここへ置きっぱなしにしないと入金できない(スマホを放すと中断される)のでそのへんは画像割愛。もう一台スマホがあれば撮れたが、わざわざこのためにそんな手間取るのもな。
わ~~~~~~~~!!スッゲ!!マジで3000円増えてる~~~~~~!!
が、増えたのはいい。
問題なのは改札口でタッできたあ
◆メリット・デメリット
というわけで、無事チャージできたので、例の通販で入金処理ができた。あとは来月発送なので楽しみに待つだけだ。
メリット
・わざわざサイフからSuicaカードを取り出す必要がなくなった
・アプリを起動する必要もない(入金時も改札タッチ時も)
・アプリからチャージ残高を確認できる
デメリット
・チャージ上限は2万円まで
・突然スマホが故障等した場合を
・(クレカ登録していない場合)クリーン券が使えない
スマホをかざすだけで十分なのは本当に便利すぎて世界が変わった。なんならもっと早いうちから知りたかった利用したかったといまさら後悔しているほどである。世の中ほんとうに便利になってて素敵だね。
デメリットのふたつについてはそこまで考慮しなくても大丈夫だろう。帰りの電車賃はどのみち切符買えばいい話だし。チャージ上限が2万までなのはそういう保険をわざとかけているのではないかとも考えらえる。バッテリーが切れた場合とかどう対応すればいいのかも、ケースバイケースでいいだろう。駅員に相談するのが一番だ。
コンビニでSuicaチャージするのこわいとか言ってるぼくにはナイトメアモードだな。
使っていくうちにまた新たな発見があるかもしれないが、まず押さえておきたいポイントは十分挙げられたかなと思う。そういうわけで、モバイルSuica。マジのガチでオススメです。
「そんなことお前以外全員知っとるわボケ」と世界のすべてを知った気になっているクソリプマウント使いはツチノコの数ほどいるかもしれないが、ぼくのような迷える子羊のような存在は134人に一人はいると思うので、こういった微々たる感動の発見はこうして綴っておきたい。