【シャニマス】アニメ『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season』第2話が良かった話(※シャニマスミリしら組の感想)
◆シャニアニとは?
TVアニメ版『アイドルマスター シャイニーカラーズ』。
通称『シャニアニ』。
昨年10月より先行劇場上映。今年4月より第1クールが放送され、今月10月4日より第2クールが放送中。ぼくはニコニコチャンネルで見ている。
かくいうぼくは第1クールは8、9話までしか見ていない。
やはり例のニコニコサイバー攻撃が6月にあったため視聴できなかった(というか視聴モチベが徐々に崩れてきていた)ので未見分は何があったのか全く把握できていない。他の動画サイト(TVer等)でも見れることは知らなかったというか、ぼくは専らニコニコ派である。
そんな中途半端な状態(視聴中断とも言える)なので第2クールは見ようか迷っていたのだが、結局のところ初回第1話を見てみたら良くも悪くも見れたと同時にこのアニメは相変わらずだなあ!という感想でいっぱいいっぱいだった。
ちなみにぽくは原作となるソシャゲ『シャニマス』は全くと言っていいほど手を付けていない。キャラの知識に関しても完全ににわかとしか言いようがない。もうガワで気に入ってかわいいなあということしか頭に入っていないし、あさひがマネモブくらいは最低限把握している。『シャニソン』は…1日でやめてしまいました本当にすいません。
とまあ、こんなにわかなぼくでも途中まで見ていたってことは原作ソシャゲをプレイしてなくても見れなくはないと思う。…コメントさえあれば。
◆シャニアニ個人的簡易感想
先行公開を見た人の反応はもう大分お察しなものだった。
そ、そんなばかな。
だって個人的2023年ナンバーワンアニメ『ミギとダリ』を手掛けたまんきゅう監督なんだぞ?ぼくは地獄のミサワ先生の漫画『カッコカワイイ宣言!』のショートアニメをリアルタイムで見てそこで初めてまんきゅう監督を知ってファンになったんだぞ?
だからそんなひどいわけがないでしょオホホホと自分の目で確かみてみたらこれ劇場で見るのは相当やべえわナメててまじすいませんでした。
箇条書きマジックでぼくの感想をまとめると、
もう他の皆さんが既に出し切った意見ばかりだろうが、ぼくも大体こんな感想である。第7話のW.I.N.G.(ライブシーン)キンクリは恐怖さえ覚えた。これ先行劇場上映の空気やばかったんじゃないですかね…
面白くない(正直つまらないと言いたくないがつまらない)し「虚無」と言われるのがすごいしっくりくるんだけど、でも8、9話まで見たってことは何かしらパワーを秘めていたのは間違いないんですよ。
…まあいの一番にキャラがかわいいのでソレ目当てなのはあるし、ニコニコでみんなでコメントすると面白さが倍増しするので、ぼくは筋トレしながら見ていた。それはあまり没入せず見ている(俗に言う「ながら見」)も同然だが、テンポがクソダルいのでそんな視聴方法もアリにしてほしいというか寧ろ推奨する。
◆第2話良かったですよ
※ぼくはニコニコチャンネルで視聴しているが何故か動画リンクが反映されないのでこちらのURLからどうぞ
本題。
単刀直入に言うと2期2話は既存回とは別アニメなくらい面白かった。
「マイナスがゼロになっただけなんじゃないの?」と言われそうだし、実際そんなにすごく面白い話ではなかったのだが、「こういう路線で最初からやってほしかった」という願いが実現化されていたので実質プラスだと主張したい。というかする。
上述した本作の問題点が幾つか改善されているのでまとめてみよう。
今回この三つが改善されていた。EDはインストではない。
というのは第2クールより待望の参戦「Straylight(ストレイライト)」にスポットを強く当てられていたからだ。もっと言うなら今回の主役は冬優子とあさひのふたりになっている。
俗に言う当番回をしっかりやってくれると大分印象が変わるし、見やすいし、内容に没入素直に見入るし、テンポも気にならなくなってびっくりした。
なんだか第1クールのほとんどが反面教師な失敗例と見做しているようで大変恐縮だが、参考の為に比較対象にせざるを得ない。第1クールの反省を踏まえてこのこの第2クール制作になったかどうかはさっぱり分からないが、個人的にはこのスタイルを支持したい。もう第2クール分も先行上映済だからこの回が一番のピークになるかもしれないが。
あと冬優子の強気なキャラのおかげでメリハリがついてフックになった気がする。毒ではないがソレっぽいものを含ませた感じ。
実はミリしら組のぼくは冬優子のことはふとももが太いことと言ってない台詞しか知らなかったのだが、それ以外に「敬語と強気両刀なのはなんでや?」と意味に気になっていた。それがこの第2話で疑問が氷解される。なんだ、ぶりっこキャラを作る猫を被っていただけだったのか。
だからPへの「あんたはここでふゆと死ぬのよ」という言ってないタメ口台詞が開発されたのか。成程なあ。
『シャニマス』はかわいい女の子ばかりが登場するのはいいのだが、冬優子のようなあたりが強い子(おもしれー女)が出てこなかったので物足りなさを覚えていた。というかPが全然有能に見えないので、今回冬優子との会話では妙に新鮮味があった。
この2話は原作ソシャゲにある「コミュ」を原作としているとのことで、今回真っ当に見れた理由のひとつがソレなのは間違いない。ただやはりアニメとソシャゲでは進め方が異なる。ソシャゲだと自分のペースで進められるが、リアルタイムで流れるアニメはそうはいかない。ちゃんと落とし込めているだけでも成功ではないかと思う。
内容については、ストレイライトのセンターが天才肌キャラのあさひに決まったことに認められない様子でありながら、それを認めてくれる冬優子のツンデレライバル精神が気に入った。愛依も決して空気ではなく仲介役としてバランスを取ってくれて好印象だった。
なんというか、冬優子が人気出る理由が理解できた気がする。
これは素直に冬優子たちストレイライトのこれからを見届けたい気になれる。真の主人公をやってくれている。今回流れた楽曲の印象的な台詞「諦めない、絶対!」もまさに主人公。これはやはりセンターになることも示唆しているのではないかと含みを持たせたくなるな。
そういうわけでこういう感想を書かせるほどに良かったですよ。
引き続き見てみます。まあたぶん感想は今回が最初で最後になると思うけど、分かるな?