『Fate/Samurai Remnant』体験版(序章途中まで)をプレイしてみよう!
◆盈月剣風帖
1月17日から本日2月7日まで開催されたFGOの『Fate/Samurai Remnant』コラボイベント「盈月剣風帖」は実に面白かった。
時系列的にはゲーム本編のその後になるようだが、かといって(サムレムは未プレイだけど)とってつけた感は全くなかったし、元々マスターであり今回の配布サーヴァントである宮本伊織がサーヴァント化した根拠を筆頭に面白くつくられていた。FGOという媒体でどうコラボできるのか、意外な展開を迎えつつも盛り上げ方が素晴らしかった。
セイバーことヤマトタケルがとにかくかわいい。第三再臨の脇腹から察するにどうやら男の子のようである。伊織くんといちゃいちゃである。
紅玉おじいちゃんもかわいくて愉快だった。最初すごいデザインだなと思ったけど、人間味あふれる表情変化がすごい。サムレムでは茶風林さんが演じているそうで脳内再生余裕で候。
◆体験版配信
さてそういうわけで『Fate/Samurai Remnant』の本編も気になってきたのだが(ぼくの一番好きなサーヴァントと所縁のある人物登場と半ばネタバレを喰らって気になったのだが)、今回めでたいことにFGOとのコラボを記念してか1月16日より体験版が配信となった。
それは発売前(2023年9月28日発売)にやっておくべきでは…とは思うが、その辺大人の事情があるのだろう。結果的に好評を収めたとはいえ、体験版の出来で予約キャンセルされた逸話もあるし…いや天下のコーエーがそんなヘマしないと思うけど。
というわけで体験版をDLしたぞ!
なお今回はニンスイ版でプレイ。あらかじめ書いておくが、たぶんプレステ5版でプレイしたほうがいいかもしれない。明らかに処理落ちしている部分があったので。まあそこまで気になる程度ではないが。
まず早速設定画面が出てきた。流血表現の有無なんてあるんだな。いちおう本作はCERO:Cである。難易度は4つあり、
そうなると、難易度序列は剣豪>剣客>初心>剣士といった感じか?とりあえず剣客にしてみよう。設定は後でも変更可とのこと。
◆コーエー色が強い
早速ムービーが流れる。ここだけ見るとコーエーの新規IPのゲームじみているな。FateもFGOで戦国が舞台のシナリオがあったが、とてもFateの新作とは思えないガチ戦国だ。本物信長が登場すべき画風になっている。ちなみに本作の舞台は慶安四年(1651年)。
あれ?この子ってもしや…
ゲーム本編のポリゴンを見ていると、やっぱりコーエーっぽい。まあリアル調のグラフィックではないのだが、Fateはアニメアニメしているからなあ。
◆チュートリアルバトル
猫かわい~
かわいさの欠片も無きに等し、刀剣と火花!
つーか令呪らしきものが見られているんですけど!まあどんな内容なのか察せるんですけど!
本作の主人公・宮本伊織が謎の集団に追われるところから物語は始まる。Fateではいつものことだが、運命に巻き込まれる型主人公なのがとてもわかりやすい。
戦闘システムはコーエーらしく無双型。このスクショでは敵はワラワラ出現していないが、この後「ああ無双だな」「コーエーだな」とわからせる光景が早速見られる。
戦闘スタイルを変更可。
この「水の型」「地の型」はFGOでは伊織のスキルとしては実装されていない。が、サムレムコラボ高難易度クエスト「残夜幻想」に敵として立ちはだかる伊織が使ってくる原作再現なんだな。なにせ地の型は防御バフ、水の型はクリバフだったから。後者は全体攻撃のほうがしっくりくるかもだが、如何にも攻撃特化で素早い斬撃を披露できる。
コンボや必殺技、回避と操作自体はシンプルで分かりやすい。コーエーと型月の初のコラボレーションであるが、アクションが苦手なFateユーザーや新規ファンの獲得を徹底しているなって印象。その為に難易度も幅広くなっているのだろう。
◆ライダー
ライダーだ!
中の人は素顔が鎧に隠されたようにシークレットとなっている。
てことで如何にもなBOSS戦なのだが、えっなにこれつよ、てか攻撃きかねえ、かってえ、タフじゃんかって
ま、負けた…
回避むずいよ~!
剣客って2番目にむつかしいとはいえ、チュートリアルなんだし負けイベかと思ったよ!こんな見るからにやべーやつに勝てるわけないだろ!
ド級のリトライ ドリトライだ!
僅かにゲージを削り、HP1にされた時点で戦闘終了。こいつまじかってえ…
◆由井正雪
由井正雪!正雪先生だ!対魔忍スーツの人だ!
コラボイベではすごいことになりましたよね…鋼屋ジン先生の案かは分からんけど、よくやったよなあ。
ただでさえピンチ、そもそも状況が分からないというのに首を奪われそうになる理不尽な目。ランサーに狙われた士郎みたいな構図であるが…
何の光ィ!?
ここでOPアニメ!CMでよく聴いた主題歌!
タイトルロゴがドーン!
◆町探索
ここで時系列は数刻前、日常パートに至る。まあ最初はチュートリアルでゲームシステムを把握させると同時にヒキを強くさせるが一番だよな。
カヤちゃんもかわいいが、どことなく抜けている一面がある伊織くんもかわいい。
おむすびは本作の回復アイテム。そういえばFGOでもスキル発動するたびに食ってたな。それくらい重要アイテムなのをわからせてくれそうだ。カーマくん主役スピンオフのインド勢ならバナナがドンキーコングばりに重要アイテムになるのだろう。
探索パートは同じコーエーが手掛けた『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』にもあったらしい。これまでのノウハウはしっかり活かされている、信頼と安心のコーエーである。
本当にFateなのかってくらい時代劇な街並みだな。
これからこの江戸の街が聖杯戦争の戦場へ塗り替えられるのが信じがたいほどに平穏である。
盗人をこらしめるクエスト発生。
いちおうこの街中で真剣抜刀しちゃっていいのかな。
更なるシステム解説。ひとつの型に囚われずすべてを極めよってことなのだろう。地の型は防御特化だけに攻撃が鈍くなるのは仕方ない。
鍔迫り合い!途中でボタンを変える必要もあるので、ただの連打ゲームではない。つーか連打するの大変なんじゃが!じゃが!
◆痣
いつの間にか左手の甲に痣、もとい令呪が露見されていたのは士郎と同ケースだ。この時からすでに令呪が宿ったのだろうか?とはいえ完全なるソレではないし、大分前から既に潜在していたかもしれないが。
報酬金の概念も確認。何が買えるのだろうか、地味に気になる。
謎の人物。果たしてこの後に登場する集団に関する一味なのか、それとも。
コラボイベでも見られた台詞「今宵は、やけに月が眩しいな…」。この後の展開を予兆させているのだが、後々別の意味としてリフレインさせてくる予感もしてくるな。月が綺麗ですね的な。
◆運命の夜
そして時系列はプロローグへ。数時間前の出来事とやけに早かったんだな。
決死の覚悟で抵抗する伊織くんの令呪が輝き…
いつもの運命構図!
本作ではマスターは「喚び人」という名称になっているそうだ。全編通して和に満たされている本作では横文字を用いるよりもしっくりくるだろう。
◆セイバー
というわけでセイバーである。まあ上記で真名書いちゃったんだけど。つーか実装時トレンドに載っていたし、公式HPのキャラ紹介ページにも掲載されているし、なにをいまさらなのだろう。
セイバーはNPCとして同行してくれる。しかし伊織くんには初っ端から辛辣なんだなあこの頃から。それが絆を深め合ってゆき、だがコラボイベではあの状態になったら再びツンツンしていいはずだ。
伊織くんは近接斬撃しかできなかったが、魔術による飛び道具も解禁された。メラみたいな火玉を発射ですごぶる地味だが、これでガードブレイクができるようだ。他の型を習得すると別の飛び道具を発動できるのだろうか?
ライダーとの再戦。相変わらず攻撃が激しすぎる…!
現最大HPの半分以上回復してくれるおにぎり鬼つええ!!そりゃひとつだけでもカロリーでけえしな。
途中でセイバーとチェンジ。サーヴァントだけあって魔力を介して派手なアクションになっている。日常から非日常へ移り渡った実感がすごい。
◆ランサー
どう見ても邪ンヌ!
でもアヴェンジャーじゃなくてランサー!もともと持つ旗は槍のようでもあったし、サンタリリィがランサーという前例はあった。だが傲慢なFGO時空と比較すると大人しい正確な上、よく見ると例のアホ毛がない。全く別時空の邪ンヌなのだろう。
演出カッコイイ!!
『英霊剣豪七番勝負』を更に昇華させた演出だ。これ真名判明後は別の演出になるんだろうなあ。本作は多くのサーヴァントが登場するとのことで、どんな異名を与えられるか楽しみだ。
ランサー戦開始。FGOならクラス相性的に超有効だが…?
セイバーはゲージ消費スキル発動。FGOでも見た、水に関する技が多く見られる。
伊織くんの初期Lv1に対してLv15。この辺の対比も興味深いな。
◆宝具解放
宝具発動!BGMがFGOでも流れたやつ!しかし伊織くんはヤバいのを確信したのかセイバーを止めようとする。えっここは倒してもいいのでは
え、えげつねえええ~~~………
例によってビームキャノンにしか見えないやつ!こんなん大惨事やんけ!夜明けはどう誤魔化すやんけ!そりゃあ何も事情を知らない伊織くんは止めてやってもいいよね…
2チームとも撤退。Fateではよくある展開だが、情報が物を言う戦いである。セイバーの宝具に脅威をわからせたのは間違いないだろう。
◆で、製品版買うの?
というわけでPVが流れて体験版はここで終了!
セーブデータはこのまま製品版へ引き継ぐことができるし、そこからDL版を購入することも可能だ。ぼくは基本パッケージ派だし、そも金がないが…
ムービースキップなしの場合ここまで45分。
近年はボリュームたっぷりな体験版が多く提供されているが、個人的には短すぎず長すぎずの丁度良さ。どのようなゲームシステム・雰囲気になっているのかそれなりに理解できただけでも満足だ。
で、製品版を買うかどうかは…
まあ、後で良いかなあ。どのみちセールがそのうち開催、というか最近やっていたか。ただ今すぐやりたいほどではない。
正直に言ってしまえばアクション面は体験版で満足したきらいがあるので、今後TVアニメ化するならそれで済ませてしまうかもしれない。