フィリピンで働いてみた②
入社した初日から驚くことが多かった。
まず、日本人スタッフは日本語で会話、フィリピン人スタッフは英語ではなく現地の“セブアノ語”で会話する。
一つだけ覚えた単語は“サラマ”でありがとうの意味。インドネシアでも同じ?だったような。
その日は、同じチームのフィリピン人スタッフが誕生日だった。
面白いことに、フィリピンでは誕生日の本人が周りの人たちにケーキや食べ物を振る舞う。
私も誘われて休憩室でケーキ、ダンキンドーナツ、ジョリビーのパスタなどをいただいた。
そして、日本人は人気のようで「一緒に写真を撮って」と次から次に声をかけられ、有名人?にでもなったようだった。
シェアルームはオフィスと同じ建物内。
キッチンとリビングを中心に、サイドに2部屋あったのでプライバシーは担保されていたし、同室の女の子はフィリピン二社目で心強かった。
便座があったことは安心したが、この後、2週間以上、私の部屋のシャワーはお湯が出なかった。
この建物は一階が管理室で、何かあれば全て自分で言いに行き、解決しなければならなかった。
初日から驚きとカルチャーショックだらけだった。
ちなみに「洗濯室」というものが部屋にあり、タライだけ置いてある。
フィリピンでは手洗いが主流で、洗濯機は信用ならないらしい。
元社員が購入した一台だけある洗濯機を社員全員で使い回していたが、きれいになった…かは定かではない。