はるとまぽん

1985年熊本生まれ、神奈川育ち。2021年5月末、部屋を引払い、ホテル暮らし、手荷物が全財産の強制ミニマリスト。今一番興味があることは「生きる知恵」。

はるとまぽん

1985年熊本生まれ、神奈川育ち。2021年5月末、部屋を引払い、ホテル暮らし、手荷物が全財産の強制ミニマリスト。今一番興味があることは「生きる知恵」。

最近の記事

WWOOFで学ぶ農業と英語

「WWOOF」という農家と人をつなぐマッチングサービスについて、友人からの薦められすぐに登録した2022年夏。 農業に興味を持つようになったのは、沖縄で陶芸家の方の家に招かれたときのこと。「あなたはどんな人なのか」と聞かれ、学歴と職歴以外で自分を語れない自分に気づき、無力感に襲われました。その場にいた先人たちの生活は植物を育て魚を採り、自然とともに生活している。「自分も生きる力を身に着けたい」という思いが芽生、それ以来、農業を学びたいと考えるようになったのです。 WWOO

    • フィリピンで働いてみた②

      入社した初日から驚くことが多かった。 まず、日本人スタッフは日本語で会話、フィリピン人スタッフは英語ではなく現地の“セブアノ語”で会話する。 一つだけ覚えた単語は“サラマ”でありがとうの意味。インドネシアでも同じ?だったような。 その日は、同じチームのフィリピン人スタッフが誕生日だった。 面白いことに、フィリピンでは誕生日の本人が周りの人たちにケーキや食べ物を振る舞う。 私も誘われて休憩室でケーキ、ダンキンドーナツ、ジョリビーのパスタなどをいただいた。 そして、日本人は人

      • ”肌の色”の話で気づいたこと

        最近、Podcast「シノブとナルミの毒舌アメリカライフ」を聞いていて、“肌の色”についてカジュアルに話したエピソードを思い出した。 ゲストハウスで出会ったフランス人、黒髪に白のベレー帽がとてもおしゃれな笑顔の可愛い20代の女の子。こたつに入り、みんなで雑談をしている中で「日本は過ごしやすいわ、だって誰も私の肌の色を気にしないから」と笑顔で言った。彼女は黒人で、その場にいた他の国の人たちも一緒に「だって日本では、みんな”ガイジン”だもんね!」と笑いながら会話が進んだ。 そ

        • フィリピンで働いてみた①

          長年の夢だった「海外で働く」がすんなり手に入ってしまった、2023年の秋。 たまたま受けた会社、オンラインで即内定。詳細はよくわからないし、駐在先のフィリピンは行ったことがない。不安は大きいものの、日本では名の通った企業だし、英語が流暢ではないのに採用されたことがとにかく嬉しかった。 渡航は年明け。 それまでに英語を話せるようになりたいと思い、住込みバイトの隙間時間に ①中高の英語をテキストで復習 ②英語動画を集中して見まくる(同時字幕→英語字幕のみ→音声のみ) ③オンライ

          自分で獲る自信がないものは食べない

          2022年2月は、沖縄は何十年ぶりかの雨続きだったらしい。九州生まれの私は、この年まで一度も沖縄に行ったことがなかった。 恵比寿で事業をはじめ、その後インドに行ったはずの高校の同級生が「沖縄に移住したから遊びに来てね」と連絡をくれた。彼女の人生は、人の何回分かと思うほど濃厚だ、今回は割愛する(私も把握しきれていない)。「タイミングが合えば行くね」の返信に行動力お化けの友人は、沖縄情報や宿について次々と送ってくれる。これは、行くっきゃない…。数年ぶりに飛行機のチケットをとり、

          自分で獲る自信がないものは食べない

          突然「やりたいこと」が降ってきた

          これまでの「やりたいこと」はどちらかといえば”逃げ道”だった。仕事が辛い、人間関係が煩わしい、恋人との関係がうまくいかないから。だから、とにかく食べて、寝て、旅行をして、嫌なことから気を逸らすための手段でしかなかった。 2021年5月末、同棲を解消してホテル暮らしになった。荷物は避難用具の入ったリュックと、機内持ち込みできるサイズのキャリーケース。2週間ごとにホテルを変え、行先は気の向くままに。そんな生活もそろそろ1年が経とうとしている。 「どこから来たの?」と行く先々で

          突然「やりたいこと」が降ってきた