フィリピンで働いてみた①
長年の夢だった「海外で働く」がすんなり手に入ってしまった、2023年の秋。
たまたま受けた会社、オンラインで即内定。詳細はよくわからないし、駐在先のフィリピンは行ったことがない。不安は大きいものの、日本では名の通った企業だし、英語が流暢ではないのに採用されたことがとにかく嬉しかった。
渡航は年明け。
それまでに英語を話せるようになりたいと思い、住込みバイトの隙間時間に
①中高の英語をテキストで復習
②英語動画を集中して見まくる(同時字幕→英語字幕のみ→音声のみ)
③オンライン英会話でフリートーク、テーマトーク、ニューストピックを使い倒す
そんなこんなで3ヶ月後には、ネイティブと話しても問題なくコミュニケーションが取れるようになった。
いざ渡航となり、日本の住民票を抜く(これが後々大変なことになる)、友人たちを集めて盛大に祝ってもらう^_^;
僅か44日間で帰国することになるとは、誰も予想できないほどの楽しい宴だった…
荷物は元々キャリーバッグのみなので、全ての荷物を手荷物で引越し。
初めて降り立ったフィリピンの地は…
インドネシアのジャカルタに似ていた。現地のドライバーが迎えにきてくれて安心していたが、いわゆる“日系企業の駐在”のような想像していた場所とはかけ離れたローカルな場所を走ること30分。
「ここがオフィスだよ、この中にあなたのシェアハウスもあるよ」とおろされた場所は…
オフィスビルのイメージとは程遠く、周辺環境は明らかに貧困地のようなところだった。