[読書] 0から1の発想術

今回は大前研一さんの"0から1の発想術"を読んでの感想と、内容を少し紹介しています。

1, どういう本なのか

 この本は大前研一さんがこれまで実際にビジネスの場で使ってきた思考の数々を紹介したものです。

企業の実例を交えて、様々な事例を解説しながら、12個の基礎、3個の実践の15個の思考法を紹介しています。

2, この本を読んで思ったこと

 この本を読んでから、身の回りで行われてるビジネスが、どう考えられて作られたのか深く考えたり、推測したりすることが多くなりました。

 その推測が必ず正しいとは限りませんが、間違いなくビジネスに対する視点は広がると思います。

 僕が思ったのはこの本で得た視点はSNSやブログの運営、ネットビジネスに必ず生かせるということです。

 例えば、ニューコンビネーションの発想。これはよくTwitterにいる

”〇〇✖️〇〇のノマドワーカー”みたいな感じでしょうか。

ニューコンビネーションの発想でできた商品といえば、携帯にデジカメが入ったものなど、思ったよりたくさんあります。皆さんも是非探してみてくださいね。

僕が感じたのはsnsも商品も意外性のある方組み合わせが人の頭に残りやすいということです。

僕の感想はこれぐらいにして、内容を少しですが見ていきましょう。

 

3, 特に重要だと思った内容

 ここでは一番重要でビジネスには必ず必要だと思った思考法を紹介します。

 戦略的自由度/ SDF

  「戦略的自由度って難しそうやなぁ」
  と思った方少なからずいらっしゃると思います。

  戦略的自由度とは大まかに言うと、消費者の立場に立って考える思考法のことです。

ここではコーヒーメーカーの例が紹介されています。

日本の某家電メーカーはコーヒーメーカーの開発に頭を悩ませていた。彼らは「他社よりすぐれたコーヒーメーカー」を作ろうとしていたが、ユーザーは何を求めているのかという視点を持ち込んだ。
行き着いた答えは単純かつ当たり前のものだった。ユーザーは「美味しいコーヒー」を求めていた。その視点を取り入れるまではユーザーは置き去りにされていたのである。

確かに私たちが求めていない技術で差異があったとしてもその商品を買おう!とはなりませんよね。

戦略的自由度を確保するためには

「ユーザーが求めているのは何か?」という問いから始めるのが有効です。


4,最後に

 いかがだったでしょうか。少ししか紹介できませんでしたが、この他にも実際にビジネスで使えそうな思考法がたくさんあるので、興味をもたれた方はぜひ”0から1の発想術”ぜひ読んでいただけたらと思います。

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