所得税法が精神的につらすぎて、デスクで泣いていた
こんにちはこんばんは、私です。だんだんと租税法の講義も最終回に近づき始めました。初回の講義から早三ヶ月でしょうか。5月から始めた場合もう8月を迎えているくらいの時間がたったのですね。それにも関わらず何一つ身についていないですね。まずいですね。租税法の最後の科目は所得税で、いろいろ大詰めです。
いつものことですが、今日はまたデスクで泣いていました。今日は所得税法が精神にすごくきてしまって、つらすぎたんだろうな。前回休んだ講義を途中までウェブでみて、ライブ講義も受けて。
所得税法のいろいろな規定見ていると、色々思うことがあって、頭と心がグワングワンしてきて、泣いてしまうんです。配偶者控除とかみると、「これはわたしじゃない……なんでこんな法律が……」とか、あと親族あての給料の話とかの説明聞いているうちに、以前12年ほど働いていた個人事業主の士業事務所でのこととか、色々おもだしてつらくなって(なんでスポットで手伝っているボスの親族たちよりも(月イチだけのお手伝いの親族もいた)、フルタイムで雇われている私の給与のほうがこんなにも少ないんだろう、とか思ってた。面と向かって40歳も上の雇い主に、給与のことをはっきり物申したら(お金クレクレもっとくれ、昇給幅を相談もなしに勝手に狭く改定するの反対、という話)、主張は通ったけれども、その後険悪になった。お互いがお互いを信用できなくなって、完全に崩壊した)、そういう事を思い出したり、考え始めたらつらくなって、何回も深呼吸して、悔し涙をなんとか少量でとどめて、疲れてしまった。
私は結婚したくないと思っているが、実は心のどこかで、私も知らない無意識の自分が、結婚したいと思っているのではないか。だから泣いているのではないか。
いや、やはりちがう。やはり結婚はしたくない。ただ、自分が社会の少数派に入ってしまったり、見放され不安に襲われたりすることが、なによりもつらくて、苦しい。
毎日が自問自答で忙しい。自分に対して、「本当?本当にそう思ってる?なんで?根拠は?仮説は?」を繰り返している。気がづくと何時間でも。
そもそも今の社会の制度はいつできたのか。両性の合意にもとづいてのみ行われる婚姻とはなんなんだ、今の時代にそぐわないというか、過去の人類にもそぐわないし、未来の人類にもそぐわない気がする。日本国外への移住永住とかは法律の関係で一切できない(すべての人が合法的にできる状態といえば、外国籍の人との結婚くらいだろうか)。しかし、仮にすべての国に永住権をもっているか、すべての国の国籍をもっているような状態だったとして、自分の価値観で生きていける国は見つけられるのか。おそらく一国も見当たらないだろう(せいぜい日本国が自分にとって比較的マシな部類であることに気がつくくらいだろう)。となると、もう横の移動では無理で、縦の移動に希望を託すしかないわけですね。たとえば、あと100年後の世界とか。
数日前にうつで寝込んでそんなことを延々と考え始めたときに、自分の中の「とある思想・価値観」に名前がついていたことを知りました。自分の考え方や価値観をググっていたら、見つけたの。反出生主義という名前らしい。なんかちょっと物騒な名前です。内容も、おそらく私以外の他の人からは、たいそう物騒に、あるいは嫌悪感を最凶に感じるものとして受け取られる思考なのであろう、言わないでおきましょう。つまり私は少数派に入ってしまってるんだなあ。
私はあまりにも世間知らずすぎるから、20歳を過ぎても、世の中はみんな私と同じ考え方をするもんだと思っていた。自分の考え方が多数派だと思っていた。でも、実は違うと知ったのが、20歳を過ぎてだいぶたってからだったと思う。世の中の人はたいてい、私と同じように、子どもを生むことは地球に良くない、子どもは生まれないほうが幸せなのだ、という価値観で生きているものだと思っていた。20代で婚活するうちに、「なぜ?」とそのことについて執拗に責め立てられたり、「ここに参加する資格がないのでは?」と、なにかとんでもない悪の化身みたいな言われ方をされて、「あれ?それはどういうことだろう???」と感じて、それからはじめて自分が多数派ではないんだと知ったのです。究極になると「子どもを産まないなら結婚する意味なんてなくない?なぜここにいる?」という発言をぶつけられたこともあったね。あまりにも私の価値観とは違いすぎていて、衝撃だったな(お互いそうだったのではなかろうか)。私は子供の頃からずっと、とにかく、世間知らずで、社会知らずで、本当に赤子のように何も知らなかったから。白痴だったのかもしれない、わからない。そうか、そういう多数派の人しか集まらない社交場に、若い頃の私は知らずに入り込んでしまってたのか、罪すぎたなあ。でも、本当に、それまで、本気で、自分はきっと多数はなんだろうと思いこんでいたから。
たとえば、同性愛者の人が、初めて、自分が多数派ではないと知ったときの衝撃は、こんな感じだったのかなあと想像したりもします。「え!!他の人は異性を好きになるの!!なんで!!わからない!!」っていう衝撃だったのかな、どうなんだろう。社会の多数派を覆っているシステムや、世界のスタンダードな価値観が、どこまでいっても、自分のと違う。困ってしまって引きこもり。このまま眠り続けているから、何百年かたって、地球のどこかにそんな価値観の人が生きていける国や地域ができたら、起こして連れて行ってほしい。そんな気分だよ。見捨てられ不安が日常的に常に大きい精神で生きているからなおさらだ。みんな私を見捨てて置いていかないで。
睡眠薬で頭グワングワンしながら書いてるよ、自分でも支離滅裂、何書いてるのかわからなくなってきた、そろそろ気を失いそう。寝る。このサーフェスもなんかおかしい、なんで日付が2020年12月28日と表示されているんだろう。今日は2021年だと思う、なんだろう、私がおかしくなってるのかな。朝もう一回見てあまりにも精神いっちゃってるようだったら、消すか、書き直すと思います、明日以降の自分に期待。もう泣くのはいやだ、見捨てないで、置いていかないで。(了)
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