銀色夏生さんの詩集
こんにちは😃今回は銀色夏生さんの詩集をご紹介致します。
銀色さんの自選詩集『僕が守る』から一編引かせていただきます。
いつか君が僕を守ってくれたこと
僕はずっと ずっと忘れないよ
心細くて伸ばした手がどこにも触れない時
世界はとても怖いものだと思う
でもどこかに触れた時は ほっとする
そのだれかが触れるものに 僕がなれたらいいな
地球の上に 宇宙の中に
生きているもの ただあるもの
そのすべてがなくてはならないもの
どんなにささやかでも
なくてはならないもの
生きる理由がわからないというなら
その理由を僕があげよう
君がいなくなると僕は困る
だからそこにいてほしい
空も星も花も吹きぬける夜風も
みんな同じ生きる仲間だから
どんな時も決してひとりじゃないんだよ
君がつらい時は僕が助けてあげる
いつか君が僕を守ってくれたから
次は僕が 誰かを守りたい
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どうでしょうか?銀色夏生さんは僕にとって特別な詩人です。知らないうちに影響を受けているのかもしれません。