【詩】癒し
君の犬のゴローは
その存在だけで
君を癒してあげているのに
僕は君を
癒すことが
できるのだろうか
君の家の庭の
咲き誇る花たちは
君を癒してあげているのに
僕の手や顔や声は
君を癒すことが
できるのだろうか
そうだ僕は
君のために
詩を書こう
涙を風に変えて
悲しみを勇気に変えて
君に語りかけるように
僕は詩を書こう
苦しみを優しさに変えて
優しさに微笑みを乗せて
君にささやくように
僕は詩を書こう
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拙著『僕は愛の伝道者』所収。巻頭に載せた詩で、それだけ自信はあります。自作の詩がどれほど人の癒しになっているのか、常に考えています。
貴方の心のオアシスになりたい結城でした。笑。