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これからの福祉業界の明るい未来のために ― 福祉・介護系企業へのインターン受入の薦め ―

塙社長が標榜するインターンのテーゼは「 “福島” で誰もが “福祉” の現場で “福”に出会える広場を目指して!」だった。

この度の復興庁による復興創生インターンでは、受入をした200社中、福祉・介護系企業は、株式会社はなひろだけだったが、この業界にインターンの受入が広く根を下ろせば、介護職の3Kや低い賃金だけでなく、老害や超高齢化社会など、自然とインプットしていたり、リンクされる福祉のネガティブなイメージと、確かに現場にあったみんなの笑顔や優しさ、働き甲斐とに覚えた矛盾を解いたり、福祉に従事する人々の職業肯定感がアップしたりと、その魅力をバイアスの掛かったフィルターや、色眼鏡を外してちゃんと見れたり、もっともっと現場に “福” が溢れるような社会における福祉畑の土壌を醸成できると思う。

少なくとも、福祉についてネガティブなイメージすら持っていなかった私には、今や、福祉の現場は “福” が溢れて零れるほど素敵なところに思う。それは、福祉・介護って非常に属人的で、「人」と「人」、「対モノ」でなく「対ヒト」、「ひと」が全てだから、AIに取って代わられる余地がないし、誰かの幸せや喜びを自分のやりがいに感じられ、お金より価値あるモノを信じられるのが、この業界の魅力だとはっきりと分かった。

俯瞰して、福祉とは畑違いで、二十歳の男に、それが届いたことは本当に凄いことで、感激した。私は大学に行って、何を学習しているのかも分からないが、それを確信できたのだから、誰だってやれば、きっと感ずるだろう。馬鹿な私ができたのだから。

しかし、無我夢中に頑張って、理解できないことを「価値観の相違」と片付けないで、考えて、考えなければ、それを思い至ることはない。だって、福祉・介護の魅力って人の魅力だから。それは、学校で教えてもらったり、ググったら分かるのではなく、人との出会い、触れ合いの中で滲んだり、なくなって気付くような普遍的なモノだと思う。

インターンは、それを知覚する契機に、ベストだったと胸を張って言えるし、それが就職に直結しなくても、この業界にとって、必ずや有益なモノになるだろう。


また、懇親会を何遍も開いてくれたり、その帰路車中で熱く語り合ったり、ベランダで共に煙草吸ったり、毎回昼飯をみんなで食ったりもした。

みんなと出会い、その人を知り、大好きになったり、リスペクトしたり、また会いたいと思ったりして、郡山が思い入れのあるところになったし、誰かを喜ばせることが大きな原動力になることを知った。

夜中眠たいとき、あと一時間やろうと思えたのは、みんなをイメージして、喜んでほしいと素朴に思うからで、そうしたらもう二時間、三時間頑張れて、気付けば三徹していた。

一ヵ月が一瞬に思うほど、毎日時間に追われ、文字を書き続けた日々だったが、それが凄く楽しくて、人のために書くのが楽しくてしょうがなかった。「誰かのために」なんて大義名分はしみったれた綺麗事だと思っていたが、 “他喜力” を教わり、その原体験を味わった。

京都で学校行ったり、バイトしたりの日々より、100万倍毎日が楽しかったし、無我夢中に頑張っている時でしか、自分の人生の中で大切な人に出会ったり、新たな夢を見たり、何か変わることはないと思った。人を変えるのは人だから。


福祉・介護業界にとっても、学生にとっても、絶対にプラスなモノになると強く思う。1/200の経験を経たからには、それをアピールする義務があると思ったし、株式会社はなひろとみんなのためになると信じ、インターンのラストに、福祉・介護系企業にインターンの受入を薦める。

― 相談先 ―

NPO法人 コースター 
〒 963-8071 福島県郡山市富久山町久保田字下河原191-1
Mail : info@costar-npo.org/
TEL : 024-983-1157
FAX : 024-983-1158
HP : http://costar-npo.org/
コースター代表理事(理事長) 坂上英和さん


経済産業省 インターンシップ活用ガイド 基本編
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/intern/guidebook-all.pdf
経済産業省 インターンシップ活用ガイド 活用編
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/intern/guidebook-katsuyo.pdf

復興・創生インターンについて
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-1/fukkosousei_intern/20170605094415.html


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