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コペンの雨漏り?の話 その2

その1のつづき。

 その1で水音の発生個所が助手席下ではないことが判明したのですが、それはつまりどこから発生しているのかわからなくなった、ということでもあります。ですがとりあえず車内への浸水はなかったので様子見することにしました。
 で、その翌日が平日だったのですが急遽午後のお仕事が休みになったので、フロア剥いだし最近洗車もしてないし、ついでにキレイにするか~とスタンドへ。その帰り道に再び問題が発生しました。
 行きには水音が次第に小さくなっていき、どこかからか水が段々抜けているのかな?という感じでしたが、洗車後に明らかに水音が大きくなっていました(水をぶっかけたから当然なんだけど)。それまでは「チャポ…」くらいのものだったものが、「ジャボッ」みたいな音が出るように…。これには心の中の宮川大輔もさすがに「アカーン!!!」と叫び声を上げたので、急いで帰って発生個所の特定にかかりました。
 すると水が滴っている箇所を発見。そこから推測するにおそらくサイドステップのフレーム内部に水が浸入しているのではないかと思われました(画像赤枠)。

水が滴ってました。
なので多分この辺りに水が入ってる。

 場所が分かれば次はどうやって水を排出させるかです。下から水が滴っているのでとりあえず下を覗き込むと、どうやら水がにじみ出ているクリップが…。

赤枠の部分の下を覗くと…
車体右側の写真ですがこんなクリップが下にあり、そこから滲んでいました。

 上記赤枠のパーツの下部にあるクリップから水が滲んでいました。内張はがしを隙間に突っ込むと簡単に取れました。

クリップが刺さっていた穴(赤丸)から滲んでいたようです。

 で、クリップを取ったはいいものの、水がどばっと出てくるなんてことはなく、元々クリップについていた水が散った程度でした。しかしクリップを取ったことで、このパーツがなんだか外れそうな感じがしたので、無理やり取ってこの内側がどうなっているかも確認してみました。

クリップで留まっていたパーツを無理やり剥がしました。

 樹脂?プラスチック?製で、一部接着剤でくっついていたのでドライバーでこじって無理やり外しました。するとツメで留まっていた部分もあったらしく、そこが折れてしまいました。

①接着剤?シール?でくっついていた箇所 ②ツメが差し込まれていた箇所。折れました ③下からクリップで留められていた箇所

 このパーツがくっついていた部分は泥が凄まじいことになっていたのでとりあえず掃除しましたが、これを取ってもやはり水は出てきませんでしたし、まだ音はしていたので他にもそれらしいパーツを取っていきます。次はゴムの蓋みたいなパーツを取ってみました。

これも車体右側の写真ですが、左側下部のこのゴムの丸いやつを全部取りました。

 結果、どれも取ったところでポタポタと滴る程度で、ほとんど水は出てきませんでした。でも水が滴っているということは、この上部に水が溜まっていることはほぼ確定しました。
 ならば何とかしてその水を排出できないものか…ということで、この状態で急発進と急停止を繰り返して、無理やり排水できないか試してみました。

丸いゴムも全部取って排水を試すことに。

 発進→停止の際に水滴が落ちているのがわかると思います。なので一応無理やり排水させることには成功したということになります。が、これではいつになったら全て排水されるのか、雨が降って水が浸入するたびにアパートの駐車場でこんな奇行をせねばならないのか、などと考えるととてもじゃないですが現実的な解決策だとは言えません。
 ですが今はこれ以外に排水する術がないのも事実…。現時点ではひとまず排水されることを確認できたので良しとします。乗ってたら多分そのうち全部排水されるでしょう。
 でもまだ問題点は残っています。ここまで触れてきませんでしたが、侵入経路が全くの不明です。このままでは、水が全て排出される前にまた雨が降って水が入り、水気が全く取れないままになって中身がどんどん錆びて…と、とんでもないことになるので、次は侵入経路を探します。

 その3へつづく。

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