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壁にぶち当たったときの考え方

こんにちは、harutaです。見ていただきありがとうございます。
私自身、2024年を振り返ると、いくつかの壁にぶち当たり、その中でどう前に進めるかを考え、行動してきた一年だったなと思います。またそれは、2020年のコロナ流行以降は毎年のことのように思います(笑)

そんな中、私よりもより高い、プレッシャーの強い壁を乗り越えてきた人たちの思考法はとても参考にしています。たとえば、24年はパリ五輪でも多くのアスリートが活躍しましたが、スポーツ選手は最たる例です。

「一流」と呼ばれる人々には、共通してストイックな印象があります。そんな生き方に私は憧れますが、同じように憧れる方も多いのではないでしょうか。しかし、彼らが持つ「ストイック」な姿勢・マインドとは、一体どのようなものか、それらを学ぶことで近づけるのではないかと思っております。

アスリートを代表とする彼らに共通するのは、「目の前の壁」の捉え方です。壁が現れたとき、どう対処するかがとても参考になりました。

壁ではなく階段

壁を登るときのマインドについて、「実は壁に見えていたものは、一段が異常に高い階段なのだ」と認識する方が多いと話を聞いたことがあります。一段が異様に高い階段だとすると、今までのやり方・我流では乗り越えられません。そのようにポジティブな発想転換がうまい人が多いと感じます。

高すぎる目標は、「足踏み」になりやすい
なかなか、一定の記録やステージ以上に伸びない人は「努力しているんだけどな」と言いますが、自分の認識よりも高すぎる壁に挑んでいる場合があります。そのようなときは壁の前で足踏みする傾向があります。

ビジネス社会においても、時代が良かったり、商品が良かったりし、チームが良かったりすると、自分の実力がついていないのに、どんどんステップアップしてしまう人もいます。特に昨今は賃上げしないと人の採用・定着もままならないので、会社全体で賃上げムードもあります。

そのため、仕方のないことではありますが、その人は本来ぶつかるはずの壁にぶつからずに来てしまうことがあります。少年漫画『ONE PIECE』で主人公ルフィが、「覇気」を覚える前に海軍三大将と呼ばれる強敵に挑んでしまったところがまさしくソレです。

『ONE PIECE』作者:尾田栄一郎 集英社より

基礎を学ばずに来てしまった人は、まだ自分が今超えようとしている壁の越え方を考えられる段階にないことがあります。

壁を刻む

成長するためには、壁の高さを一度認識し、弱さを見つめ直す必要があります。少年漫画『ワールドトリガー』で、まさしくこの壁の部分を説明しているところがあり、大人でも参考になる内容でした。

『ワールドトリガー』葦原大介  出典:ジャンプSQより

そのうえでの壁の登り方は、一番下から順にステップを踏んでいけばいい、と提案します。しかし、それでも最初のステップを登る力がない場合は、目の前のステップをさらに細かく刻み、一段ずつ自分が登れるものにしていけばいい、それこそが努力だ、と答えるシーンがありました。

『ワールドトリガー』葦原大介  出典:ジャンプSQより

「できることからこつこつと」という話だと感じますが、これがなかなか難しい話です。一度、前に進んでしまった人は自分から降りる、下る意思を持ちにくい傾向があるようです。つまり誠実に実行できる人間は多くありません。プライドが邪魔をするのです。このへんのプライドを捨てられるかどうかが、自分にあった成長の道を得るための鍵ともいえます。

ポジティブな発想の転換

ストイックな人は、ポジティブな発想の転換が得意です。目の前のことを楽しむことが大切で、すべての出来事を「ワクワク」に転換できると良いでしょう。これも解釈の仕方の練習によるものでしょう。

「三流は壁を避ける。二流は壁を乗り越える。一流は壁を楽しむ」という考えがまさにそれで、今の壁をどうとらえるか、乗り越えるか、を意識するだけでも大きく行動が変わっていきそうです。

まとめ

アスリートの壁の捉え方、少年漫画の努力論・成長論から学びも多く感じ、少しずつですが自分の行動の中にも取り入れていこうと、今年の壁に向き合ってきました。周囲の支援もあり、なんとか壁を登り、前に進めている実感があります。

2025年も多くの壁が訪れることでしょう。そんなときに、1人でも参考になればと思っております。


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