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常備しておきたいアロマオイル
こんにちは、春空です。
AEAJのインストラクター資格を保有していたこともあり、精油については少し詳しくなりました。その知識を活かして、常備しておくといいアロマオイルとその使い方を紹介します。もちろん、我が家でも常に置いています。
まずは、「常備精油」の条件からお伝えします。好きな香りを楽しむのとは違って、精油の持つ個々の作用に注目して選ぶのがポイントです。
原油が手についてもOK
これは大前提だと思っています。というのも、精油は濃度が濃いいので、直接手につくと荒れたり、湿疹が出たり、ひどい時は体調が悪くなってしまうこともあるからです。
子供が小さいので、誤って原液がついた時でも、慌てず対応できる(洗い流す)できるので安心です。ほとんどの精油は原液を直接肌に着けることはできません。故意に肌につけないよう気をつけてください。
色んな精油のなかで、原液がもし肌についてしまってもOKなのは、ラベンダーとティートリーです。特に、ラベンダーは、火傷を負った時に原液を付けると改善したというエピソードから、傷を和らげる作用があるとわかったそうです。
赤ちゃんや小さな子供でも使える
精油の成分によっては小さな子供に使わな方がいいものがあります。3歳未満は特に少量の香りを楽しむだけにしてください。
特に、新生児の赤ちゃんはできるだけ精油や香りの強いものを使わないほうがいいです。その理由は、新生児の頃は目が見えにくいので、匂いでママを認識しているからです。ママの匂いって大事なんです。
小さい子供に使いやすい精油は、オレンジやマンダリンです。柑橘系は食べ物でもあるので、子供は好きな香りです。老若男女に受け入れやすいと思います。
乳幼児には避けた方がいい精油を紹介
・バジル、ユーカリ、フェンネル、ジュパー、レモングラス、ペパーミント、セージなど。
気になる方は、「精油・乳幼児・禁忌」で調べてみてください。
抗ウィルス、抗菌、免疫賦活化作用がある
強い作用ではないけれど、これらの作用も大事。感染症予防に役立ちます。防ぐだけじゃなく、殺菌作用、滅菌があるとなおいいです。
免疫賦活化作用とは、簡単にいうと、自分の持っている免疫力を高めてくれる作用のことです。病気を治すのは結局自分の免疫なんです。この話はまたの機会に。
さて、おすすめの精油は、ユーカリ・グロブルス、ユーカリ・ラディアータ、ラベンダー、ティートリーです。この中で、ティートリー、ユーカリ・グロブルスは殺菌作用を持っています。
我が家では冬になるとユーカリの出番が増えます。でも、実体験として、使いすぎると気分が悪くなるので使いすぎないように気をつけています。もちろん、平気な人もいます。
ラベンダー:抗菌、抗ウィルス、抗真菌(カビ)鎮痛、抗炎症、免疫賦活化など
ティートリー:殺菌、抗菌、抗ウィルス、抗炎症、免疫賦活化など
ユーカリ・グロブルス:抗菌、殺菌、消臭、鼻詰まり解消など
ユーカリ・ラディアータ:抗菌、抗ウィルスなど。
ユーカリ・ラディアータはケント類をほとんど含まないので、グロブルスよりも安全に使えます。
リラックス作用がある
精油には色んな作用がありますが、特に我が家ではリラックスできるものをよく選びます。仕事や学校で頑張って帰ってきた時に、家でリラックスできる空間を作ってあげたいからです。
「リラックス」と言えば、ラベンダーですね。その他はオレンジ、ヒノキ、ローズウッドもいいです。リラックス作用(鎮静作用)がある精油を選んでもいいですが、「好き」なものを使うのが一番いいと思います。
妊婦さんでもOKな精油
これは、人にもよりますが、我が家にはお友達や家族がよく来ます。そんな時に、妊婦さんに禁忌な精油が含まれているといけないので、日頃から気をつけるようにしています。
妊婦さんにもOKなものは、ローズウッド、フランキンセンス、オレンジ、マンダリン、ティートリーがおすすめです。でも、妊婦さんが来客するとわかったら、我が家ではアロマをほとんど使わないようにしています。
妊婦さんに禁忌なものを紹介しておきます。
ジャスミン、ラベンダー(妊娠後期からOK)、カモミール、ローズマリー、フェンネル、クラリセージ、サイプレス、サンダルウッド、ネロリ、パチュリ、レモングラス、ローズ、ゼラニウム、ペパーミント、シナモン、クローブなど
我が家の常備精油
常備しておくといい精油を紹介してきましたが、1本か2本選ぶとしたら、断然ラベンダーとティートリーです。
ティートリーはオーストラリアの原住民、アボリジニーが「万能薬」として愛用している木です。万能薬と言われると、なんだか凄そうな気がしますね。個人的なイメージですが。
この2つを選んだのは、上記に書いた条件が全て揃ってるからです。香りもブレンドしやすいこともポイントが高いです。例えば、
ラベンダー+ティートリー
ラベンダー+オレンジ
ラベンダー+ローズウッド
ラベンダー+ユーカリ
ティートリー+レモン
ティートリー+ユーカリ など
常備精油の使い方
実際にどうやって使っているのかというと、原液を数滴垂らすだけです。忙しくても、精油の性質を理解して生かす使い方です。
また、常に使うことはありません。それは、香りに慣れてしまうからです。香りに慣れると、香りがわからなくなり、どんどん精油の量を足してしまいます。
そうなると、自分にとっては丁度いい香りでも、他の人にはきつく香るかもしれません。精油の量が増えると、その作用も強くなるので、体調が悪くなってしまうかもしれません。
それと、「同じものを食べ続けると毒になる」と言われるように、同じ香りを嗅ぎ続けると、体に良くないと感じているからです。
風邪を引いた時のうつらない対策のため
鼻をかんだティッシュやそのティッシュを捨てたゴミ箱に、ラベンダーかティートリーを1〜2滴。ひどい風邪やインフルエンザの時は、より殺菌作用の強い、ユーカリを使うこともあります。
リラックスしたい時や眠れない時
お風呂に入る前の湯船にラベンダーを2〜3滴入れます。湯気とともにほのかに香るラベンダーが、とっても心地いい空間にしてくれます。
シャンプーや石鹸の匂いが混ざってしまうので、お風呂に入る前がおすすめです。
お客さんが来る時
ラベンダー+ローズウッド+(オレンジ)のブレンドをよく使います。
アロマストーンに2滴づつ垂らして、玄関に置いておきます。その理由は、入ってすぐアロマが香ると気持ちいいなと思ったからです。人の家の匂いって独特ですよね。
きつく香らないように、お客さんが来る3〜4時間前に用意をします。玄関ドアを開けた瞬間に、ふわっとほのかに香ってくれるとベストです。
また、リビングだと苦手な人がいたらずっと嫌な気持ちにさせてしまうからです。せっかく会いにきてくれたお友達や家族には、少しでも「楽しかった!」と思って帰ってほしいです。
好みが分かれますが、私は、精油の香りがコーヒーや食事の匂いと混ざらない方が好きです。
精油を購入するときのポイント
精油=植物から採れるオイルです。
なので、不純物が入っているものやすでにブレンドされているものは避けてください。香りだけを楽しむのならいいのですが、作用をしっかり取り入れるなら、100%植物から採れた精油をお勧めします。オーガニックだとなお、GOODです。
いいものや貴重なものは高いので、この辺りはご自身のお財布状況と相談で決めてくださいね。
参考までに、私は、生活の木やニールズヤードなど、精油専門店のものを使うことが多いです。オーガニックは高価なので、そこは気にしていません。
まとめ
1本でも常備できる精油があれば、風邪予防や気分転換など、普段の空間を変えることができます。アロマを日常に取り入れて、楽しんでみてください!
【おまけのお話】
精油ではありませんが、精油を作るときに採れる、ラベンダーのフラワーウォーターを夏に常備しています。日焼けをした日に、コットンに付けて優しく日焼けした部分に付けています。ヒリヒリ感が少し和らぎます。特に外遊びが大好きな子供に使っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
またお会いしましょう!