治島朱希

私が未だ二歳の頃、両親は決意を胸に誓った、らしい。 『コイツに普通の職は無理だ。せめて…

治島朱希

私が未だ二歳の頃、両親は決意を胸に誓った、らしい。 『コイツに普通の職は無理だ。せめて、のびのび育ててやろう』 そんなこんなで好奇心の赴くまま生きています。

最近の記事

舞台「未来記の番人」感想諸々

タイトルの通りの感想文です。私的推測や解釈が多分に含まれます。 舞台「未来記の番人」を何度か観た、戸塚担のオタクです。思いの丈だけはぎっしりこめましたので、よかったら読んでいってやってください。 今作は、私が観たなかでは大幅な演出の変更はありませんでしたが、所々細やかに変化していく舞台で、その気づきを楽しみながら観劇していました。 原作既読で臨んだため、初見では(天草四郎を守るってなんだよ?!)といった驚きはありましたが、複数回観る機会があったことで舞台の構成は単純明快

    • 善子ばあちゃん(77)は美少女のままで

       美魔女、だとか、奇跡の○歳、なんて言葉が昔はあったらしい。見た目は若々しいのに、実年齢が予想外に上で、多くの人が驚く存在を指した言葉だそうだ。 「こうちゃん、お醤油取ってちょうだいな」 「はい、ばあちゃん」 「ありがとう。やっぱり目玉焼きには醤油よねえ」  テーブルを挟んだ向こうに、御年七十七歳の善子ばあちゃんが座っている。彼女の肌はハリがあって瑞々しく、瞳はキラキラ。零れ落ちそうなほど大きい。スラッとした手足は綺麗で魅力いっぱいで、端的に言えば美少女だ。昔の――百年くらい

      • A.B.C-Zがダンスミュージック観を変えてくれた

        初めに述べておくが、私はA.B.C-Zに陥落して一年未満のヒヨコである。 彼らに目覚めたきっかけは、ドラマ『東京エイリアンブラザーズ』の番宣をたまたま観たことから始まる。 運命とは数奇なもので、番宣を観ていた時、ふっと10年前の『はなまるマーケット』が脳裏を過った。 『戸塚祥太』 その名前、ロゴを確かに憶えており、当時、可愛くてきれいな子がアシスタントにいるなあ、とによによしていたものだ。 記憶の箱がパカリ開けば興味は膨れ上がり、ドラマはもちろんのこと、エピソードを調べ、

      舞台「未来記の番人」感想諸々