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エミー賞が間近なので。おさらい。のはずが急な発表とサムライ描写

ドラマ界のアカデミー賞といわれる、エミー賞。
本日は、クリエイティブアーツ部門の発表が一部ありました。今日、そういう動きがあると知らなくて、Varietyをチェックしてたら、急に始まってました。

第1グループの発表、とありますねー。

短編のノンフィクション、リアリティーシリーズ部門で、『SHOGUN』のメイキング番組『MAKING OF SHOGUN』が受賞してました!

真田広之氏は、『ラスト・サムライ』に出演した際、そして以降、ハリウッドのなかで、日本の描写について苦労を重ねられたと聞いています。最近では、『シンパサイザー』のなかでも、ファンタジーを持つアメリカ人映画監督に対して、「すばらしい」とか「そうではない」とか、ヴェトナム人のキャストになんとか台詞を与えようとか、主人公が努力するシーンがあり、わたしもそわそわ緊張して食いついて見てしまいました。むかしなら『ベスト・キッド/カラテ・キッド』とかの、うーむという感じのアレ。それがン十年を越えた続編の『コブラ会』なら、なおさら。ひと作品の小さなインパクトではなく、おおむねが事実とは異なる処理の作品ばかり、そして長い期間つくられ続けるのは問題です。そして是正するのは大変むずかしいこと。

『SHOGUN』はどのようなところに気を配って、そして作り上げられたものなのか、ひじょうに興味があり、日本ではどこで見られるのか、まだわかりませんが、楽しみにしています。そして9月11日(水)にはNHKでインタビュー番組もあるとか。

アニメーションプログラム部門では、『ブルーアイ・サムライ』が受賞していました。

こちら、江戸時代、忌み嫌われている剣士がある日……というストーリーで、タイトルからわかりますが、主役のサムライは目が青いです。評判がよかったので、チラ見していました。声優をつとめるのは、『Mr. & Mrs.スミス』に主演のマヤ・アースキン。

マヤ・アースキンの、もったりとしたほっぺが良い~。しばらくあたまにお団子をつくる髪型を真似しておりました。

『ブルーアイ・サムライ』を見ていると、あ”っ!?これはニホンじゃないっ、みたいな描写があるんですね。んなわけないんですけど~~と画面に向かって言ってしまう場面。ラスト・サムライで寺が出て来たときみたいな感じ。でも、さきほどと逆のことを言うようですが、その大胆さに、なるほどね~と思う所もあり。私なんぞは日本に生まれ育ったからこそ、時代物の「お作法」に縛られてるところはあると思うんですよね。創作物から創作物を生み出している。だけど、一度、固定概念を脇に置いたら、時代に即したあたらしいものが生まれるかもしれない。

ここまで書いていて、名前のある日本のメディアが上記の受賞を伝えてないので、ちょっと不安になっていますが、公開します。

ほんとうは、(下)を書いて、リミテッド部門のはなしを終えようとしたのですが、それはまた今度。

こちらは、エミー賞の大枠と、2024年のリミテッドシリーズノミネートについて触れた前回の記事。

さいごに、エミー賞のメインのセレモニーでは、ユージン・レヴィと息子のダン・レヴィが司会をします。それもすごく楽しみなんですよね~。親子で司会! 私自身は、親子で舞台に立って司会するなんて考えられませんが、このふたりは……

『シッツ・クリーク』というコメディで人気が爆発したおふたり。

お金持ちが急にど貧乏になった設定の、びみょーに、ふーんといいたくなる設定のドラマなのですが、全体としては意地悪さがなくて、コロナの巣ごもり中に見てました。カナダの俳優さんです。

また続くでしょう、おわり。


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