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足利學校へ

〜聖地巡礼のつづき

そのあとは日本製にも登場した
日本遺産の「足利學校」へ

ここを訪ねた春馬くんも
孔子の教えに触れ、のちの役作りの
ヒントを得たのだろうか?

孔子の身長は2尺6寸(2m16cm)も
あったのだとか…
日本製では孔子像に
ぴったりと寄り添って写る
春馬くんの姿がある

天外者の五代友厚の父
五代秀堯(ごだいひでたか)は
儒学者だったので
才助(のちの友厚)も幼少期から
儒教を学んでいたことから
彼もまた五代友厚を演じるにあたり
下調べしたようだ。
一つ一つの作品に常に向き合い
その人物になりきるためには
どんな労力も惜しまない。
どこまでも努力の人である。

天外者のドキュメンタリー番組でも
彼は"忠信孝悌"について語っていた。

忠信孝悌とは
誠意を込めて親や目上の人に仕えること。
「忠信」は誠意をもって、決して欺かないこと。
儒教の四つの徳目。
「孝悌」は両親や目上の人にしっかりと仕えること。

オンライン四字熟語辞典

きっとこれは論語を学ぶ前から
自身の社会経験で学んでいたこと。
自然に身についていたとは言え、
きっと肚に落ちることがたくさんあったのだろう。

鹿児島では生まれてきた子に
「天からの授かりもの=てんがらもん」と
言うほかに、大人になってからは
「凄まじい才能の持ち主」を表す言葉だそうだ。

映画のラストでは
五代の妻、豊子が
「ほんまに貴方は天外者や」と云うシーンがある。
まるで五代友厚を通して春馬くんを
賞賛しているようなセリフだった。

今回、足利學校を訪ね、一通り見学してみて
あらためて初心に戻る大切さを感じた。

書院での書写体験でいただいた
「論語抄」の素読も
この機会にしてみようと思う。

そしてまた、必ずこの地を訪ねたい。

足利學校の詳細については
こちらをご参考に

史跡足利学校

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