朝陽

只今58歳。 子ども達は独立し夫と二人暮らしになりました。 心身共に健康で元気な還暦を迎えることを目標に、日々小さな楽しみを見つけて暮らしています。 「書くこと」が楽しくなったらそれは素敵なことだなと感じて挑戦してみようと思いました。 よろしくお願いします。

朝陽

只今58歳。 子ども達は独立し夫と二人暮らしになりました。 心身共に健康で元気な還暦を迎えることを目標に、日々小さな楽しみを見つけて暮らしています。 「書くこと」が楽しくなったらそれは素敵なことだなと感じて挑戦してみようと思いました。 よろしくお願いします。

最近の記事

「小学生の親1年生」の私はクタクタだった

土曜日の朝、一人暮らしをしている娘からラインがきた。 小学校の40周年記念行事の時にタイムカプセルに入れた作文を20年後の今日取り出すらしいから自分の作文をもらいに行ってきて欲しいというのだ。 娘がちょうど1年生になった年、小学校は創立40周年を迎え記念行事を盛大に行ったのを覚えている。 早速私は家から歩いて5分ほどの小学校の正門へ向かった。校庭は若い子のグループや、私のように代理で来た親が集いとても賑やかだった。 娘の同級生には小さな子供をベビーカーに乗せて来ている人

    • ついにゴルフ始めます決意

      20年以上も前に夫が誕生日プレゼントにくれたゴルフクラブは一度も使うことなく納戸の奥にひっそり置かれたまま、いつだったかリサイクルショップへ持って行った。 そもそもゴルフ未経験で当時ゴルフには全く興味がなかった私にいきなりゴルフクラブを買ってきた夫に私は憤慨したのを覚えている。 誕生日プレゼントなら気の利いたアクセサリーやバッグにして欲しかった。 「お金の無駄だわ!」と心の中で叫んだし、いや、たぶん、、忘れてしまったけど、おそらく心の中にはおさまりきれず口に出して言ってしま

      • 自分自身をアップデートしていこう

        今年はnoteに出会いどれだけのワクワクを体感させていただいたでしょうか。 沢山の方々の文章に触れて心が動き、アウトプットすることで自分自身がアップデートされていくような気持ちでした。 1つのチャレンジがまた他のチャレンジをするきっかけになり平凡な日常に彩りが加わりました。 面倒くさがりで臆病な自分を封印して少し勇気を出して1歩踏み出すことが出来たとき、今まで見たことのない自分に出会ったり、今まで見たことのない景色を見ることが出来ることを実感できた1年でした。 紅白歌合戦を見

        • 母がだんだんしぼんでいく

          まるで風船が少しずつしぼんでいくように母が小さくしぼんでいく。 久しぶりに帰省して1週間ほど実家で母と二人で過ごした私は、あと何回こうして一緒にご飯を食べられるのだろうかなどと考える。 帰省の最終日、電車の時間までまだ少し余裕があったので母の昼食を作ってから帰ることにした。 冷蔵庫に残っていたキノコと野菜で作ったパスタを母は一口食べると「うん、美味しい!」と言って大きくうなづき私を見てニコッと笑う。 ニンニクと鷹の爪を使ったパンチの効いたパスタが大好物な母。 が、二口目を

          「頑張る」って楽しい   57歳の筋トレ

          筋トレを始めて数ヶ月。 私にしては三日坊主にならなかっただけでも自分自身を褒めたい気持ちだ。 ただ、筋トレの知識がほとんどない私は自己流でトレーニングを続けているだけではしっかりと筋肉に効かせたトレーニングが出来ていないのではないかと感じるようになってきていた。 やらないよりはマシかな?という程度のマンネリな感じと、まぁリフレッシュできるし、この年齢で無理する必要もないかーと自分を納得させていた部分も大きい。 元来怠け者の私は1人のトレーニングではそこまで自分を追い込む

          「頑張る」って楽しい   57歳の筋トレ

          赤ちゃんを抱っこして我が家の「坊」を思い出す

          赤ちゃんを抱っこしたのはいつ以来かしら。 お向かいの家の娘さんが初産で里帰りしていた。 幼い頃から我が家の子ども達ともよく遊んでくれたリオちゃんはもうすっかりママの顔だ。 早速抱っこさせてもらうと、私の腕の中にすっぽりと収まる。 赤ちゃんってこんなに小さかったっけ〜?と改めて思うほどちっちゃい。 もうすぐ2ヶ月になるというジュンくんは、ゆらゆら揺らしながら背中を優しくトントンすると瞼をゆっくり閉じた。 そしてしばらく私の腕の中でスヤスヤと眠ってしまったではないか! な

          赤ちゃんを抱っこして我が家の「坊」を思い出す

          レコードで聴くカレンの声に癒されて

          私は突然、無性に、レコードの音が聴きたくなったのだ。 疲れてるのかな?自分、、、なんて考えながら 夫が昔から収集していた様々なジャンルのレコード盤の中からカーペンターズのLP盤を1枚選ぶ。 夫が長年こだわって揃えたレコードプレーヤーもアンプもスピーカーも数年前に全て処分してしまったので、今我が家にあるのは娘が夫の誕生日にプレゼントしたおもちゃのようなほぼインテリアのような水色のトランク型のかわいいプレーヤーだけだ。 オーディオ機器を処分した時にレコードも一緒に処分しようと

          レコードで聴くカレンの声に癒されて

          一期一会の旅 1368段のこんぴらさん参り

          #わたしの旅行記 羽田空港を飛び立ち、わずか1時間20分で香川県の高松空港に到着。 今まで1度も足を踏み入れたことがなかった四国への母娘旅の始まりだ。 「一生に一度はこんぴらさん」と言われているという金刀比羅宮へ参拝するために早朝便で来た私達は、先ず腹ごしらえをするために参道入り口からすぐの「宗家 金毘羅饂飩 狸屋」で本場の讃岐うどんを堪能した。 いよいよ1368段先の奥社目指して意気揚々と出発! ひとしきり登った365段のところにある大門では、宮内での商いを特別に許

          一期一会の旅 1368段のこんぴらさん参り

          親子三代の手打ちうどんは「くるみ汁」で召し上がれ

          #料理はたのしい 実家に行くと「めんめん、めんめん」と言って父にうどん作りをせがむ子ども達。 娘も息子も離乳食の頃から父の手打ちうどんを食べていた。 私が幼い頃から実家では日曜日になると家族みんなで手打ちうどんを作って「昼うどん」をした。 うどんを打つのは父。 うどんを作る粉は必ず地元産のうどん粉を使っていて、いつも決まった農家さんから地粉を購入している。 父はこね鉢の中で地粉と水と塩を混ぜ、体全体を使って力強くこねる。 形良くきれいに丸めたら取り出してビニールシ

          親子三代の手打ちうどんは「くるみ汁」で召し上がれ

          母のポテサラを褒められてスキップした日

          「これをお隣に持っていって〜」 実家の辺りでは、私が子どもの頃はちょっとした手作りのおかずをご近所さんにお裾分けするようなことが頻繁にあった。 ポテトサラダを盛ってラップをかけたお皿を私は両手で慎重に持ち、慣れた足取りでお隣の家の勝手口から入って行くのだ。 心の中でそっと「めぐちゃんが出てきますように」と祈りながら。 いつものように薄暗い土間から大きな声で「こんにちは〜」と叫ぶと、奥からジーンズ姿のめぐちゃんが出てきた。私はヤッタ!と思いながら、 「これ、お母さんが、

          母のポテサラを褒められてスキップした日

          noteと娘と人生の秋に

          noteでエッセイを投稿しはじめたという娘に「ママも書いてみたら?」と勧められ、noteの存在すら知らなかった私がドギマギしながら、つたない文章の投稿を始めて3ヶ月が過ぎた 先日、娘が私の事を書き、その中で私の記事も紹介してくれたお陰で「娘さんの記事から飛んで来ました」と私の記事も読んで下さる方が多くいらっしゃり大変嬉しく有難い限りだ。 読んで下さる方との出会いに感謝し、私も色々な方のところへお邪魔して時には胸が熱くなるほど感動をいただいたり、自然と心が温かくなる素敵な文

          noteと娘と人生の秋に

          家族旅行で見えたこれからの家族のかたち

          #これからの家族のかたち 2023年の年始め。私達家族4人は沖縄行きの飛行機に乗り込みやっと一息ついていた。 年末はそれぞれが忙しく過ごし、この旅行が我が家の新年会といったところだ。 今春からいよいよ息子も家を出て新社会人となることから、 「もうなかなか4人揃って旅行に行けることもないだろうし、これからは一人一人が独立して自分の人生を歩むという意味で、『家族解散記念旅行』にしよう」と娘が言ったのだった。 私は娘の言う「一人一人が独立して自分の人生を歩む」というのは夫婦の

          家族旅行で見えたこれからの家族のかたち

          結婚記念日には映画館デートを

          #映画にまつわる思い出 今日は結婚記念日。夫と映画館デートを楽しんで帰宅。noteを開くとタイムリーなお題を発見したのでこれは書かなきゃと思った次第です。 32回目の結婚記念日だ。久しぶりに夫と2人で映画館へ行くことにした。 そう言えば、私はいつから1人で映画館へ行くようになったのだろう、、、、。 昔は今日のように夫ともよく映画館へ行ったのに。 新婚の時に観た「プリティ・ウーマン」は私達夫婦が大好きだった映画だ。 ビデオも購入して何度も何度も2人で観た。 あの頃は映

          結婚記念日には映画館デートを

          我が家のおひな様

          娘の初節句に実家の父が買ってくれたお雛様は なんとも言えない優しい表情をしてこちらを見ている。 私の田舎では初節句に嫁の実家が雛人形を送るという習わしがある。 当時、父と母はそれはそれは張り切って何件も店をまわり初孫のために雛人形を選んでくれた。 26年前のことだ。 初節句の日には両家が揃って賑やかにお祝いの宴が催されたのを思い出す。 まだ生後4ヶ月の娘を取り合うかのように、父と母と義母と叔母になりたての妹が代わる代わる抱っこしたり、あやしたりしている光景を今も昨日の

          我が家のおひな様

          筋肉で息子と語り合う

          「ママが『脳筋』と分かりあえる日が来るとは思ってもみなかったよ〜!」と娘が笑うが、 56歳にして「初 筋トレ」してみたら、良いことしかない。 それでもって筋肉モリモリ、格闘技と柔術が趣味のいわゆる「脳筋」息子と過去1仲良くなれたのだから脳筋最高!と言いたい。 (「脳筋」という言葉は知らなかったのだが、娘がしばしば使うので調べてみたら、ちょっとネガティブな言葉なのかしら?) 私はずっと美味しいご飯と美味しいお酒があれば幸せだったし、運動やトレーニングには全く興味がなく、歩い

          筋肉で息子と語り合う

          昭和の女子中学生が本気チョコを渡す

          中学2年生の私達は明日のバレンタイン決戦に向けて真剣勝負のチョコレート作りに臨んだ。 お菓子作りがプロ級の同級生マナちゃんに頼み込んで一緒にチョコレートを作ってもらうことになっている。仲良しのマユちゃんとヨッちゃんの4人でマナちゃんの家に集合した。 今みたいに100均なんて便利なお店はないのでラッピング用品を揃えるのは一苦労だった。田舎町にはかわいい雑貨屋さんもなく、いつも行くたこ焼き屋さんで譲ってもらったたこ焼きを入れる白い箱が私達の愛を詰め込む運命の箱になった。 それに

          昭和の女子中学生が本気チョコを渡す