久しぶりの赤ちゃんのお世話に思う事
赤ちゃんとふたりぼっち
預かってみたのはいいけれど…
娘夫婦のリフレッシュの為に1ヶ月半の孫を預かります。
ミルクや哺乳瓶、一回に飲む量を確認します。
座布団の上にバスタオルを敷いて、目の届く所に移動させます。
いつ襲ってくるかわからない地震のことも考慮してアレコレ工夫をします。
朝から大忙しでした。
全て後まわしにしていた自分の身の回りのことが、まだ出来ていません。
「あれ…寝た?」「眠った….?」「寝てくれた…!」そう思った瞬間に
今のうちに全てやらなくては…
とにかくシャワーが浴びたい!と、浴室へ急ぎます。
浴室のドアを開け、なき声がしていないかを確認しながら
「まだ寝返りしない月齢なんだから大丈夫」と自分に言い聞かせるように
とにかく急ぎます。
でも、聞こえる? 「ヘニャヘニャ…ウぅ゙…ウ~う。」
「あれェ~起きちゃったの~」
なんだかわからないけど焦ります。
焦れば焦るほど上手く履けない…片足立ちでよろける…
シャワー後だというのに変な汗が出てきます。
急いでリビングに戻ると座布団から頭が落ちて随分と位置移動している景色が広がっているのです。
「あなた、こんなに動けたの!ビックリ!」思わず話しかけてしまいます。
寝返りはできないけれど、両足ズリズリ、両手バタバタで仰向けでも、
ここまで移動できちゃうんだ~。
寝心地が悪いよ~の必死の訴えだったのか、元通りの安定位置に戻してあげると再びスンナリ眠ってくれたのです。
生後1ヶ月半って、ただ飲んで寝て、泣いて飲んで、寝ての繰り返しじゃなかったですか?
こんなに予想外の動きをされちゃうと、ばぁばの心臓に悪いんですけど…
寝てくれる….それが、どれほど有り難いことか
そう、とにかく寝てくれたら….
片付けしたい、ご飯も作りたい、アレもコレも….
やりたいことや、やらなくてはいけないこと….たくさんあるんだけどなぁ
だから「寝た..?寝てくれた..!」のタイミングは凄く大事だったのです。
そして、そこには必ず音の問題がありました。
私にとっては結構深刻な問題だったのです。
今でも思い出すのが、「竿や~~竿竹♪」「只今廃品回収車の~♪」のスピーカーから聞こえてくるお仕事をしている音なんだけど、
「今寝たばかりなのに…」絶望感タップリの私
そんなふうに、子育ても孫のお手伝いも
そお~っと、音をたてずに家事にいそしんできた私をビックリさせたのが、
2年前の娘の育児法。
泣いている孫に反町隆史さんのポイズンという曲を聞かせているのです。
それも結構な音量で繰り返しで
30年前の育児法では考えられないほどの衝撃でした。
だってあの頃は、お母さんの心臓の音や胎内環境時の臍帯雑音とか、優しいオルゴール音楽が子守唄で赤ちゃんにとって好ましいと思っていたから。
反町隆史さん主演「GTO」主題歌 [POISON]
背中スイッチ
今の若い人は、ワンオペとか言って頑張っている人も多いですよね。
一方で私の若い頃には想像すらできない、イクメンパパの活躍ありで育児法に対して検索すると色々な情報に辿り着ける時代ですね。
まぁ、それがいいとか悪いとかの話ではなくて、私は昭和の価値観そのままに、相変わらずの抜き足差し足忍び足で、孫の見守りお手伝いは出来るだけ音をたてずに静かに家事をします。
でも、気をつけていても、うっかり出てしまう生活音に「ピクン。ピクン」と反応する、その可愛い無秩序な手足の動きに癒やされながらも
コチラは思わずビクッ!ビクッ!
「赤ちゃんは泣くのが仕事です」なんて言っていたのは、若い頃の新生児室勤務の私のセリフでした。
ごめんなさい。今は全くそう思っていません。
寝てくれてありがとう~👶🙇♀️
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