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刺激を求めて、ホームシック

ニュージーランドに生活しに来ています。(ワーホリ)
昨日は、新しい趣味探しと刺激を求めて朝ランニングクラブを見つけたので参加しました。私はランニングは得意ではない。高校の時の部活では、その競技の強豪校に所属していたため、入部してしばらくは15kmランニングをさせられていた。私は15km完走できずに、日が暮れた頃にマネージャーがチャリに乗ってきて「もう戻っていいよ」と言われて部室に戻ることばっかだった。しかし、そんな苦い思い出も胸の奥にしまって、心機一転参加してみた。

集合時間の2分前くらいに着いたけど、人が少なすぎる。絶対走るんだろうなっていうカップルがいたから話しかけたら場所は合ってた。10分後くらいには30人ほど集まっていた。平日の朝6時に走ろうと思う人たち、すご!そこにいるランナー全員、絶対に寝っ転がりながらご飯食べないんだろうなっていう感じだった。私は驚異の怠惰なので、寝っ転がってアイスを食べたり、水を飲んで溺れかけてる。始まる前に簡単な集会みたいなのがあった。何言ってるかよく分かんなかったけど、今日の走るルートを言っていた気がする。絶対にみんなで同じ道を走ることは分かっていたけど、一応「私初めて参加したけど、これってみんなについていけば良いんですよね?」という当たり前質問をしてみたりした。英語を話す練習としては、良し。
最初はかなり後方だけど、着いていけていた。なんか朝の空気感で、陽が昇るのを感じながら走るの気持ちいいなあ〜と感じた。8分ほど経った後、めっちゃ体がやられてきた。足が疲れるというより、呼吸器官がめちゃくちゃ辛くなってる。もうここからのスピードダウンの速さはとんでもない。坂があるタイミングでめちゃめちゃ抜かされた。ちょっと経って振り返ったらもう誰もいなかった。あっという間に最後尾。ここで走ることを辞めた。だってもうみんなどのルート行ったか分かんないほど差がついていたから。地図で今どこにいるか調べて、家へのルートを調べた。なんだよ全然進んでないじゃん。ウケる。歩いて家に向かう。一瞬走ろうかなと思ってペースを早めてみたけれど、10歩くらい頑張ってまた歩いた。朝はランナーが多くて、よくすれ違った。私は走り終えてクールダウンしている雰囲気で歩いていたけど、歩いている時間の方が圧倒的に多かった。

家に到着。到着する前から心がザワザワするのを感じていた。初めてホームシックを感じてしまった。一旦スナップチャットにこの滑稽な姿を友達に送る。友達はこういうとき、笑ってくれるから本当にありがたい。すぐに反応が来て、ちょっと元気が出た。その後、お母さんにラインを送ろうと思ってテキストを打ったけど、なんかダサいかなと思って一旦保留。けどソファに座って一息ついたらホームシックが加速して、ちょっと泣いた。ニュージーランドで初めて泣いた。そんでお母さんにすぐライン送った。時差があるから、返信は昼頃に来た。参加したことに意味があるよっていうこととか、なんか可愛い絵文字と共にエールが送られてきた。学校でそのラインを見たんだけれど、開いてしっかり見たらめっちゃ泣きそうだったから未読無視した。夕方に返信した。ちなみにその日の授業は本当に頭に入らなかった。40分くらいかけても長文が全く読めず2問しか解けなかった。先生に提出を求められたけど、明日でいいですか?とお願いした。昨日の夜に終わらして、今日提出したけど、めっちゃ間違えてた。英語むずー!

お母さんが言う通り参加したことに意味があると信じたいね!参加したことで、まずは自分のペースで走ることに慣れることが大切だと知れたし。まあもう走んないかも知れないけど。ホームシックを感じたっていう新しい感情が開かれたという点では成長というか、経験を積んだね!良し!

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