大好き、を贈る
僕らは、病院生活というきっかけを通して
愛情をすごくシンプルに伝えるようになりました
「大好きだよ」と、
当時は少し照れくさいながら、言葉を出してみることを始めました
朝起きて、寝る前に、手紙も書いたり
これが今では日常になっています
子供は成長とともに照れくさそうにしますが、ニヤっともしてくれます
僕らは、いまだに優れた大人にはなれていません
むしろ日々子供から発見をもらう日々です
そんな僕らが、何か贈ることができるとすれば、
これからもこの言葉くらいなのかなと思っています
「大好きだよ」
これだけは、きっと僕らからしか贈れない言葉だよなーと
他の人が贈るのとは少し色が違うような気がしてます
これからも、良いことも、そして大変なことも、たくさんあるんだと思います
また、届けられる環境が変わったり、親との関係も変わったり、いろいろあると思います
そんな道で、ずーっと背中をそっと支えられるようになりたいなぁと思います
なので、作戦はシンプルにずーっと続けることで日常にしつづけて、
いつまでも届けたいものが届くように、道をつくっていこうと思うのです
大切だけど、特別になりがちなことを、もっと日常にしていきたいと思う今日です