「できないからやらない」を続けていくと何も成長しないまま時代から取り残されていく。「できないからこそやる」と学びがあり、新しいスキルが身につく。
noteのことを知ったとき私が思った事は「文章書くの苦手なんだよなぁ、うまく書けないんだよなぁ」でした。
そして、「苦手意識があるからこそ、やってみることで新しい発見があるだろう」とスタートしてみました。
その結果、2ヶ月以上連続で毎日noteを書いているし、まもなく100本目の記事になります。やってみるものですね。
苦手なことから逃げ続ける人たち
「自分が得意なことを伸ばせばいい」
「嫌なことからは逃げてもいい」
そんな時代になっている気がします。
決めるのは本人だから勝手だし、実際ある程度逃げることをしないと精神が持たなかったり、病気になったり、体を壊したりするので、必要な考え方だとは思います。
でも、
だからといって甘えてばかりいると、何もできない、何も挑戦できない人間になってしまいます。
何か新しいことをやろうとしたときに「いや、私がそれは苦手だから」とか「俺はいいや」とか、何も手をつけないまま拒否反応を示す人が多くなっています。
そういう人たちを見ると「別に失敗したからといってお金を失ったり、怪我をしたりするわけでもないのに、なぜやってみないんだろうか?」と疑問が湧きます。
おそらく失敗して恥をかく事は嫌なんでしょうが……。
誰だって最初は何もできないし、
何事にもチャレンジしてコツを掴んで階段を上るようにして成長していくものです。
彼らは人生で1度も失敗することなく生きていきたい、とでも思っているんでしょうか。
うまくできなくてもいい、やってみる人たち
その一方で、何でもかんでもすぐにやってみるタイプの人もいます。
YouTuberなんかは毎日毎日新しいネタが必要ですので、「自分ができる、できない」に関係なく、とにかく手を出して動画にする毎日を送っています。
人生経験値のたまっていくスピードはとても早いだろうなと感心して見ています。
それを見て私も「失敗してもいいからとりあえずやってみようか」と思うこともあり、実際2020年は新しいスキルを色々と身に付けられました。魚も捌けるようになったし。
新しいことに挑戦する人たちを見て「自分はこういうことできない」と可能性にフタをするのではなく、「自分もやってみよう」と思うことが大事ですね。
老害にならないために
世の中にはどんどん新しい技術が出てくるし、それをなんとなくスルーして生きていくだけで、どんどん取り残されていってしまいます。
気がつけば世の中についていけない老害になっていてしまいそうで怖いです。
QRコード決済も「別になくても困らない」と思っていたのですが、間違いでした。
新しいことを学ぶ努力を放棄していたのです。使ってみたらすごい便利だし。
また、今年になってやっと、自宅をIoT化しました。
温度センサーでエアコンが勝手にオンオフされて快適な温度を保ってくれるのです。
そのおかげで夏場に「暑いなぁエアコンつけなきゃ」などと気が散ることが全くなくなりました。
すごく便利。
まだ挑戦してないことはたくさんある、と思うと人生に楽しみが感じられる
新しいことにチャレンジするのは楽しいです。
失敗や苦労しながらスキルを身に付けていくことで自分の成長を確かに感じることができます。
しかし同じ分野でずっと続けていくと、徐々にレベルが上がりにくくなるので、達成感をなかなか感じられなくなってしまうので注意が必要です。
たまに新しい分野を趣味でやることで、人生に達成感を得られるようになれば、生きていくことが楽しくなるでしょう。うまくバランスをとっていくのがコツですね。
新しいことに挑戦するのを億劫に感じはじめたら要注意です。こうして人は精神的に年老いていく。
失敗を恐れて勝手に自分の可能性を否定し、何も手をつけないままただ漫然と同じ日々を繰り返していくよりは、後悔のない人生になるんじゃないでしょうか。