NHK「カムカムエヴリバディ」を観て思うこと

若者が自分の人生の進路に迷うことができる現代は幸せだ！

昔は、若者の生き方に選択肢など無かった。
男性は長男というだけで跡継ぎになることを求められ、女性は結婚して家を守ることしか選択肢が無かった。
そうしないと生きていけなかったからだ。
現代のように自由に職業を選べる時代ではない。
新しい土地や家を購入できるほど豊かな若夫婦はほぼいない。
戦時中になると、男性は戦争に取られた。
みんな貧しい中で必死に生き延びた。

そうやって先人たちが苦労しながら命を繋いでくれた。
そして、日本を豊かにするために一生懸命に働いてくれた。長時間労働の男性を女性が頑張って支えてくれた。
女性の権利を勝ち取るために闘ってくれた人たちがいた。
日本をより良い国にするために、闘ってくれた人たちがいた。

私たちは、そうやって先人たちが残してくれた自由で豊かな時代に生まれ落ち、生きている。
そのことに感謝し、その幸運を決して無駄にはせず、自由を噛み締めながら、自分の選んだ人生を幸せに生きていきたい。そして自分の子どもたちにも、より良い未来を残して、幸せに生きていってほしい。