西国島巡り編【別府から海道を経て四国淡路へ】 BRZ紀行
● 2023.11.05 - 11.14
九州から関門トンネルで本州日本海側に抜けたあと、島と橋が点在する穏やかな瀬戸内の海道から四国に渡り山間路を横断。変化に富んだ風景を楽しむことができた。
総距離は 1575km。念のため出発前にスタッドレスに履き替えたが幸い?活躍するシーンはなし。燃費は 15km/l 弱で夏タイヤと同等。雨率は 3割ほどでマズマズ?の天気だった^^
Day 0 11/5 自宅 → 大阪南港
さんふらわあ乗場にはかなり早く着いた。
早々に乗船手続きを済ませ ATC で乗船時間待ち。テラスでやっていたバンド演奏を聞くなどして時間をつぶした。
定刻通りに乗船し出港した。新造船で船内はキレイ。
車両甲板の車は空いていたがレストランは乗客で混み合っている。ここのところ乗船時の夕食は持ち込みが多かったが、ポイントが貯まっていたのでクーポンを利用して船内レストランのバイキング。助かった^^
明日の別府は天気が崩れるらしい。ずっと晴れ続きだったのにやはり雨降り..さてどうなることやら..^^
Day 1 11/6 別府港 → 行橋市
船室のベッドは緩やかにイイ具合に揺られて朝まで快眠。定刻通り別府港に着岸した。
国東半島を R213 で海岸沿いにグルっと回って北上。一部区間には「恋叶ロード」の素敵な名前がついていた。
「弥生のムラ」の案内標識を見かけ寄ってみたが、資料館は休館日だった。
行橋市歴史資料館 を見学。特別展「大正時代の行橋」が開催されていた。古代関係の展示物はそう多くはなかったが、ビデオ視聴で近くに古代の山城跡があることを知った。
少し時間が早かったので苅田町歴史資料館に行こう思ったが、雨が強く降り始めたため引き返して宿に向かうことにした。
行橋泊。
Day 2 11/7 行橋市 → 長門市
ナビに誘導されるがままに関門トンネルに向かった。途中裏道のようなところも通り、トンネル入口の料金所(160円)に着いた。
トンネルを抜け下関港で休憩。風が強い。
波が高い海を左手に見ながら R191 を北上した。
人類学ミュージアムを見学。土井ヶ浜遺跡から出土した弥生人骨の展示に特化したなかなか面白い博物館だった。
道路標識で見掛けた「特牛」はちょっと読めない珍しい地名。「こっとい」と読むらしい^^
角島大橋 は、青い海に横たわる龍のようにキレイに見え対岸までを往復した。
本州最西北端の岬という川尻岬に寄ったが人影がなく寂しい所だった。
長門泊。
Day 3 11/8 長門市 → 柳井市
r28 経由で秋吉台に向かった。ススキの穂がなびくカルストロード を快走。展望台は観光客で賑わっていた。
道の駅 みとう で休憩。山口市街を見ておきたくて、一旦JR山口駅をナビにセットしたあと一直線の R262 経由で瀬戸内方面に向かった。山口市街は広くスッキリした印象の街並みだった。
R2 から R188 に入ると、穏やかな瀬戸内の海に輝く島々の姿がキレイ。
r23 で道の駅 上関海峡に着いた。鯛めし弁当を昼食にした。狭い海峡をわりと大きな船が西から東に航行していた。
海峡に架かった橋を渡り長島の南岸を往復した。
今夜の宿泊地、柳井では、宿で借りた自転車で落ち着いた感じのする町並みを散策した。柳井市町並み資料館で館員の方から町の歴史と金魚ちょうちん、歌手松島詩子のことについて教えてもらった。
Day 4 11/9 柳井市 → 呉市
大島大橋を渡り屋代島の北岸を先端に向かった。
小さな島々がポツンポツンといくつも見える。
陸奥記念館 の案内標識を見かけ見学。戦艦陸奥の生涯を知ることができた。
オレンジロードは展望が開けない道だったので r60 を南岸に下り、海岸沿いのクネクネ道を走った。シーボルト上陸の地の記念碑があり、その少し先からは沖家室島に通じる橋が見えた。
岩国に向かい、先日某TV番組で見た錦帯橋に寄った。広い河原が駐車場になっている。橋を下から見上げるとスゴイ!のひと言。よくこんな構造を考えたものだと只々感心するのみ。
厳島神社辺りの立派な観光ホテルが建ち並ぶ道は混み、右手のずっと向こうには朱色の鳥居が見えた。
R2 から呉への R31 に曲がり損ね、ナビの誘導で混み合う住宅地を通って呉市街に入った。
ヤマトミュージアムの見学は諦め、宿に向かった。
呉泊。
Day 5 11/10 呉市 → 今治市
安芸灘大橋(730円)を渡り、岡村港に向かうとびしま海道 は、7つの橋で比較的小さな島々がつながっていた。雨模様で景色が見通せず残念..晴れていればきっとキレイ。
岡村港 9:15 発の大三島フェリー(2080円)に間に合った。車は自分の1台だけだった^^
20分ほどで大三島の宗方港着。大山神神社を参拝した。
雨が降り続いているため、しまなみ海道沿いの島巡りは諦め、道の駅 多々羅しまなみ公園 で鯛カツバーガーを昼食にしたあと、今治に向かった。
糸山展望台からは雨でかすむ景色の中に来島海峡大橋が薄っすら見えた。
まだ時間が早いためコインランドリーに寄り洗濯。中休みの日にして宿に向かった。
今治泊。
Day 6 11/11 今治市 → 宇和島市
青空が戻った海を右手に見ながら R196 を南下。松山市街を抜け R379 で内子町に向かった。
内子座は、1階が公演準備のため 2階からの見学。入場料は無料だった。手すりなど使い込まれた木材の角が丸みを帯びていた。
町並保存地区の散策や内子町歴史民俗資料館の見学などして、内子町をぶらぶら歩いた。サイクルイベントをやっていたようで、町の駅では参加者たちが昼食をとっていた。自分も出店のおにぎりを昼食にした。
数年振りに、四国八十八ヶ寺の 3巡目を再開し、43番明石寺、42番仏木寺、41番龍光寺を参拝した。
今夜は宇和島泊。夕食は駅近くの店で鯛めしにした^^
Day 7 11/12 宇和島市 → 高知市
R320 から R197 を東進。鬼北町の 1つ目の道の駅 広見森の三角ぼうし には赤鬼、2つ目の 日吉夢産地 には黄鬼? がいた。ずいぶん前にバイクツーで四国を回っていたとき、黄鬼が印象に残っていたのはここだったのか..
四国カルストへの林道に左折。落葉や落枝が散在する道は標高が上がるにつれてガスで視界が悪くなる。車は通らず少々不安になりながら進んだ。
大野ヶ原の土産物店辺りに人の姿を見かけると、ホッとした。
そこから先は雲が真横に流れている。以前、荒天の尾根道で怖い思いをしたことがあったため r36 で下ることにしたが、対向車が来れば即アウトの狭路でハラハラドキドキ..
無事 R439 に抜けてホッ、として、道の駅で買っておいたちらし寿司を昼食にした。
36番 青龍寺に向かう r47 横浪黒潮ラインの右手には太平洋が広がっていた。
高知泊。
Day 8 11/13 高知市 → 小松島市
高知市街を抜け、谷筋を縫うようにして通る R195 をひたすら東進。
晴れ間あり雨域ありの空模様で、風が冷たく山肌に薄っすら雪化粧しているところもあった。
剣山スーパー林道への案内がある分岐を左折。少し先の広場に大きなイチョウの木があり黄葉がキレイだった。
道路沿いの低い木々に黄色の実をたくさんつけていたのは木頭のゆずだったと、路端の無人販売所で知った。
小松島には予定より早く着き、コインランドリーで洗濯をしておいた。
今旅最後の夜は小松島泊。
Day 9 11/14 小松島市 → 自宅
鳴門北ICから大鳴門橋を渡り淡路島南ICで降りた。
仮営業している道の駅 うずしお であわじ島バーガーを昼食用にゲット。
淡路島の西岸を、道路陥没のため通行止めになっている区間を迂回して北上。
広い海浜公園があったので、青い空と海を見ながら昼食にした。なかなかウマい^^
淡路ICから明石海峡大橋を渡り高速道で帰路につき、西日本の島と橋を巡る四輪ツーリングを終えた。
以上