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北海道編⑤【ずっとサロベツ原野】四輪紀行

ずっとサロベツ原野

2022年6月18日。朝宿を出発するとき女将からオロナミンCをもらった。これで元気100倍^^

今日も曇り空のオロロンラインを北上。宿を出てからまだそんなに走っていないが道の駅 しょさんべつ で最初の休憩。広い場内にはキャンプ場と温泉施設がある。みさき台公園の高台に登ってみると、宗谷岬方面が見渡せて素晴らしい景色。ここでキャンプしたらきっと心が洗われそう。

道の駅 しょさんべつ

次の道の駅 てしお でも休憩。道の駅があれば都度停まって地図帳にスタンプを押すことにしている。この道沿いには適度な間隔で道の駅があり、半強制的に休憩することになるので、運転に疲れる間もなく助かる^^

道の駅の先から R232 と分かれて r106 に入った。サロベツ原野を海岸沿いに突き抜ける、とにかく一直線の道。右側には原野が広がっている。ほんと広い。そして左側は利尻水道の海。

r106 オトンルイ風力発電

オトンルイ風力発電の大きな風車が立ち並ぶところを走っていると、ブオーンブオーンと風車がゆっくり回る不気味な音が聞こえる。駐車エリアに車を停め、一列に並ぶ風車を間近に見るとその迫力に圧倒されそう。駐車エリアの案内板によると晴れていれば利尻富士が見えるらしい。あいにくの曇り空で見えなくて残念..

サロベツ原野PA

r106 をひたすら北上。パーキングシェルターを抜けた所で縁石に乗り上げている車がいた。注意して走らねば..

サロベツ湿原センターに寄った。センターまでは原野の真っ只中にとにかく一本道を作った感じで両側には湿原が広がっている。

サロベツ湿原センターへの道

センターに着き車を降りると寒い。建屋の中は博物館になっていて、湿原の成り立ちが展示されていた。建物の裏手に湿原への遊歩道があったので少し歩いてみた。

サロベツ湿原センター

見学を終え再び r106 に戻って北上。快調に走っていると急にスピードダウン。前方で対向車線にふらふらはみ出しながらとろとろ走る車がいる。見ていて危ない危ない。うかつに追い抜くと当てられそう。私の前を走る車はタイミングを見計らって追い抜いていったが、無理に追い越しせずしばらく道端に車を停め休憩した。もうかなり距離が開いただろうと思っていたが、すぐにまた追いついてしまったのでタイミングをみて無事追い抜いた。ホッ

稚内に近付く頃から原野の風景が終わり大きな丘陵地の風景に変わった。稚内市街のセコマで昼食用にねぎ蕎麦を買い、ノシャップ岬で海を見ながら心静かに食べようと思い向かったが、岬は街中のすぐそこにあった.. 海から吹く風が猛烈に強く、観光客もいたのでとても外で食べられず車内で遅い昼食。ここからも利尻富士は見えず残念.. まだ時間が早かったので稚内の街まで戻りコインランドリーで洗濯を済ませておいた。

ノシャップ岬

16:00 過ぎに民宿に入った。宿は街から外れた静かなところにあり、私より少し年配のご夫婦で経営されているよう。早々に風呂に入り、すぐ近くの地元商店でノンアルの飲み物と、思いのほか寒いので使い捨てカイロを買っておいた。

夕食にはまだ少し早い時間だが、もうできているというので食堂へ。ご主人によると晴れていれば窓の外に利尻富士が見えるとのこと。相変わらずの曇り空で見えずに残念.. 

席につくと夕食の品数が多くてビックリ.. 食べきれないほど。残すともったいないので、とりあえず手をつけないうちに、2尾あったカレイの煮つけを 1尾にしてもらった。お菓子のクッキーの箱も品数のひとつだったので部屋に持ち帰りノンアルのアテにした^^ 

翌日の朝食も品数が多くてビックリ.. お腹いっぱいにして出発する際に支払う宿泊代は、これだけでいいのか.. と思ったほど^^

(北海道編⑥に続く)


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