言葉の使い方は「魂がどこにあるか」次第
NHK「あさイチ」での、さだまさしさんの言葉です。
人に伝わる言葉についてのインタビューで、
「最近は、言葉狩りが多すぎる。
人を傷つけるためだけの言葉はダメだけど、人を鍛えるための叱咤激励には、時に強い言葉になる」
「じぶんは3歳から、バイオリンを弾いていた。当時は先生が怖くて頑張ってやってたけど、後に自分を鍛えてくれてたんだとわかるようになった。あの先生がいなかったら、今の自分はなかったのではないかと思う」
というようなことを、おっしゃっていました。
つまり、「言葉を使う時、魂がどこにあるかが大切」だと。
相手を本当に思っての強い言葉なのか。
それを使わないと、相手のためにならないという覚悟で使う言葉か、単に意地悪い気持ちから使うのか、ということでしょうかね。
子育て中の私にも、とても響く言葉でした。
最近はほめる育児、とかもいわれるし、叱りつけるより良いことをした時に褒めたほうが伸びる、ともいわれますが。
どうしても、本人が将来困るようなことをしたときは、ちゃんと伝えたい。
でも、ただ単に怒るのでは、伝わらない。
むずかしくて。
でも、たぶん、親が真剣な気持ちで伝えたことは、そのときは子は反発しても、あとから響いてくることはあるんじゃないかと。
そう思いました。
我が子も、注意すると嫌がったり反発しますが、のちに「〇〇はしちゃだめなんだよね」と理解していたりします。
もっと、子供を信じて、「伝わるはずだ」と信じて、言ってみるようにしたいです。
いかり、悲しみ、よろこび、おどろき。
それを隠さずありのままに子供に伝えられるのは、家族だけだと思うから。
相手の気持ちが自分の言葉でどう変化するかを、身を持って伝えられるのは、親だけだと思うから。
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