表参道でマフィンを食べたから……
1月8日は2020年初の外仕事。この先も降り立つ確率は数%の三田線西台駅。
予定より早く終わったので、その足で半蔵門線の表参道へ。キャットストリートに並行して走る路地裏にあるビーガンアイスクリーム店に入って、マフィンとコーヒーでプチランチ。
「初めてのご来店ですか?」と聞かれるので、「そうです」と答えたらアイスクリームの説明をし始めたので、「あ、アイスじゃなくマフィンとベーグルをお願いしたいので……」と伝えると、「今、ベーグルはやってないんです」と言われてしまう。(え、外の黒板スタンドに『新発売』として2つとも書いてあるのに? )と思うけど、「それならマフィン1個とホットコーヒーで」と気を取り直して伝える。アイスを食べる気分じゃないしね。
店員さんは笑顔で「5分ほどかかりますがよろしいですか?」とまた質問。「大丈夫です」と答えたけれど、この数分のやりとりで、このお店のことがなんとなく伝わってくるのだけれど、そこは気にしない、気にしない。
だって、ここは表参道ですからね。
で、テーブルに運ばれてきたのがこちらのマフィン✨
勾玉(まがたま)型😳
はい、もう一度、勾玉型。これ10回噛まずに言えるひとに拍手👏
ほんのり温かくてサクサク、ホロッホロで、美味しい〜〜。この後、ココナッツ風味のホイップクリームを持ってきてくれて、これがまたマフィンにぴったり。これなら紅茶風味のマフィンじゃなく、もう一つのプレーンタイプでも良かったかも。でも、お値段はどちらも250en。紅茶の香りの強すぎず弱すぎず、バランス感覚が絶妙な感じがたまらない🎵
勾玉のマフィンを食べて元気をもらったおかげか、明治神宮まで歩いていける距離だと気がついて、15分ほど歩いて神宮へ。
もう何回も来ているけれど参拝は一度もしてことがなく、向かった先はその奥の宝物殿のある広場。
雑木林が茂る境内、途中から人がパタリといなくなる広場までの道。その雰囲気が広場と同じぐらい好きで、人であふれている本堂にはどうしても足が向かない。
突風で樹々がざわめくたびに足を止めて、樹々を仰ぎ見てまた歩く。鈍くなってる五感を意識しながら、ゆっくりゆっくり。
効率性とか生産性とか、合理的やら時短やら、正直どうでもいい。正解とスピードばかりを求める世の中から距離を置いて、自分に還る。
やりたいことをやろう。
やりたいこと第2位を片っ端から叶えても、第1位1個には叶わない。わかっているのに足がまだすくんでいる。
歩いているフリはできるのだけれど。