#78 オンライントークも場数で上達?
7月23日、時刻は19時18分。こんばんは、はるです。
都内に限らずじわじわと感染者数が増えてますね。朝から雨も降ってるし、午後からはオンライン句会だったので、昨日に引き続き引きこもり。
「なんだ俳句話か」と思うかもしれませんが、テーマがすごいです。
何せ「セキララ句会」という名前の、女性たちによる身体性高めの句が110句も出そろうのですから、それはもう女子校の放課後トークのハイレベル版とお考えいただければ、まんざら遠くないと思います。
5・7・5の17音でよくまあつむぎ出せるなと思う名句、迷句が勢揃い。
俳句は川柳と違って「季語」を入れるというルールがあるのですが、その季語を何にするかでセキララ度が大きく変わってくるのです。
葛さくら(和菓子)、水中花、辱暑、そして谷崎忌(作家、谷崎潤一郎の命日が夏の季語に)などいろいろあって、谷崎忌を入れるだけで倒錯した耽美な世界が広がってしまいます。
それに「くちなは」という季語を使った句があって、調べてみると何と「蛇」のこと。蛇をくちなはと表現するだけで、純文学な雰囲気になるから日本語って不思議です。
ご主人が在宅中の人の中には、ミュート参加の人もいて、「そこまで気にしなくても」と思いつつも、夫婦とはいえ恥じらう女性らしさが見え隠れして微笑ましいです。
オンライン越しでも、人と会って話せるひと時は、こういう時期だからこそ気持ちを楽にしてくれますね。
まだまだ発言するタイミングがむずかしてくて、リアルよりも言葉少なめになっちゃいますが、それでも大いに笑わせてもらえました。
オンライントークは、きっと回を重ねるごとに上達するんじゃないかなと期待を込めて実験中。
何はともあれ、ありがたい限りです。