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おっさんずラブ-リターンズ- 第1話(あらすじと感想など)

【I'll be back!】
2024年1月5日(金)よる11時15分放送分(テレビ朝日系)

さて、おっさんずラブの事を書きたいのだけれど、どこから書こうかと。
本当なら2018年の連続ドラマ「おっさんずラブ」から書きたいのだけれど、じゃあリターンズに辿りつくのはいつなのよという話になるので、リターンズから書く事にしました。
ただ、張り切って書いていたら物凄く長くなってしまいました…
3,500文字ありますので、よっぽど暇な時に読んでいただけると嬉しいです。


私はTverでリアタイしました。番組が始まった時のわくわく感たらなかったです。

春田の初夢

大乱闘の春田と牧の結婚式。出席しているメンツは懐かしい人たちばかり。春田の初夢だったんですが、この時「え、これまさか正夢になる?」と一瞬不安が過りました。だっておっさんずラブですから。

カレンダーには「牧8時 成田着」と書いてあって、ぐるんぐるんと輪っかで囲まれていて春田がとても楽しみにしていたのがわかりましたが、残念ながら春田はちょっと寝坊しているのです。


会えなかった春田と牧

空港に到着。実際は間に合っていたものの結局牧には会えず。顔はちゃんと見せていなかったですが、牧の姿が見えた時は私が感動してしまいました。ああ、本当に牧が帰ってきたんだな!って
その後、広くなった天空不動産で舞香さんやあっきーや武川さんという当時と見た目が変わらない(これ結構凄いですよね)懐かしい面々の姿を目にし、本社ではマロの姿も見る事ができて。とにかく本当にみんな戻ってきてくれたんだなと、最初に感じたワクワクが倍増しました。

結局牧に会えなかった春田は自宅へ戻り、武川さんからの連絡で武蔵に連絡を取ることに。これ、画面を見たら武蔵と最後に連絡とり合ってるのが2020年なんですよね。4年間、「お元気ですか?」すら連絡していなかった春田。これから先のお話の中の春田の態度に対して、この”4年連絡しなかったのに”という事に疑問を感じる方も多かったようです。


「牧、おかえり」「ただいま」

そして牧からの連絡。
慌てて迎えに行った場所は、”あの場所”。2018年の連続ドラマで春田が牧をルームシェアに誘ったあの場所。桜は咲いていなかったけれど、思い出の場所です。
「この、何気なーく誘った一言が のちに俺の人生を大きく揺るがす事になる」 と、春田のナレーションがあったあの場所。

牧を見つけた春田は「まぁき!!」と言って駆け寄り、空港へ行ったけれど、寝坊して会えなかった事やスマホを忘れて連絡ができなかった事を話すと、牧は「何やってんすか」と苦笑い(牧のかかとカツンが好きです)。このシーン、春田はすぐに抱きつくわけじゃなく、少し普通に話をする所に久しぶりに会えた嬉しさと照れくささが現れていますよね。

「牧、おかえり」
「(姿勢をただして)ただいま」

春田は溜め込んでいた喜びを爆発させてジャンピングハグです。あの春田の激しい愛情表現を殆どよろめく事もなく受け止められる牧は凄い。牧(林遣都)は細身だけれど、体幹がしっかりしているから受け止められるんでしょうね。
このシーンは夕方に撮りたかったシーンだったようですが、夕日の雰囲気がとてもよかったです。2人でたくさん写真を撮り合って、春田が牧と腕を組んで自宅へ向かうあの幸せそうな顔。オンエアは声無しでしたが、あのシーンは
牧「あとどれくらい歩くんですか?」
春田「2年」
牧「に、2年…2年歩くの…まあいいですけど」
という会話が繰り広げられていたんですよね。

Xの動画だと声が聞こえづらいですが、音量を大きくすれば聞こえます。
TELASAの推しカメ(第1弾)だともっと近くでもっとしっかり見る事も会話を聞く事もできますので、まだ見ていない方は是非(有料ですが)

いよいよ2人の新婚生活が(やっと)始まるわけですが、朝の歯磨きのシーンを見る前にTverのスピンオフ「春田と牧の新婚初夜」を挟むともっと楽しめます。あの前夜のあとのこの朝か~って。私が1話を見た時はリアタイでしたのでスピンオフ配信のお知らせを見た時に、もう1度1話を再生し、歯磨きシーンになる前に「新婚初夜」を見てから本編を再生という事をわざわざやりました。他にも同じ事をやった方いますかね…?笑
※Tverでの配信は終了しました 2024年7月に発売されるDVD/Blu-rayに収録されるそうです


2人で出勤と謎の男

出勤シーンでは春田が牧の手を取り、自分のコートのポケットに入れるという、朝からラブラブな光景を見せてもらいましたが、その時に2人の背後を見る?コートを着た誰かの姿が見えるんですよね。これ、Xでもあれは誰なんだ、なんの伏線なんだと話題になったりしましたが、2024年3月13日に発売されたシナリオブックで誰だったのかが判明します。なぜあんな意味ありげな映し方をしたんだろうと未だに思ってます。あれ、なんだったんでしょう?


家政夫「黒澤武蔵」登場

やっと一緒に暮らす事が出来るようになったけれど、牧は仕事が忙しく、春田とはすれ違いばかり。家事が苦手な春田。キッチンを散らかしまくってせっかく作った穴あきオムライスを牧は食べていません。自分で冷蔵庫にしまいながら、思い描いていた新婚生活とのギャップに不満を感じていた春田が、ついに牧の地雷を踏んで喧嘩勃発。牧は牧で仕事から帰れば春田の後片付けに追われて自分の時間を全く取れない所に「時間は作るもんだろ」なんて言われたらキレますよね。「褒めるところなんかひとつもねえわ!」の言葉は笑ってしまいました。
春田がわんだほうに忘れたスマホを届けにきたちずに助けを求めてお互いの意見を聞いてもらい、ここで出たのは「かせいふさんを雇う事で、(自分たちの)時間を買おう」という話。お試しでお願いしてやってきたのは、まさかの黒澤武蔵。春田は大喜びだけれど、牧は過去の事があるのと家にあまり他人を入れたくないという理由から気が進まない。そりゃそうでしょう。
この辺りから春田のいわゆる”武蔵ファースト”の兆しが見え始めます。

Xで毎話終わるたびに色んな人の感想を見たくてエゴサしていたのですが、今後も続く”武蔵ファースト”に疑問や不満を持っていた人は少なからずいた印象です。なんなら第1話なんて本当にただの”兆し”でしかなかったです。


お迎えカイロとマフラーと初詣

家政夫武蔵がお仕事の日、春田が帰宅すると牧から仕事で遅くなると連絡があり、春田のお願いで武蔵と食事。そこで春田は「部長は(元妻)蝶子さんとの新婚の頃はどうだったんですか?」と訊きます。武蔵の「色々違っていいんです。新婚の頃は、家族になるための入り口だと思います」という言葉に春田はすごく納得した様子。武蔵のこういう所すごく良いですよね。人生経験が物語る、説得力のある言葉。この言葉で春田は牧に電話をして「牧が頑張っている事、世界で一番俺が知ってるから。だから、牧の事めちゃくちゃ応援してるけど、無理はするなよ」と言います。牧は凄く嬉しかったと思います。春田のこの言葉で、電話を切ったあと「よし」とやる気が出ているから。いつも仕事で遅くなって一緒に食事が出来なかったり、休みの日も勉強の予定を入れてしまったりして春田との時間を取れていない事に後ろめたい気持ちや、申し訳なさも感じていたはずですし。
春田はテレビで今夜は雪が降るという天気予報を聞いて、カイロを持って牧を迎えに行きます。寒いだろうからって、それだけのために。本社前で牧を見つけた春田は牧に抱きつき、暖めたカイロで牧の頬を暖めます。そんな春田に牧からマフラーのプレゼント。春田が通勤中にちょっと話した”忘年会でマフラーを無くした話”を覚えていて買ってくれたんですよね。その時の春田の幸せそうな顔ったらないですよ。本当に目がキラキラしていて2次元から飛び出してきたような顔でした。お互いがお互いの事を想い合っていて凄く良いシーンだし名シーンだと思いました。
そして「めんどくさい」と言っていた牧が初詣に行きましょうと誘います。「今から?!いくいくいく!」と大喜びの春田の手を珍しく牧が握って。お互いが相手に優しい気持ちになれたとっても大事なシーンだなと思いました。
初詣で2人並んで手を合わせて「健康」と「世界平和」というお願いに加えてもうひとつのお願い。

春田「大好きな牧と、しあわせな家族に、なれますよーにーーー!」
牧「俺も、一緒だよーーー!」

と叫ぶ名シーン。…というか1話って名シーン多すぎませんか?名シーン名シーンて勝手に言ってますが、名シーンのオンパレードだと思います、私は。




最後までお読みいただきありがとうございます
文章をまとめる事が下手なので無駄に長文になってしまいすみません
また書きたいと思いますので、その時は是非読んでやってください。

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