他人は他人、自分は自分と思えるようになれたのは四十を超えてから
「自分」というものをちゃんと律して生きている人はカッコイイ。
自分もそうありたいと思うけどもなかなかに難しい。
自分は他人に依存する方ではなくどちらかと言えば我が道を行くタイプです。
それでも他人からどう思われてるんだろうと気にしてしまうことはあるし、嫌な態度をとられると「なんだコイツっ」と腹が立ったりもしてしまう。
「他人は他人」と頭で分かってはいても感情面ではなかなか割り切れないものだと思います。
そんな自分でも社会に出て20年以上経ち、四十を超えてようやく感情面でも折り合いをつけられるようになったかな~と思えるようになりました。
季節限定のパート先では特定の人から挨拶を無視されたり理不尽に怒られたりすることがままありました。
いい気持ちはしませんが、そういうことをされて落ち込んだり悩んだりということはありません。
「かわいそうな人」と思うと腹も立たなくなります。
60過ぎても子供みたいな人ってほんとにいるのです。
「この人初めて人間やってるんだな」と思いながら適当に受け流していました(笑)
以前は、特に若い頃はそういうことをされるとムカッときて同じことをやり返したりしてました。
挨拶を無視されたら無視し返す。理不尽なことで怒られたら言い返したりその人とは喋らなかったり。
今振り返ると自分も幼稚なことをしていたなと反省します。
適当に受け流せるようになった今では挨拶を返してくれなくても変わらず挨拶はしますし、理不尽なことを言われても「はいはい、そうですね」と反論はしない。
相手にするだけ時間の無駄。
もちろんいい気持ちはしないです。
ですが、「初めて人間やってるんだ、この人は」と思えば不思議と許せてしまえます。
人間関係で一番揉まれるのは職場だと思う。
16歳の高校生の頃から始めたバイトも含めると「職場」というものに携わって30年近く経ちます。
30年近く経ってようやく折り合いをつけられるようになったのです。
遅っ。
仏のような対応をすることはまだまだ未熟な自分には出来ませんが
常に穏やかでいることを心掛けていきたいです。