不食のお試しとその後の経過
8月20日頃から身体の感覚が少しずつ変わり、超少食で過ごしていましたが、いくつか問題が出てきました。
1つめは便秘です。
もともと便秘がちな体質ではありますが、食事量がかなり減ったことでより便秘傾向が強くなってしまいました。これは食事内容や水分量、運動量なども関係してくると思うので少食だけが原因ではないと思いますが、出ないというのは残念ながら良い状態ではないということです。
2つめは食べられないストレスです。
不食というのは我慢ではなく、食べても食べなくてもどちらでもいいという状態なのですが、わたしが不食を取り入れたのは「食べられない」という状況だったからというのもあります。
空腹感を感じず、食べるとお腹がゆるくなったり気持ち悪くなったり、身体が重くて怠くなったりという状態だったため、不食という考え方を取り入れることで自分を納得させていたところがありました。
しかし食欲がないわけではありません。普通にごはんを食べられる人たちを羨ましく思い、美味しいと感動する感覚を味わいたくなりました。
もともと食に対して貪欲で、欲張りで食いしん坊だったわたし。ではなぜ今「食べられない」という状態が続いているのか?今までの人生の中で何度も胃腸の問題に出会ってきたのか?それを考えなさいという課題を与えられているような気がしました。
「食べる」というのは身体を持って生まれてきた三次元のわたしたちにとって楽しみな体験のひとつです。魂はエネルギー体なので食べる喜びも味も体験できません。またお腹を壊すことも食べ過ぎて気持ち悪くなることも体験できません。
けれど欲望のままに食べているだけでは魂は成長しません。「次のステップ」に移行する時だよというメッセージが来ているのかもしれない、そんな風に思えました。
まだライフスタイルとして定着したわけではなく、お試し期間として体験してみたという感じがしています。食事スタイルが変わることで気づけたことがいくつかあります。
食べないことで身体が軽くなり心地よさを感じられること。
食べられることのありがたさ、食べた時の美味しさが強く感じられるようになったこと。
ストレスを感じると食欲が強くなること。
しっかりと睡眠が取れていると食欲を感じにくいこと。
食費が減り、家事の手間が減り、時間の余裕ができること。
身体に合わないものを食べると体調が悪くなること。
何も考えず、1日3食食べ続けていたら気づけないこともたくさんありました。今は1日1食程度でそこまで食べるものを制限しない生活をお試し中です。
「必要な時に必要なものが与えられる」
わたしは食事から学ぶことがあったからこのような体験をしたのだと思います。全ての人に必要なわけではなく、自分の魂に必要なら不食という体験も与えられるでしょうし、他のことも同様です。
わたしたちはそれぞれ別の個体として別の体験をするために生まれてきました。だから誰かと同じ体験なんてする必要ないんです。
自分だけのオリジナルストーリーで生きて、自分だけの宝物のような人生にしていきたいですね。