AIモデルが地方創生アンバサダーに
はじめに
2024年3月15日。
家で仕事をしている今日この頃ですが、くだらないワイドショーを見るよりも国会中継を見ている我が家です。
さて、普通に記事を書くのは久しぶりになりますが、またまた得意分野?のITのお話になります。
今日の記事はこちら。
AIモデルが地方創生アンバサダーに就任したというニュースです。
このニュース知らなかったのですが、昨日電車に乗った時にモニターのニュースでやってて、なんとなく「ん?」と思ったので、思わず調べてしまいました。
生成AIについては他の記事でも記載していますので、よろしければご覧ください。
AIモデル「藤原れい」とは?
記事にあります、福島県楢葉町の地方創生アンバサダーに就任したAIモデルの「藤原れい」ですが、律儀にオフィシャルサイトがありましたので、まずはご覧ください。
オフィシャルサイトだけではなく、インスタやXのアカウントがあり、なんか写真集も発売しているみたいです。
で、おそらくInstagramから始まったアカウントだと思いますが、AIだと気付かれずに?(公表せずに)フォロワーが3万人になったということです。
フォロワー3万人はそこそこお仕事ができるインフルエンサーのアカウントくらいかなと思いますが、AIと知らずにフォローしてしまった人は実物がいないということでさぞがっかりしたことでしょう・・・
(ちゃんと見てないけど、AIアカウントもフォローしてそうですよね・・・。AIがAIをフォローする世界・・・。)
今はAIモデルであることを公表していますが、それからも5千人はフォロワーが増えているので、なんとも言えない世界です。
非公式ながら公式アンバサダーに
記事を読んでいて気になる点や気になる表現がいくつかありました。
まず「芸能人の代替として、AIが地方創生アンバサダーに就任した。」ということです。
もう芸能人からAIに切り替えていきまっせという宣言なのでしょう。
芸能人はAIに代替される職業となりました。
何もしなくても24時間働いてくれるありがたい存在ですね。
次に「「藤原れい」がAIであることの多様性が、移住促進のコンセプトにマッチした」という表現。
AIにも多様性が求められる時代になりました。
多様性って言葉自体についても僕は好きではないのです(なんか多様性という言葉を盾に自分を守ってるようにしか思えないので)が、それをAIにも適用させる。
AIにも人間らしさを求めているのがやばいなとしか言えないです。
こんなふうにAIモデルビジネスはどんどん加速していくと思われます。
もう半年くらい前に伊藤園がCMでAIモデルを使ってましたし、ヤクルトのCMの坂本龍馬もAI生成した映像というのがニュースになってましたね。
藤原れいはAIであることを公表していますが、これからどんどんこの手のAIモデルは出てくると思います。
AIであることを公表せずに出てくるのもいれば、堂々とAIであることを公表してくるのもいると思います。
これが進んでいったらどんなことになるのか考えたいと思います。
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