発達障害児の中学受験②ー塾の選び方
中学生の長女はもうすぐ定期テスト。昨日はとてもよく頑張って勉強していました。自ら「スマホはテストが終わるまでお母さんが預かって」と言ってきました。ほんの数ヶ月前までは信じられなかったことです。だってほんの数ヶ月前まで不登校で一日中ベッドでスマホいじってた子よ?
子どもは必ず成長する。いい方に成長していく。
どっかで聞いたこの言葉を噛み締めています。
さて、前回の記事の通り中学受験をすることを決めた娘。
基本的に中学受験は塾が必須です。高校受験や大学受験は学校の勉強の延長線上にあるけれど、中学受験は問題が特殊であり小学校の授業の延長ではないこと(学校の勉強では太刀打ち不可能)、情報が必要であること(ネットだけでは無理)、などからほとんどの子が塾にお世話になることになります。
中学受験を検討し始めたのは小学四年生の途中だったと思います。だいたい小学3年の2月に入塾して勉強スタートするというケースが多いかと思うので、この時点ですでに出遅れていました。
しかし小学校への通学渋りが壮絶で、学校から帰ってきた娘は疲労とストレスでくたくた。とてもとても下校後に塾へ通塾できる状態ではありませんでした。私自身も日々の娘の癇癪に疲労しており、塾の送迎ができる状態ではなかった。
そこで、中学受験の経験のある女子大生に週二回程度家庭教師をお願いするところから受験勉強を始めました。テキストは、進研ゼミの中学受験講座をベースに先生のご指示で用意したドリルなど。
これでマイペースに勉強を続けていましたが、やはり限界がある。周りの雰囲気が分からないこと、刺激がないこと、情報収集が難しいことなど。
家庭教師からも通塾を勧められ、正式には小学5年生の冬期講習から大手塾へ通うことになりました。
さて、塾選びをどうするか。発達特性バリバリ、IQ凹凸娘が通い続けられるところはどこだろう?
中学受験塾といえば大手はサピックス、日能研、早稲アカ、四谷大塚といったところでしょうか。このほか、都立志望ならena、あと市進や栄光ゼミナールに通っている子もいました。
早稲アカは小四の冬に一度季節講習のみ通わせたことがあります。が、なんと!
…1日で辞めました!!(早稲アカ最短記録じゃね??)
講習初日に帰宅後「もう行きたくない」と大泣き。そのまま辞めました。詳しくは書きませんが、私もこちらの塾の対応は疑問を感じる点があり、選択肢から除外。(私たち母娘が合わなかっただけです。近所のお友達は大勢楽しく通っていらっしゃいます。)
これら大手ではなくこじんまりしたところの方がいいのではないか、と近所の塾の季節講習に参加させたり塾長の個性の強すぎるアヤシイ塾で1日体験だけで逃げ出したり…と、いくつか塾ジプシーをした結果、結局
日能研
に決めました。
当初、娘には大手塾は学力的に厳しいんじゃないかと避けていました。早稲アカ1日退塾のトラウマもあったし。
しかし、娘の性格を見ていた家庭教師の先生から勧められて、冬期講習に参加したところ娘が気に入り、また、スタッフの方が非常に親身で娘の特性についても相談しやすかったことから決めました。
そして、私たち母娘はこちらの塾に非常に助けられました。娘にとって学校より大好きな場所になりました。
結論から言うと娘は第一志望には合格かなわず、その後も紆余曲折あったのですが、それでも中学受験してよかったと思えるのは塾のおかげだと思います。
塾選びはとても大切だと思います。特に発達特性のある子どもならなおさら。子の性格や特性とぴったりハマれば通塾は楽になるし、中学受験をいい思い出にすることができます。
じゃあどうやって選ぶか。
1、子どもの性格と各塾の特徴を掴む
こちらのHPに詳しく各塾の特徴が載っているのですが、非常に真実をついているように感じます。うちは中学受験を終えた時に初めて読んだのですが、娘や娘の友人もめっちゃ合ってる!!と納得していました。ぜひお子さんの性格と照らし合わせて参考にして欲しい。
2、受験を考えているならば早いうちに季節講習や体験授業に参加して、塾巡りをする。
うちはスタートが遅かったことを後々すごく後悔しました。ちょっとでも受験を考えているなら、早めに動くことをおすすめします。実際に足を運んで先生やスタッフの方とお話することでしか塾の雰囲気はわかりません。
さて、塾が決まっても順調にいくわけないのがうちの娘。ここからもいろんな意味で大変な毎日が続きます。続きはまた!
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