「わたしのもの」はなにもない
今日はお隣さんのお家のワンちゃんの2歳の誕生日。
ワンちゃんにまでクッキー焼いたのは初めて。(笑)
我が家の隣には私の祖父母くらいのご夫婦がお住まいで、3日に一度はおかずのやりとりをしたり、子どもたちもふらっと遊びに行かせてもらったりと、交流があります。
遠くの親戚より近くの他人で、このインフルエンザの間も、玄関までご飯を届けてくださったり、本当に救われました。
最近、自分が周りの人たちから与えてもらっているものの多さに気付くことが多いです。
このいい出会いも、私の運といえばそうなのかもしれない。
けれど、やっぱりご縁て自分で作れるものじゃなく、授かるものだと私は思ってます。
子どももそう。
そして私のこの声も、私のものだけれども、母が私を産んでくれたから授かった宝物で、とどのつまり「わたしのもの」なんてないのかなって。
みんな何かしら誰かから与えられて、生きてる。
そう思ったら、何か自分で囲い込もうとする気持ちや、手放したり、あげたり、そういう行為に対して「惜しい」という気持ちがすごく減りました。
いや、まだまだある時ももちろんあるんだけど、それでもみんな授かりものだからシェアしようって気持ちがすごく強くなった。
それってすごく開かれた気持ちで、心地いい。心の風通しがとても良くなった気がします。
我ながらケチで恥ずかしいけれど、これまでは「分け合うこと」は、余分に持っている人がすればいいってどこかでこれまで思っていたけれど、どんどん分け合うほどに豊かになっていく感覚を最近覚え始めています。
これからも大事にしたい、この感覚。
それにしても、「分け合う」ということに関しては子どもたちはすごい。
たとえ残り一個のクッキーも躊躇わず半分に割ってくれる!(これはわたしはまだ躊躇ってしまう、自分の食意地にゲンナリです、、、)
手放せばまた入ってくる、という感覚が子どもたちにはナチュラルに備わっているのかな。
ではでは、明日からまた新たな一週間、素敵な一週間になりますように。
山口春奈
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ファーストアルバム『JOY』
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マントラ小作品集『PRAY』
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『Christmas Carols 2018』
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