スポーツの姿勢にはその人の本質が現れる……気がする
以前、石垣島に行ったときのことです。
初めて挑戦したウェイクボード。
2人ペアになって、インストラクターの方が運転するジェットに乗り、指導を受けながらの挑戦です。
ちなみに私は、色は黒いのですがダイビング以外のスポーツはほとんどやってきてないので、苦手意識満載(笑)。
インストラクターの方にポイントを教わり、まず1本目。
大事なのは「ここ!」という勝手に体が浮き始めるタイミングまでしっかりかがんで足を伸ばさないことと、それまで水に抵抗しすぎないこと。
まずその通りにやってみますが、1本目ではうまくいきません。
手が追い付かず、思いっきり顔から海に突っこみました。
うつ伏せから仰向けに戻ろうとするのに、足の力が足りないのか、なかなか戻れずに苦労して、もう1本。
2本目でも「あ、もしかしてここか?」となるものの、少し早かったようであと一歩。
そして再び顔から海に突っ込み、ひっくり返って戻るのに数回トライ。
3本目に突入して、感覚を掴むまであと一歩。
しかし、再度顔から突っ込んだあと、手も足も疲れてきて、ひっくり返って戻れずに
「あ〜〜……もうダメかもしれん。。。」
と諦めかける自分。
その時、ふとよぎる仕事のこと。
もしかして、仕事でも同じように、ちょっとうまくいかない時に、本筋と違うところで消耗してしんどいな……と諦めかけていることはないだろうか?
うん、ある。
ここで諦めたら何にもならんぞ。
そう言い聞かせてもう1回。
きた!!
乗れた!!!
そうして波に乗れた瞬間は、思っていた以上に爽快でした。
一緒に指導を受けた先輩は、「頑張りすぎだよ〜」と言われていて、確かにな、と思う部分が(笑)。
うまくいっている人のアドバイスをきちんと受け取っているか?
簡単にはへこたれずチャレンジしているか?
チャレンジすることを楽しんでいるか?
状況のせいにしていないか?
そんな本質の部分が、ふとした瞬間に垣間見えるなと感じます。
仕事でも人生でも、ついつい出てしまう自分のクセ。
クセがあると分かっていれば、理解して乗り越えることもできます。
仕事も人生も、こうやって1つ1つ乗り越えよう、と改めて思うのでした。