団体の解散宣言 _ 9/22
急な連絡だった。思った以上に、威勢のいい決断に若干の衝撃を受けつつも、もはや過去のこととしてその報告をただ聞くに留めた。しかし、全てこれまで築き上げてきたものが途方もなく遠くに朽ちていくような気がして、焦燥感に駆り立てられた。時間が思い出や感じたことの全てがどんどん消えていくような。団体というものは舵を手放した後にとやかく言うのは後の祭りであると自覚しているが、そうは言いつつ後悔とか悲しさとかそういうものがただ先行して私に覆いかかった。10年を迎える前にこんな状況になってしま