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カルメン・マキとテラヤマ。



「さよならだけが、人生ならば」。
耳にしたことのあるフレーズだと思います。


この歌の歌詞となった寺山修司の詩=「幸福が遠すぎたら」。井伏鱒二の漢詩を受けて書かれたものだそうです。

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

井伏鱒二『サヨナラ』ダケガ人生ダ  -  于武陵「勧酒」の邦訳:
別れを祝祭に変える。井伏鱒二(いぶせ ますじ)の“力”のある言葉/心が強い人は みな、「支える言葉」をもっている  より引用

井伏の邦訳を受けて、ひとつひとつ辿るように紡がれるテラヤマの言葉。その最後に辿り着いたとき、私も思います。

“*さよならだけが  人生ならば

「(さよならだけの)“人生なんか  いりません*”

と。

*太字部分は寺山修司「幸福が遠すぎたら」よりの引用です*

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「さよならだけが人生ならば」をプロンプトに組み入れ、Bingイメージクリエーターにて生成(ヘッダー画像と同時出力)転載禁止をご理解賜りたく。

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春永睦月
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